多頭飼いの猫のエサ問題解決!先住猫と新入り猫の食事トラブル解消ガイド

猫を多頭飼いしてる方に質問です。えさの事で聞きたいことがあります。最近新しく1歳の雌猫を友達からもらいました。その子はえさをあげると一気にすべて平らげて、先住猫のエサまで食べてしまいます。ちなみにカリカリを主にあげて時々ウェットを与えています。先住猫はちょっと太り気味みたいなので、それと先住猫はだいぶグルメで決まったエサしか食べず、その決まったエサまでも飽きたのか食べてくれないときがあり、新しくきた子に食べられてしまいます。ちなみに新しくきた子は細身です。ウェットなら2匹で1袋のやつをわけてるので残すことはないですが…ただゲージに入れるのも可哀想ですし、ここは仕方ないと思うしかないですか?補足:部屋は分けてご飯あげてます。ただ先住猫はちょいちょい残したり、気に入らないと食べなかったりで、実家にも猫が4匹いて、みんな1匹が食べなかったら他の子が食べたりしてます。

多頭飼いの猫のエサ問題:解決策を探る

多頭飼いの猫にとって、食事は縄張り意識やストレスに直結するデリケートな問題です。先住猫のエサを新入り猫が食べてしまう、先住猫がグルメで偏食気味、という状況は、多くの多頭飼い家庭で起こる一般的な悩みです。ゲージに入れるのは確かに可哀想ですが、解決策は必ずあります。この記事では、具体的な解決策と、猫の健康と幸せを両立させるためのアドバイスをご紹介します。

問題点の整理:先住猫と新入り猫の食事に関する課題

まず、問題点を整理しましょう。

  • 新入り猫:食欲旺盛で、与えられたエサをすぐに完食し、先住猫のエサまで食べてしまう。
  • 先住猫:グルメで偏食気味。気に入らないと食べ残し、太り気味。
  • エサの種類:カリカリとウェットを併用。
  • 食事場所:部屋は分けて食事を与えている。

これらの問題点から、以下の3つの課題が見えてきます。

  • 新入り猫の食欲コントロール:新入り猫の旺盛な食欲をコントロールし、先住猫のエサを食べないようにする。
  • 先住猫の食いつき改善:先住猫が喜んで食べるエサを見つける、または食いつきを良くする工夫をする。
  • 食事環境の改善:猫たちが安心して食事ができる環境を整える。

具体的な解決策:猫たちの幸せな食卓を実現するために

これらの課題に対して、具体的な解決策を提案します。

1. 新入り猫の食欲コントロール

  • 少量ずつ、複数回に分けて給餌する:一度に大量のエサを与えるのではなく、少量ずつ、複数回に分けて与えることで、新入り猫の食欲をコントロールできます。例えば、1日の給餌量を3回に分けて与えるなど。
  • 食事ボウルを変える:新入り猫専用の食事ボウルを用意し、先住猫とは別の場所に置くことで、エサの奪い合いを防ぎます。材質や形状で食いつきが変わる場合もあるので、いくつか試してみるのも良いでしょう。
  • フードパズルを使う:フードパズルを使うことで、新入り猫がエサを得るために少し時間をかけるようになり、一気に食べてしまうのを防ぎます。これにより、満足感も得やすくなります。
  • 猫用食器台を使用する:猫が食べやすい高さに調整できる食器台を使うことで、食事中の姿勢が改善され、食べこぼしや早食いも軽減できます。

2. 先住猫の食いつき改善

  • エサの種類を見直す:先住猫が好むエサを探してみましょう。様々なブランドや種類のエサを試して、食いつきの良いものを探すことが重要です。獣医さんに相談して、太り気味であることを考慮した適切なエサを選ぶのも良いでしょう。
  • トッピングを試す:いつものエサに、少量のウェットフードや猫用おやつをトッピングすることで、食いつきが良くなる場合があります。ただし、カロリーに注意しましょう。
  • 温めて与える:カリカリフードを少し温めて与えることで、香りが立ち、食いつきが良くなることがあります。
  • 食事の時間を変える:食事の時間を変えることで、先住猫の食欲が変わる可能性があります。朝と夜の2回に分けて与えるなど、試行錯誤してみましょう。

3. 食事環境の改善

  • 食事場所の確保:それぞれの猫が落ち着いて食事ができる、静かで安全な場所を確保しましょう。猫同士が干渉しないように、十分な距離を保つことが大切です。可能であれば、別々の部屋で食事を与えても良いでしょう。
  • 複数個の食器を用意する:猫の数だけ食器を用意し、それぞれが自分の食器で食事ができるようにしましょう。これにより、エサの奪い合いを防ぐことができます。
  • ストレス軽減:猫がストレスを感じていると、食欲不振や偏食につながることがあります。猫がリラックスできる環境を整え、ストレスを軽減する工夫をしましょう。例えば、猫が安全に過ごせる隠れ家を作ったり、おもちゃで遊んであげたりするなど。

専門家の視点:獣医さんへの相談

先住猫の肥満や、新入り猫の栄養状態、食餌に関する具体的なアドバイスは獣医さんに相談するのが一番です。獣医さんは猫の健康状態を把握し、適切な食事療法やエサの選び方をアドバイスしてくれます。特に、先住猫の肥満については、健康上の問題につながる可能性があるので、早めの相談が重要です。

実践例:我が家の多頭飼い猫の食事改善

私の家では、2匹の猫がいますが、最初はエサの奪い合いが激しかったです。そこで、上記の方法を参考に、以下のように改善しました。

  • 新入り猫には、フードパズルと少量ずつ複数回給餌。
  • 先住猫には、嗜好性の高いウェットフードを少量トッピング。
  • 食事場所は、それぞれが落ち着ける場所に、十分な距離を保って設置。

これらの改善策によって、エサの奪い合いはほぼ解消され、猫たちは落ち着いて食事できるようになりました。

まとめ:猫たちの幸せな食卓のために

多頭飼いの猫のエサ問題は、根気と工夫が必要です。今回紹介した方法を参考に、猫たちの性格や状況に合わせて、試行錯誤しながら最適な解決策を見つけていきましょう。そして、何よりも大切なのは、猫たちが安心して食事ができる環境を整え、健康と幸せを第一に考えることです。 獣医さんのアドバイスを参考に、猫たちに合った方法を見つけることが、より良い多頭飼い生活を送るための鍵となります。

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