多頭飼いの猫、後から来た猫が懐かない!仲良く暮らすための具体的な解決策

元の飼い猫を2匹を部屋の中で飼っていますが、後から飼った猫が全くなつかず困っています。何かいい方法を知っていたら教えて下さい。 偶然助けた子猫を部屋の中で飼い出したのですが、1人暮らしで仕事をしているので、一匹でいる時間が長く可愛そうなので、一ヵ月後くらいに知り合いが拾った子猫を譲り受け、二匹飼っています。 どちらも家に来たときは生後一ヶ月半くらいです。 一匹めは一週間くらいで大変なついて、目の中に入れても大丈夫なくらい可愛いです。 ところが二匹めが全くなつきません、、。 もう一ヶ月以上たつのですが、私が近づくとものすごいスピードでソファの下に逃げていきます。 猫同士はじゃれたり走りまわったりして仲良くやっているのですが、、。 食事は私があげていて、ご飯の時だけ少し近づくのですが一定の距離を保っていて触ったりする事ができません。 目を細めてゆっくり近づく、おもちゃで誘う、泣き声をまねする、おやつでつる、などは一通りためしましたが距離は縮まりません。 譲り受けた知り合いは、「抱っこが大好きな甘えんぼ」と、言っていたのですが。 このままでは病院に連れていったりできないので大変困っています。 良いアドバイスがあれば教えて下さい。

猫が懐かない理由:多頭飼いのストレスと猫の個性

後から来た猫が全く懐かないとのこと、ご心配ですね。猫が人間に懐かない理由は様々ですが、多頭飼いの場合、特にストレスが大きく影響している可能性があります。 まず、新しい環境への適応に時間がかかっている可能性があります。生後1ヶ月半の子猫は、まだ環境変化に敏感な時期です。さらに、既に先住猫がいる環境は、子猫にとって新たなストレス要因となります。先住猫との関係性、新しい匂い、音、生活空間の変化など、様々な刺激に戸惑っているのかもしれません。

また、猫の性格も大きく関わってきます。「抱っこが大好き」と言われていたとしても、全ての猫が人間をすぐに信頼するとは限りません。警戒心が強く、人見知りな猫もいます。 譲り受けた猫の過去の経験も影響している可能性があります。 以前の環境でネガティブな経験をしていると、人間への警戒心が強くなることがあります。

猫との信頼関係を築くための具体的なステップ

猫との信頼関係を築くには、焦らず、猫のペースに合わせて接することが大切です。 以下に、具体的なステップをご紹介します。

1. 安全な空間の確保

猫にとって安全で落ち着ける場所を用意しましょう。隠れ家となる猫ハウスや、高い場所にあるキャットタワーなどは、猫が安心して過ごせる空間を提供します。ソファの下に隠れる猫に対しては、無理に追い出さず、まずは安全な隠れ家を用意してあげましょう。

2. 距離を保つ

猫が怖がっているのに無理に近づくと、さらに警戒心を強めてしまいます。まずは、猫があなたの存在に慣れていくことから始めましょう。同じ部屋にいて、猫があなたをじっと見ている時間を増やすことから始めましょう。 猫があなたの方を向いていたり、視線を合わせてきたりしたら、ゆっくりとまばたきをしてみましょう。猫同士のコミュニケーションで、このまばたきは「信頼している」というサインです。

3. ゆっくりとしたコミュニケーション

急に近づいたり、大きな音を出したりせず、ゆっくりとした動作で接しましょう。猫がリラックスしている時間帯を選んで、静かにそばにいてあげることが重要です。 猫が近づいてきたら、無理に抱っこしたりせず、優しく声をかけたり、軽く撫でたりする程度にとどめましょう。

4. おやつとゲームで誘う

おやつは、猫との距離を縮めるのに有効な手段です。 猫が好きなおやつを、少しずつ遠ざけて置いてみましょう。 猫が自らおやつを取りにくるようになれば、少しずつ距離を縮めることができます。 また、猫じゃらしなどのオモチャで遊び、猫の注意をあなたに向けることも効果的です。 ただし、無理強いせず、猫が遊びたい時だけ遊びましょう。

5. 匂いを共有する

猫は匂いに敏感です。あなたの匂いのついたタオルや服を、猫の寝床の近くに置いておくことで、あなたの匂いに慣れてもらうことができます。

6. 時間をかける

猫が懐くまでには、数週間から数ヶ月かかることもあります。焦らず、根気強く接することが大切です。 毎日少しずつでも、猫とのコミュニケーションを続けることで、信頼関係を築くことができます。

専門家の意見:獣医や動物行動学者のアドバイス

猫の行動に不安がある場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 獣医は、猫の健康状態をチェックし、必要であれば治療を行います。 動物行動学者は、猫の行動を分析し、具体的なアドバイスを提供してくれます。 特に、猫が病気やケガをしている可能性、あるいは過去のトラウマを抱えている可能性も考慮する必要があります。

インテリアと猫の共存:安全で快適な空間づくり

猫が安心して暮らせるように、インテリアにも配慮しましょう。

* 猫が登れるキャットタワーや棚を設置する:猫は高い場所が好きなので、安全に登れる場所を用意しましょう。
* 猫が隠れることができる隠れ家を作る:猫は不安を感じると隠れたがるので、落ち着ける隠れ家を用意しましょう。段ボール箱でも十分です。
* 爪とぎを用意する:ソファや家具を傷つけないように、猫専用の爪とぎを用意しましょう。
* 安全な素材の家具を選ぶ:猫が口にしても安全な素材の家具を選びましょう。
* 毒性のある植物を置かない:猫が誤って食べてしまうと危険な植物は置かないようにしましょう。
* グレーのインテリア:グレーは落ち着きのある色で、猫もリラックスできる空間を作ります。

まとめ:猫との絆を育むには時間と愛情が不可欠

後から来た猫が懐かないことに悩んでいる飼い主さんも多いですが、焦らず、猫のペースに合わせて接することで、必ず信頼関係を築くことができます。 安全な環境を用意し、ゆっくりとコミュニケーションを取り、根気強く接することで、猫はあなたを信頼し、心を開いてくれるでしょう。 そして、インテリアも猫にとって安全で快適な空間になるように工夫することで、より幸せな多頭飼いの生活を送ることができるでしょう。

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