多頭飼いの猫のストレスと健康管理:先住猫と子猫の円満な関係構築への道

猫の多頭飼いについて質問です。先日、新しく子猫を飼い始めましたが、うちに来た時から先住猫に威嚇をし、先住猫は威嚇をされたら威嚇し返して自分からは威嚇せず近付きません、もうすぐ1週間になりますが先住猫は3日オシッコもウンチもしなくなり3日目に子猫のトイレでオシッコとウンチをしました、その時ウンチはコロコロでした、今日はまた2日ぶりにウンチをしたんですが下痢でした、そしてさっきまでずっと寝てたんですが起きてきたので見たら左目の目頭の瞬膜がすごく出てきていて瞳が目尻に寄っていて瞼が腫れていました、最初病気かとびっくりしたんですが、調べたらストレスなどでもなるみたいで、一応明日病院に連れて行くつもりですが心配で…。子猫も先住猫もワクチンも打ってますし健康診断結果も良好で先住猫共々健康そのものなので、やはりストレスでしょうか?その先住猫は、さらに先住の猫がいた時に飼いはじめたんですが3日もしないうちに仲良くなり一緒に寝ていましたので他の猫を知らないわけではないです、子猫も私たち家族にはすぐ慣れて性格の良い子です、猫たちは必要以上は近付かずたまに近くになると子猫が一度シャーッ!と言うくらいです。昨日くらいからはそれもマシになってきてはいて、あと1週間くらいでお互いの存在には慣れそうなんですが…。先住猫がおやつ以外の餌をあまり食べず、水をほとんど飲まずオシッコもウンチもあまりせずって事が心配で、冷房つけてますが子猫を避けて暑い部屋で寝ていたり脱水も心配です、とりあえず水を飲ませる方法はありませんか?あと、先住猫、先住猫を威嚇する子猫の心情が大体でも経験などで分かる方がいれば宜しくお願いします。全てにおいて先住猫を優先しています。長文、乱文失礼しました。

多頭飼いのストレスと先住猫の異変

ご心配ですね。先住猫の食欲不振、排泄異常、そして目の腫れは、子猫の導入によるストレスが大きな原因と考えられます。ワクチン接種済みで健康診断も良好とのことですが、猫はストレスに非常に敏感な動物です。環境の変化や新しい家族の加入は、大きなストレスとなり、様々な身体的症状に現れることがあります。特に、3日間の排泄停止は深刻な脱水症状につながる可能性があり、すぐに獣医への受診が重要です。

先住猫の症状:ストレスの可能性が高い

* 食欲不振:おやつ以外の餌を食べないのは、ストレスによる食欲不振が考えられます。
* 飲水量の減少:脱水症状につながるため、非常に危険なサインです。
* 排泄異常:便秘(コロコロのウンチ)、下痢は、ストレスによる腸内環境の乱れを示唆しています。
* 目の腫れ、瞬膜の突出:ストレスによって免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなったり、眼球の炎症を引き起こす可能性があります。

子猫の行動:縄張り意識と不安

子猫が先住猫を威嚇する行動は、新しい環境への不安や、縄張り意識の表れと考えられます。子猫は、まだ社会性を完全に身につけていない可能性があり、先住猫への威嚇は、自分の居場所を確保しようとする本能的な行動です。しかし、先住猫がストレスで体調を崩している状況では、子猫の行動も問題視する必要があります。

先住猫への具体的なケアとストレス軽減策

先住猫のストレスを軽減し、健康状態を改善するために、以下の対策を講じましょう。

1. 獣医への受診

これは最優先事項です。 先住猫の目の腫れ、食欲不振、排泄異常は、ストレス以外にも病気が隠れている可能性があります。速やかに獣医に診てもらい、適切な診断と治療を受けてください。脱水症状の有無も確認してもらいましょう。

2. 静かな隠れ場所の確保

先住猫が子猫から逃れ、安心して休める静かな隠れ場所を複数用意しましょう。猫用ベッド、キャットタワー、ダンボールハウスなど、様々なタイプの隠れ家を用意し、それぞれに快適な寝床を用意することで、落ち着ける場所を提供できます。子猫が近づけない高い場所や、暗い場所なども有効です。

3. フェロモン製品の活用

フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。スプレータイプやディフューザータイプがあり、猫が落ち着いて過ごせる環境づくりに役立ちます。

4. 水分補給の工夫

水を飲まない猫には、以下の方法を試してみましょう。

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  • 新鮮な水を用意する:毎日水を交換し、清潔な水を常に提供しましょう。陶器製のボウルや、流水式の給水器を使うと、猫が水を飲みやすくなります。
  • 異なるタイプの給水器を試す:猫によって好みが異なるため、複数の給水器を用意し、猫が気に入るものを見つけることが重要です。噴水タイプの給水器は、猫が好む場合が多いです。
  • 少量ずつ、こまめに与える:シリンジを使って少量の水を口に含ませる方法もあります。無理強いせず、猫が嫌がらないように優しく行いましょう。
  • スープやウェットフードで水分補給:水分を多く含むウェットフードや、猫用のスープを与えると、水分摂取量を増やすことができます。

5. 栄養バランスの良い食事

食欲不振の先住猫には、嗜好性の高いウェットフードや、少量でも栄養価の高いフードを選びましょう。獣医に相談して、適切な食事療法を検討することも重要です。

6. 徐々に距離を縮める

子猫と先住猫の距離をいきなり縮めるのではなく、徐々に慣れさせていきましょう。最初は、それぞれのケージを離れた場所に設置し、徐々に距離を縮めていきます。匂いを嗅ぎ合わせるために、それぞれのタオルを交換するのも有効です。

7. 環境エンリッチメント

猫が退屈しないように、様々な遊び道具や、登ったり隠れたりする場所を用意しましょう。猫の好奇心を刺激し、ストレスを軽減する効果があります。

8. 落ち着いた環境を作る

騒音や急激な環境変化は、猫にストレスを与えます。できるだけ静かで落ち着いた環境を保ち、猫が安心して過ごせるように配慮しましょう。

専門家の意見:獣医のアドバイス

獣医は、先住猫の症状を診察し、適切な診断と治療を行います。ストレスによる症状であれば、鎮静剤や抗不安薬を処方する場合もあります。また、脱水症状の有無や、他の病気の可能性についても確認する必要があります。獣医の指示に従い、適切なケアを行うことが重要です。

子猫の心情:不安と縄張り意識

子猫は新しい環境に不安を感じている可能性が高いです。また、先住猫に対して、縄張り意識を示している可能性もあります。子猫の威嚇は、先住猫への攻撃ではなく、自分の居場所を確保するための行動であることが多いです。

まとめ:時間と愛情を注ぎ、ゆっくりと関係を築きましょう

多頭飼いは、猫同士の性格や相性、飼い主の努力によって成功するかどうかが決まります。猫同士の関係構築には時間がかかります。焦らず、先住猫を優先し、ゆっくりと時間をかけて、お互いの存在に慣れていくようにサポートしましょう。愛情と忍耐を持って接することで、いずれは仲良くなれる可能性が高いです。

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