猫の多頭飼いについてです。近々、新しい子猫(♂)が我が家に来ることになりました。知人が拾った子猫で、保健所行きになるとのことだったので引き取りました。まだ、小さく人の手が必要なくらいだと思います。我が家にでは、新しくくる子の前から6ぴきの猫を飼ってきました。(現在は、亡くなった子達もいるので三匹になります)家族も猫を育てる経験はあるので、大丈夫だとは思うのですが心配なことがあります。現在いる子達(三匹、♂・♀・♀。全員避妊手術済み)が、気性が荒いところがあったり、♂の子は嫉妬深いところがあったりします。さらに、生まれたときからずっと一緒にいる三匹なのですが、どうも仲が悪いです。昔は、そうでもなかったんですが、引っ越してから外への出入りが自由になりお互いに匂いが違うことがあるからなのだとおもいますが、会うたんびにシャー!と威嚇したり、殴ったり、噛みついたり…毎日お互いに警戒してたりします。もちろん、今回来る子猫は、安全を考え猫を寄り付かせない部屋でゲージにいれ隔離し、ある程度大きく成るまで会わせないようにしようと思っています。そこで、質問なのですが、1、現在の三匹が仲良くなること、方法はありますか?(やっぱり、昔みたいに仲良くしてほしいと思います。)2、新しい子が、ある程度大きくなったときに、三匹に受け入れてもらえるでしょうか?(これが、一番心配です。)3、♂猫同士ですから、縄張り争いとか、マーキングが心配です。(現に、今の家の周辺には野良猫が多く、我が家の♂猫は気にしてるみたいで、ベランダと玄関におしっこをしてしまいます。)4、マーキングについての改善策などはありますか?その他なにか、した方が良いこと、アドバイスなどあれば教えてください!図々しくたくさん質問してしまったこと、わかりずらい所などあるとは思いますが、ご回答お願い致します。
Contents
1.現在の3匹の猫が仲良くなる方法
猫同士の仲が悪くなってしまった原因を特定することが、改善への第一歩です。引っ越しによる環境変化、外猫との接触、個々の猫の性格など、様々な要因が考えられます。
- フェロモン製品の活用:フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫をリラックスさせ、安心感を与える効果があります。部屋にスプレーしたり、ディフューザーを使用することで、猫同士の緊張感を和らげることができます。特に、猫が落ち着いて過ごせる安全な場所(猫ベッドなど)に使用するのが効果的です。
- 個別ケアの充実:それぞれの猫が安心して過ごせるプライベート空間を確保しましょう。隠れ家となる猫ハウスや、高い場所にある棚などを設置することで、猫たちは落ち着いて過ごせます。食事場所やトイレも個別に用意し、資源の競争を減らすことも重要です。インテリアとしても、猫が落ち着ける空間を意識したデザインを取り入れると良いでしょう。例えば、グレーの落ち着いたトーンの家具や、猫が登れるキャットタワーなどを配置することで、リラックスできる空間を作ることができます。
- ゆっくりとした時間と距離:無理強いせず、猫たちが自然に近づけるように見守ることが大切です。最初は距離を保ち、徐々に接触時間を増やしていくのがポイントです。猫同士が触れ合う際に、優しく撫でて安心感を与えてあげましょう。猫がリラックスしている時間帯を狙って、一緒に過ごす時間を設けるのも効果的です。
- 遊びを通しての交流:猫が楽しめるおもちゃを使って、一緒に遊ぶ時間を設けましょう。狩猟本能を刺激するおもちゃを使うことで、猫たちは興奮し、ストレス発散にも繋がります。遊びを通して、猫同士が協力したり、一緒に楽しんだりする経験を積むことで、関係性が改善される可能性があります。
- 専門家への相談:改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫たちの状態に合わせた適切な対応ができます。
2.新入り子猫の受け入れ
新入り猫の導入は、慎重に進める必要があります。
- 段階的な導入:子猫をいきなり既存の猫たちと接触させるのではなく、最初は別室で隔離し、匂いを徐々に慣れさせることから始めます。子猫のタオルや毛布を既存の猫たちのいる場所に置いて、匂いを共有させます。数日後、ケージ越しに顔を見合わせさせ、徐々に距離を縮めていきます。そして、最終的に同じ部屋で生活できるようにします。
