多頭飼いの猫とインテリア:2歳猫と2ヶ月猫の同居とトイレ問題、食事量減少への対処法

2歳(♂)の猫が居ます。2日前に2ヶ月(♀)の猫がやってきました。いきなりリビングに新しい猫を開封してしまいました。すると2歳の猫が部屋からあまり出なくなりました。2日経つと段々慣れてきたのか2歳の猫がリビングに来るように。リビングに水とエサとトイレを一個ずつ置いてます。すると2歳の猫がトイレに行くとシャーと言って気付いたらトイレじゃない場所で おしっこしてました。やはり、エサとかトイレは二つセットして二ヶ月の猫と2歳の猫は別々が良いんですかね??2歳の猫はエサも前よりか食べる量は断然に減っています。

多頭飼いのストレスと猫の行動変化

新しい猫が来たことで、2歳の猫がストレスを感じているのは明らかです。部屋に閉じこもったり、トイレ以外でおしっこをする、食事量が減るといった行動は、全てストレスのサインです。いきなりリビングに新しい猫を導入したことが、このストレスを大きく招いた可能性が高いです。猫は縄張り意識が強く、特にトイレや食事場所は自分のテリトリーとして認識しています。新しい猫の出現により、自分の安全な場所が奪われたと感じることで、このような行動に繋がります。

トイレ問題と食事量減少への具体的な解決策

トイレと食事場所の分離が重要です。 2歳の猫と2ヶ月の猫にとって、それぞれが安心して使える場所を確保することが最優先です。

1. トイレの設置場所と数の見直し

  • トイレを最低2つ設置する:それぞれの猫が自分のトイレとして使えるように、離れた場所に2つのトイレを設置しましょう。可能であれば、さらに追加することも検討しましょう。猫の数+1個のトイレを用意するのが理想的です。それぞれの猫が好むトイレの種類(オープンタイプ、カバー付きなど)も考慮すると良いでしょう。
  • 静かで落ち着ける場所を選ぶ:トイレは、猫が落ち着いて排泄できる静かな場所に設置しましょう。騒音や人の通りが少ない場所がおすすめです。また、トイレの近くに餌や水場を置かないように注意してください。
  • トイレ砂の種類を変える:現在のトイレ砂が気に入っていない可能性もあります。砂の種類を変えて、猫が快適に排泄できるか試してみましょう。シリカゲル、鉱物砂、紙砂など、様々な種類があるので、猫の好みや部屋の状況に合わせて選んでください。
  • トイレを清潔に保つ:毎日トイレを掃除し、清潔な状態を保つことが重要です。猫は清潔なトイレを好みます。汚れたトイレはストレスの原因となります。

2. 食事場所の確保

  • 餌場を離して設置する:猫同士の喧嘩を防ぎ、それぞれの猫が落ち着いて食事ができるように、餌場は離れた場所に設置しましょう。高い場所に設置するのも有効です。猫は高い場所を好むため、安全で落ち着ける場所として認識します。
  • フードボウルを変える:フードボウルが気に入っていない可能性もあります。素材や形状を変えて、猫が食べやすいものを選んでみましょう。
  • 食事時間をずらす:食事時間をずらすことで、猫同士の競争を減らし、ストレスを軽減できます。

3. 環境の工夫とストレス軽減

  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどの猫用フェロモン製品を使用することで、猫のストレスを軽減することができます。スプレータイプやディフューザータイプなどがあります。
  • 隠れ家の設置:猫が落ち着いて休める隠れ家を用意しましょう。キャットタワー、猫ハウス、段ボール箱など、猫が気に入る隠れ家を用意することで、安全な場所を提供できます。隠れ家は、複数の設置場所を検討すると効果的です。
  • ゆっくりと時間をかける:猫同士が仲良くなるには時間がかかります。無理強いせず、猫たちのペースに合わせてゆっくりと時間をかけてください。
  • 遊びの時間を作る:猫が一緒に遊ぶことで、猫同士のコミュニケーションを促進し、関係性を改善することができます。猫が楽しめるおもちゃを用意しましょう。

インテリアとの調和

猫が快適に過ごせる空間を作ることは、インテリアにも影響します。

猫のためのインテリア選び

  • 猫が登れる家具:キャットタワーや猫用ステップなどを設置することで、猫が自由に動き回れる空間を作ることができます。デザイン性の高いキャットタワーも数多く販売されているので、インテリアに合わせたものを選びましょう。
  • 猫が傷つけにくい素材:猫が爪を研いだり、引っ掻いたりしても傷つきにくい素材の家具を選ぶことが重要です。例えば、猫が好む素材である麻素材の家具や、猫が傷つけにくい合成皮革の家具などがおすすめです。また、猫が登ったり、寝たりできる場所を確保するために、ソファやベッドの素材にも注意しましょう。
  • 猫が隠れることができるスペース:猫が落ち着いて休める隠れ家となるスペースを確保しましょう。猫ハウスや段ボール箱などを利用するのも良いでしょう。インテリアの一部として、おしゃれな猫ハウスを選ぶこともできます。

ベージュのインテリアは、猫の毛が目立ちにくく、落ち着いた雰囲気を演出するため、多頭飼いの猫と暮らす家庭にもおすすめです。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、多頭飼いの猫のストレス軽減には、個々の猫のニーズを満たす環境づくりが不可欠です。それぞれの猫が安全で快適に過ごせる空間を確保し、ゆっくりと時間をかけて猫同士が慣れ合うようにサポートすることが重要です。必要に応じて獣医への相談も検討しましょう。

まとめ

新しい猫を迎え入れる際には、既存の猫への配慮が非常に重要です。トイレや餌場を複数用意し、隠れ家などを設置することで、ストレスを軽減し、猫たちが快適に暮らせる環境を作ることができます。インテリアにも配慮することで、より猫と人が幸せに暮らせる空間を演出しましょう。

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