アメリカンショートヘアー(1歳半)を飼っているのですが、3日ほど前にキジトラ(1ヶ月半)を飼い始めました。子猫は、人のことは怖がっていますが、猫には自分から寄って行ったりします。しかし、子猫がよって行っても猫が怖がり、びっくりして逃げたり猫パンチをしたりひどい時は遠くから狙って飛びつき、押さえつけて喉に噛み付いたりします。その時猫はニャーニャー鳴いています。でも、たまに猫が子猫の体を舐めたりしています。猫が子猫に噛み付いてもほっておいていいのでしょうか？いつもは子猫が鳴くので、すぐ飛んでいってやめさせています。ケージに子猫を入れると出してくれと鳴くし、逆に猫を他の部屋に閉じ込めても、猫と遊びたいのか子猫が鳴きます。トイレは猫も子猫も同じトイレを使っています。補足解答ありがとうございます！今も猫同士、追いかけっこをして遊んでおります。笑 猫が子猫を噛んでるとき、子猫は とても苦しそうな声をあげるのですが痛いってことなんでしょうか？最近はすごく仲がいいように見えます(*´ω｀*)
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猫同士のケンカ：原因と対処法
新しい猫を迎え入れると、既存の猫がストレスを感じ、攻撃的な行動に出ることがあります。これは、縄張り意識や資源の競争、そして新しい猫への恐怖や不安が原因です。 今回のケースでは、1歳半のアメリカンショートヘアーと1ヶ月半のキジトラという年齢差も影響していると考えられます。子猫は遊びたい気持ちで近づくものの、大人の猫はそれを脅威と捉え、攻撃している可能性が高いです。
猫が子猫を噛むのはなぜ？
猫が子猫を噛む行為は、必ずしも「攻撃」だけを意味するわけではありません。
- 警告：子猫の行動が猫にとって不快であることを伝えるための警告サインです。遊びのつもりでも、子猫のじゃれつきが猫にとってストレスになっている可能性があります。
- 防衛：恐怖や不安から、身を守るための防衛行動です。子猫の接近が脅威に感じられる場合、猫は噛みつくことで距離を置こうとします。
- 遊び：猫同士の遊び方の一つとして、軽い噛みつきや追いかけっこが見られます。ただし、子猫が痛がっている場合は、遊びの範囲を超えています。
- しつけ：大人の猫が子猫をしつけるために、軽く噛むことがあります。これは、子猫に社会的なルールを教えるための行動です。
子猫が苦しそうな声をあげているということは、明らかに痛みを感じている証拠です。 猫が子猫を噛むのを放置するのは危険です。特に喉を噛まれると、怪我や感染症のリスクが高まります。
具体的な対処法
- 徐々に慣れさせる：いきなり一緒に遊ばせるのではなく、フェロモン製品（フェリウェイなど）を使用し、匂いを共有させることから始めます。最初は、ケージや別々の部屋で生活させ、徐々に接触時間を増やしていくことが重要です。 視覚的な接触から始め、匂いの共有、そして短い時間での直接接触へと段階的に進めていきます。
- 安全な場所を確保する：猫と子猫それぞれが安全に過ごせる場所（隠れ家）を用意しましょう。猫が落ち着ける場所を確保することで、ストレスを軽減できます。子猫はケージを安全な場所として認識する可能性があります。ケージは常に開放しておき、子猫が自由に出し入れできるようにするのも有効です。
- 遊びの時間を設ける：猫と子猫それぞれに、十分な遊びの時間を与えましょう。猫が満足感を得ることで、ストレスが軽減され、攻撃性が減少する可能性があります。おもちゃを使って、猫と子猫を別々に遊ばせることで、それぞれのペースで遊ぶことができます。
- 環境エンリッチメント：猫にとって刺激的な環境を作ることで、ストレスを軽減することができます。キャットタワー、猫用おもちゃ、爪とぎなど、猫が楽しめるアイテムを豊富に用意しましょう。多様な環境は、猫の好奇心を刺激し、ストレスを軽減する効果があります。
- 食事場所の確保：猫と子猫が同時に食事をしないように、食事場所を離しましょう。資源の競争は、猫同士の争いの原因となります。
- 専門家の相談：状況が改善しない場合は、獣医や動物行動学者に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、適切な解決策を見つけることができます。
インテリアと多頭飼いの猫
猫同士の仲が悪くなると、家具やインテリアが被害を受ける可能性があります。そのため、猫が安全に過ごせる、そして家具を守るための工夫も必要です。
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猫が安全に過ごせるインテリア
- 猫用タワー：複数の猫が同時に使用できる高さのあるキャットタワーを設置しましょう。これは、猫が安全に休息したり、お互いの距離を保ったりするのに役立ちます。
- 隠れ家：猫が落ち着いて過ごせる隠れ家を用意しましょう。ダンボール箱や猫用ベッドなどが有効です。複数の隠れ家を用意することで、猫同士の接触を避けられます。
- 爪とぎ：猫が爪とぎをする場所を確保することで、家具へのダメージを減らすことができます。複数の爪とぎを用意し、猫が自由に使えるようにしましょう。
家具を守るための工夫
- 猫避けスプレー：猫が近づいてほしくない場所には、猫避けスプレーを使用しましょう。ただし、猫がストレスを感じないように、適切な場所にのみ使用することが重要です。
- カバー：ソファや椅子などにカバーをかけることで、猫による傷つきを防ぐことができます。
- 素材選び：猫が引っ掻いても傷つきにくい素材の家具を選ぶことも重要です。
まとめ
猫同士のケンカは、適切な対応をすることで改善できます。焦らず、段階的に猫同士を慣れさせていくことが重要です。 そして、猫が安全に過ごせる環境を整えることで、インテリアを守りながら、多頭飼いの生活を楽しむことができます。 もし、改善が見られない場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。