- 安全な空間の確保:子猫にとって安全で、落ち着ける隠れ家となる場所を確保しましょう。高い場所にある棚や、猫ハウスなどを用意することで、子猫は安心感を得ることができます。既存の猫たちが子猫を威嚇したり、攻撃したりしないように、常に注意深く見守ることが大切です。
- フェロモン製品の活用:新入り猫と既存の猫たちのいる部屋にフェロモン製品を使用することで、猫たちの緊張感を和らげ、ストレスを軽減できます。特に、子猫が落ち着いて過ごせる場所には、しっかりとスプレーしましょう。グレーの落ち着いた色合いのインテリアは、猫を落ち着かせる効果があるとされています。
- 食事場所とトイレの確保:子猫には、既存の猫たちとは別の食事場所とトイレを用意しましょう。資源の競争を避けることで、猫同士のトラブルを減らすことができます。食事場所とトイレの位置は、猫たちが落ち着いて過ごせる場所に設置しましょう。
3.♂猫同士の縄張り争いとマーキング
♂猫同士の縄張り争いは、マーキング行動につながることがあります。
- トイレの数を増やす:猫の数よりも多くのトイレを用意することで、トイレの奪い合いを防ぎます。トイレは、猫が落ち着いて利用できる場所に設置しましょう。また、砂の種類を変えてみるのも効果的です。猫によっては、砂の匂いや感触が気に入らない場合もあります。
- マーキング場所の清掃:猫がおしっこをした場所を、徹底的に清掃することが重要です。市販のペット用消臭剤を使用し、猫が匂いを感知できないようにします。特に、ベランダや玄関など、猫が頻繁にマーキングする場所は、こまめな清掃が必要です。
- 避妊・去勢手術の確認:既に避妊・去勢手術済みとのことですが、再度獣医に相談し、手術の効果や、他の原因がないかを確認しましょう。ホルモンバランスの乱れなどが原因で、マーキング行動が起こる可能性もあります。
- 環境エンリッチメント:猫がストレスを感じないように、様々な工夫をすることが重要です。猫が遊べるおもちゃを用意したり、高い場所に登れる場所を作ったりすることで、猫のストレスを軽減できます。グレーの落ち着いた色合いのインテリアは、猫を落ち着かせる効果があるとされています。また、猫が自由に移動できる空間を確保することで、縄張り意識を薄めることができます。
4.マーキング対策
マーキングは、猫がストレスを感じているサインである可能性があります。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 原因の特定:マーキングの原因を特定するために、猫の行動を観察しましょう。ストレスの原因となる要因(新しい猫、環境の変化、他の猫とのトラブルなど)を特定し、適切な対策を講じる必要があります。
- 環境の改善:猫がストレスを感じている原因を取り除くことが重要です。例えば、他の猫とのトラブルを解消するために、猫同士の距離を保つ工夫をしたり、猫が落ち着いて過ごせる場所を確保したりします。
- 専門家への相談:マーキングが改善しない場合は、獣医や動物行動学の専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫の状態に合わせた適切な対策ができます。
- 猫用忌避剤の活用:猫がマーキングする場所には、猫が嫌がる匂いの忌避剤を使用することができます。ただし、猫の種類によっては効果がない場合もありますので、注意が必要です。忌避剤を使用する際は、猫の健康に影響がない製品を選びましょう。
インテリアとの調和
猫と快適に暮らすためには、インテリアも重要な要素です。
- 猫が安全に過ごせる家具の選択:猫が登ったり、隠れたりするのに適した家具を選びましょう。キャットタワーや猫用ベッド、猫がくつろげる棚などを設置することで、猫は安心感を得ることができます。グレーなどの落ち着いた色合いの家具は、猫を落ち着かせる効果があります。
- 猫が傷つけにくい素材の選択:猫が爪を研いだり、引っ掻いたりしても傷つきにくい素材の家具を選びましょう。猫が安全に過ごせるように、家具の選び方も重要です。
- 猫がストレスを感じにくい空間づくり:猫が自由に動き回れる空間を確保し、猫がストレスを感じにくい環境を作ることが大切です。猫が落ち着いて過ごせる場所を確保し、猫が安全に過ごせるように配慮しましょう。