多頭飼いの猫ちゃんたちへの新しい仲間の迎え入れ方|ストレス軽減と安全な環境づくり

こんにちは、お久しぶりです。今回わけあって、白血病キャリアのおんなのこを飼うことになりました。ご存じの通り先住にリンパ腫16歳の子と健康な5歳の子がいます。どちらも去勢済雄です。白血病の子はかわいそうですが、大きなケージで飼いますが、会わせ方について質問させて下さい。リンパ腫の子は神経質でおとなしい本当に善良な性格、もう1匹子はものすごくアクティブです。16歳の子を傷つけず馴染んでもらう方法はあるでしょうか。私の部屋に置く予定ですが、問題はここは2匹の憩いの場でもあるのです。そこにある日突然大きなケージが置かれ新しい子が入っていることになるので、ストレスがかかりそうです。しばらくは一切会わせず→その後先住猫を高い位置からだっこして会わせるなどなどいい方法があれば教えて下さい。ケージにはカバーを付けて、最初の数日間はよく見えない状態から始めようと思います。朝晩は出してあげようと思いますが、2匹がいる時はケージに入れておくことになります。よろしくお願いします。補足有り難うございます。白血病の唾液やグルーミング感染私の悩みのタネでした。でも見捨てるにはかわいそうだったので、調べまくり、3段ケージの周りを最初カバーで覆い、慣れてきたら1段目あたりの周りはサークルネット(ケージの天井を覆うものネット状のもの)を4面に付けようと思っています。幸いリンパ腫の子はケージを登る子ではないのでもう1匹はワクチンをしているのでこれでかなり安心出来るのではないかと思っています

新しい猫ちゃんを迎える準備:ケージ選びと環境整備

新しい猫ちゃんを迎えるにあたり、まずは安全で快適な環境を作る事が大切です。特に、白血病キャリアの猫ちゃんの場合、ストレスを最小限に抑える配慮が必要です。

ケージの選び方

3段ケージを選ばれたとのこと、素晴らしいですね!高さがあることで、猫ちゃんたちは上下運動でストレス発散できます。ただし、ケージのサイズが大きすぎると、逆に不安感を抱かせる可能性もあります。猫ちゃんが自由に動き回れる広さ、そして落ち着いて休めるスペースを確保できるサイズを選ぶことが重要です。

ケージの素材は、通気性が良く、清掃しやすいものを選びましょう。プラスチック製や金属製のケージが一般的ですが、猫ちゃんの性格や好みに合わせて選ぶのがベストです。

ケージの設置場所

ケージは、先住猫たちの生活空間を尊重し、落ち着いて過ごせる場所に設置しましょう。 いきなり部屋の中心に置くのではなく、最初は壁際に置くなど、猫たちが警戒しにくい場所に設置することをおすすめします。

環境エンリッチメント

猫ちゃんのストレス軽減には、環境エンリッチメントが効果的です。ケージの中に、猫ちゃんが遊べるおもちゃや爪とぎ、隠れ家となるハウスなどを設置しましょう。これにより、猫ちゃんはケージの中でも快適に過ごせます。 おもちゃは、猫じゃらしやボール、羽根つきの棒など、様々な種類を用意して、飽きさせないように工夫しましょう。

先住猫との慎重な出会い:段階的な慣れ合い

先住猫、特に16歳という高齢でリンパ腫を患っている猫への配慮は、何よりも重要です。急な変化は大きなストレスとなるため、段階的に新しい猫ちゃんとの距離を縮めていく必要があります。

フェロモン製品の活用

フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫のストレスを軽減するのに役立ちます。ケージの近くに噴霧することで、新しい猫ちゃんの匂いに先住猫が慣れていくのを助けることができます。

視覚的な遮断と音の配慮

最初の数日間は、ケージ全体をカバーで覆うのは良い方法です。新しい猫ちゃんの存在を視覚的に遮断することで、先住猫の警戒心を和らげることができます。ただし、完全に暗くするのではなく、少し光が差し込むように工夫しましょう。

また、新しい猫ちゃんの鳴き声などが先住猫にストレスを与える可能性があります。ケージの場所や配置を工夫し、音の伝わりにくい場所に設置することも重要です。

匂いの交換

新しい猫ちゃんと先住猫のタオルや布などを交換し、お互いの匂いを少しずつ慣れさせる方法もあります。これは、直接的な接触よりも安全な方法です。

間接的な接触

数日後、カバーの一部を取り除いたり、サークルネットに変更するなどして、少しずつ視覚的な接触を増やしていきましょう。 この段階では、まだ直接の接触は避け、お互いの様子を遠目で観察させることが重要です。

段階的な面会:慎重なアプローチ

新しい猫ちゃんと先住猫を直接会わせる際は、慎重なアプローチが必要です。

安全な空間の確保

面会させる際には、必ず安全な空間を確保しましょう。 広い部屋で自由に動き回れるようにするのではなく、最初は狭い部屋で、先住猫が逃げられる場所を用意しておきましょう。

高い位置からの面会

先住猫を抱っこして、高い位置から新しい猫ちゃんを見せる方法も有効です。 先住猫が上から新しい猫ちゃんを見下ろすことで、支配的な立場を維持でき、安心感を抱きやすくなります。

短い時間からの開始

最初は、ほんの数分間だけ面会させ、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていきましょう。 猫たちの反応を注意深く観察し、ストレスサイン(耳を後ろに倒す、尻尾を膨らませる、威嚇するなど)が見られた場合は、すぐに面会を中止しましょう。

専門家のアドバイス

どうしても不安な場合は、動物病院の獣医師や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より安全に、そしてスムーズに新しい猫ちゃんを迎え入れることができます。

白血病ウイルスへの対策

白血病ウイルスは、唾液やグルーミングを通して感染する可能性があります。そのため、新しい猫ちゃんとの接触には、細心の注意が必要です。

徹底的な衛生管理

新しい猫ちゃんのケージやトイレ、食器などは、他の猫のものとは別に使用し、こまめに消毒しましょう。 また、手洗いも徹底することが大切です。

ワクチン接種

先住猫に白血病ワクチンを接種しているとのこと、安心ですね。 しかし、白血病ウイルスはワクチンだけでは完全に予防できるわけではありません。 衛生管理を徹底し、感染リスクを最小限に抑えることが重要です。

定期的な健康チェック

新しい猫ちゃんだけでなく、先住猫も定期的に動物病院で健康チェックを受けましょう。 早期発見・早期治療が、猫たちの健康を守る上で非常に重要です。

まとめ:愛情と忍耐を持って

多頭飼いは、猫たちにとっても飼い主にとっても、喜びと苦労が伴います。新しい猫ちゃんを迎え入れる際には、先住猫への配慮を第一に考え、時間をかけてゆっくりと慣れさせていくことが大切です。 愛情と忍耐を持って、猫たちが幸せに暮らせる環境づくりを目指しましょう。

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