多頭飼いの猫のストレス軽減と仲良しへの道:威嚇する猫と新入り猫の共存方法

二匹目の猫を迎え入れたのですが、先住の猫が威嚇して困っています。どう対応したらいいのか教えてください・・・先に買っていたのはアメリカンショートヘアーで平成24年8月生まれ。平成25年の3月に、12月生まれのスコティッシュフォールドを買いました。どちらもメス猫です。初めて顔を合わせてからまだ一週間くらいなのですが、最初の顔合わせから「シャー!怒」と言って威嚇しています。二匹目の子猫は少しビックリした感じでしたが、そのあとは我が道を行く感じで動じていません。今はどちらの猫もほとんどケージに入れて、お互いの顔が見えるようにして、出すときは片方ずつにしています。でも、子猫が少しでも近づくものなら、「シャー!」「フー!」といってすごい顔をします。唸り声もあげます。逆に先住猫を出している時は、子猫の近くにいって威嚇して唸っています。ペットショップの人には、子猫が家の匂いになれば、大丈夫になるよ。と言っていましたが、想像以上の威嚇だったので不安になっています。いずれは同じケージで飼いたいと思っているのですが、夢は叶うでしょうか・・・・仲良く寄り添う日はくるのでしょうか・・・・・先住猫がもう少し大きくなってから買うべきだったかと後悔しています・・・・どちらもかわいいので、仲良く暮らしたいと思っています。よいアドバイスをお願いします・・・補足一緒に出す時間を少しずつ設けてみました。最初は先住猫が威嚇して追いかけたりしていたのですが、だんだん子猫が向かっていくようになり、先住猫が少し怯える感じになりました。相変わらず威嚇は治まりませんが、少し ずつ一緒に出す時間を増やそうと思っています。先住猫のストレスを心配しています。ご飯は変わらず食べているので、いっぱいいっぱい可愛がってあげようと思ってます。温かいアドバイスありがとうございました!

猫同士の縄張り争いとストレス:威嚇行動の原因

猫同士のトラブル、特に多頭飼いの場合、縄張り意識によるストレスが大きな原因です。先住猫は自分のテリトリーに新しい猫が侵入してきたと感じ、威嚇行動でそれを排除しようとしています。 今回のケースでは、年齢差も影響している可能性があります。先住猫はすでに成猫で、自分の生活リズムが確立されています。そこに子猫が加わることで、そのリズムが崩れ、ストレスを感じていると考えられます。子猫の方も、新しい環境に戸惑い、先住猫の威嚇に怯えているかもしれません。 また、ケージに入れて顔を合わせる方法は、お互いの緊張を高める可能性があります。直接対面させることで、威嚇行動を助長してしまうケースも少なくありません。

猫の多頭飼育成功へのステップ:段階的な環境構築とコミュニケーション

猫同士が仲良くなるには、時間と根気、そして適切な環境づくりが不可欠です。焦らず、段階的に進めていくことが重要です。

ステップ1:フェロモン製品の活用

猫のストレス軽減には、フェロモン製品が有効です。フェリウェイなどの合成フェロモン製品は、猫を落ち着かせ、安心感を高める効果があります。 ディフューザータイプスプレータイプがあり、状況に合わせて使い分けましょう。ディフューザーは部屋全体に効果があり、スプレーは特定の場所に使用できます。特に、猫が落ち着いて過ごせる場所(寝床など)にスプレーすると効果的です。

ステップ2:匂いの共有

ペットショップのアドバイス通り、匂いを共有させることは重要です。しかし、直接接触させるのではなく、布製品などを介して匂いを交換させましょう。例えば、先住猫が使用したタオルやベッドなどを子猫の近くに置き、逆に子猫の匂いのついたものを先住猫の近くに置くことで、お互いの匂いに慣れてもらいます。

ステップ3:別々の空間での生活

最初は、完全に別々の部屋で生活させるのが理想的です。お互いの匂いに慣れた後、徐々に接触時間を増やしていきます。ケージから出す際は、必ず別々の部屋で、十分な距離を保ちながら行いましょう。

ステップ4:視覚的な接触

完全に隔離するのではなく、お互いの姿が見える距離で過ごす時間を設けることは重要です。ただし、追いかけっこや威嚇が起きやすい状況は避けましょう。例えば、高い位置に猫用ベッドを設置し、お互いが安全な距離で観察できるようにするのも効果的です。

ステップ5:少しずつ接触時間を増やす

お互いの匂いに慣れ、視覚的な接触にも慣れてきたら、少しずつ接触時間を増やしていきます。最初は数分間だけ、安全な場所で、飼い主が常に監視しながら行います。 もし威嚇行動が見られた場合は、すぐに接触を止め、別々の空間に戻しましょう。

ステップ6:遊びを通して仲良くなる

猫同士の遊びは、コミュニケーションを促進するのに役立ちます。猫じゃらしやボールなどの玩具を使って、一緒に遊ぶ時間を設けましょう。 ただし、遊びが喧嘩に発展しないよう、注意深く見守り、必要に応じて介入します。

ステップ7:食事場所の確保

猫は食事の場所にも縄張り意識を持っています。それぞれの猫に十分な数の餌場と水飲み場を用意し、お互いが食事中に邪魔されないように配慮しましょう。

ステップ8:専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を見つけることができます。

先住猫のストレス軽減

先住猫のストレス軽減は、多頭飼育の成功に不可欠です。先住猫が安心して過ごせる環境づくりを心がけましょう。

* 隠れ家を作る:猫が安心して休める隠れ家を用意しましょう。猫用ベッドやダンボールハウスなどがおすすめです。
* 好きな場所を確保する:猫が好きな場所を確保し、子猫が近づけないように配慮しましょう。
* 十分な愛情を与える:先住猫にも十分な愛情を与え、安心感を与えましょう。

まとめ

多頭飼いは、猫同士の性格や相性、飼い主の努力によって成功するかどうかが決まります。焦らず、時間をかけて、猫たちのペースに合わせて環境を整え、コミュニケーションを図ることが重要です。 今回のケースのように、最初は威嚇行動が見られることもありますが、適切な対応を続けることで、いずれは仲良くなれる可能性が高いです。 諦めずに、根気強く取り組んでいきましょう。

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