多頭飼いの猫たちの関係構築:多頭飼育におけるストレス軽減と環境整備

長文失礼します。キジトラ(先住猫一歳メス避妊済み) 性格:アクティブ、ちょっとツン。ブルータビー(先住猫一歳メス避妊済み) 性格:甘えん坊。新入り(三毛の白は半分ぐらい。一歳ぐらいのメス) 性格:個性的な動きに性格。人間大好きでベタベタする。ちなみに慢性の風邪の症状(移らない)。野良出。新入りの猫ちゃんのお腹の虫もいなくなって、本格的に上下関係つけようと、リビング近くに柵を作り、新入りちゃんを囲い、布を掛け、ってやってるんですが…実は、虫駆除をしているときに別室に柵を作って飼育していたときにも何度か先住猫ちゃん二匹を入れてたんです。一緒に暮らして、何日か経ってからでしたが…。そして一ヶ月半後ぐらいに、数時間だけ柵から出して、リビングに新入りちゃんをそろそろと登場させたり…。そこでなんですが先住猫の一匹(以下キジトラ)は、一方的にシャーッって言ったり、顔見上げたら偶然新入りが居たってことで猫パンチ、そのぐらいなんで全然いいのですが(いや、良くは無いのですが何年か越しで気長に。)。問題はもう一匹(以下ブルータビー)で、付いて回るんです。寝るときは母親のところで新入りを寝かしているのですが扉を閉めたら、とにかくさみしそうな声で鳴く。(ちなみに先住猫たちのおかんは私なので私の部屋に新入りは入れたことありません。)のわりに、新入りの近くに行ったら可愛い声出しながら尻尾だけがたぬき。その目の前で新入りは唸っている。新入りは、キジトラには唸らないんですが、新入りはとにかくお尻周りを触られるのが嫌いで、ブルータビーが初めて近寄った時にお尻の周りを伺ったんです。そして軽く、ガブ。それからブルータビーが嫌いになったみたいです。そして始まる、謎のよくわからない、喧嘩…?ブルータビーは後ろから勢いよく被さるだけ。で、新入りはブルータビーが嫌いだからにゃー!!!!!柵をリビング近くに設置した今日も、掛けている布をブルータビーが一生懸命取ろう取ろうとしてる中、(まるで出してやるよ!待ってて!って感じで。)新入りは唸る。寝室に連れて上がる時に鉢合わせてよくわからない喧嘩。(あまり持ち上げるのは良くないので出来るだけ避けてます。)というわけで、少し猫に慣れている方に助言を頂きたいです。あれは、喧嘩…なのか?と、新入りが嫌っているのは致命的なのか、ということなどをお聞きしたいです。あと改善点あれば…。よろしくお願い致します。

多頭飼育における猫同士のトラブルと解決策

ご質問にある状況は、多頭飼育におけるよくある問題です。新入り猫と先住猫の間に、ストレスや不安からくる行動が見られます。 「シャーッ」という威嚇や猫パンチは、キジトラが新入り猫への警戒を示している証拠です。しかし、それが一時的なものであれば、それほど深刻ではありません。問題は、ブルータビーが新入り猫に執着し、一方的に近づいたり、新入り猫がそれを嫌がっている点です。これは、ブルータビーが新入り猫との適切な距離感をとれていない、あるいは新入り猫がブルータビーを脅威と感じている可能性を示唆しています。 「喧嘩」と呼べるかどうかは微妙ですが、明らかに新入り猫はブルータビーの接近を嫌がっています。これは、ブルータビーの行動が新入り猫にとってストレスになっていることを意味します。

新入り猫がブルータビーを嫌う理由

新入り猫がブルータビーを嫌う一番の理由は、お尻を触られたことによる嫌な経験です。猫はお尻を触られることを嫌がる個体が多く、特に警戒心の強い猫や野良出身の猫では、それが強いストレスになります。一度嫌な経験をすると、その猫に対して警戒心が強まり、攻撃的な反応を示すこともあります。

ブルータビーの行動の解釈

ブルータビーが新入り猫に執着し、近づこうとする行動は、必ずしも攻撃的なものではありません。甘えん坊な性格から、新入り猫と仲良くなりたい、遊びたいという気持ちの表れかもしれません。しかし、そのアプローチの仕方が新入り猫にとってストレスになっているのです。

改善策:環境とコミュニケーションの工夫

現状の柵による隔離は、ある程度有効ですが、完全に分離するのではなく、徐々に距離を縮めていくことが重要です。以下の改善策を試してみてください。

1. フェロモン製品の活用

猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用することで、猫たちの安心感を高め、ストレスを軽減できます。スプレータイプやディフューザータイプがあり、状況に応じて使い分けられます。

2. 複数個の餌場とトイレの設置

猫同士の資源争いを防ぐため、餌場とトイレを複数個設置しましょう。それぞれが自分のスペースを確保できることで、ストレスが軽減されます。特に、新入り猫は自分の安全な場所を確保することが重要です。

3. 遊びの提供

猫同士の交流を促すには、猫が楽しめるおもちゃや遊びを提供することが有効です。狩猟本能を刺激するおもちゃを使うことで、猫たちの活発性を高め、ストレス発散にも繋がります。おもちゃを使った遊びを通して、猫同士のポジティブな相互作用を促すことができます。

4. 徐々に距離を縮める

柵を取り除く前に、新入り猫と先住猫が互いに見える距離で、数時間だけ一緒に過ごさせてみましょう。最初は、安全な場所(高い場所など)に新入り猫を置いて、先住猫が近づいてもすぐに逃げられるようにします。徐々に時間を長くし、距離を近づけていきます。

5. 嗅覚の共有

猫同士のコミュニケーションには嗅覚が重要です。新入り猫と先住猫のタオルやベッドなどを交換することで、お互いの匂いを共有させ、安心感を高めることができます。

6. ボディランゲージの観察

猫のボディランゲージを理解することは、問題解決の鍵となります。耳の位置、しっぽの状態、瞳孔の大きさなどから、猫の感情を読み取ることができます。新入り猫がブルータビーに対して警戒している場合、無理に近づけず、ゆっくりと距離を縮めていくことが重要です。

7. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、動物病院や猫行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫たちの状況に合わせた適切な対応策を見つけることができます。

インテリアと多頭飼育の調和

猫が快適に過ごせる空間づくりも重要です。

猫のための安全な空間

* 高い場所の確保:猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置して、安全で落ち着ける場所を提供しましょう。特に、新入り猫は、高い場所に登って先住猫から距離を置くことで安心感を高めることができます。
* 隠れ家:猫は隠れ家が好きです。ダンボールハウスや猫用ベッドなどを設置して、猫が自由に隠れることができる空間を確保しましょう。
* スクラッチングポスト:猫が爪とぎをするためのスクラッチングポストは必須です。家具を傷つけないように、複数個設置しましょう。
* 遊び場:猫が自由に遊べるスペースを確保しましょう。おもちゃやボールなどを置いて、猫が飽きないように工夫しましょう。

インテリアとの調和

猫のためのアイテムをインテリアに自然に溶け込ませることで、快適な空間を演出できます。例えば、キャットタワーは、デザイン性の高いものを選べば、インテリアの一部として楽しむことができます。

まとめ

多頭飼育は、猫にとっても飼い主にとっても喜びが多い反面、ストレスやトラブルが発生することもあります。猫たちの性格や行動をよく観察し、適切な環境整備とコミュニケーションを心がけることが重要です。焦らず、時間をかけて、猫たちが快適に暮らせる環境を整えていきましょう。

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