多頭飼いの成功への道!野良猫保護後の猫同士の仲良し作戦

野良猫を保護しました。昨日、メスの野良猫を保護し病院へ連れていきました。年齢は一才から五才と言われ大きな病気はなくただ膀胱結石かもしれないと言われました。次回はまた一週間後に病院へ行きます。避妊手術はまだしていませんがとても穏やかなメス猫です。我が家はマンションで3部屋あるうちの2部屋で先住猫一才オス去勢済みとダックスを飼っていて、新入り猫を迎えるのは初めてです。最初はなにも分からず、一緒の部屋に置いていましたが、それはよくないと思い違う部屋に移したりしました。が、知恵袋で様々な人の経験を読むと、ゲージに新入りを入れ、同じ部屋に置いておくことが一番良さそうだったので、うちにはまだゲージがないため、段ボールをつなげてつくった大きな箱に新入り猫とおトイレをいれ、段ボールの壁面に所々穴をあけ、新入り猫と先住猫が臭いを嗅いだり、顔を見たり出来るようにしました。新入り猫は大人しくそこに入っています。今日は尿もしてくれました。が、未だにやはり、先住猫も新入りも顔を見るとシャーと言います。それほど激しくはないですけど。これから仲良くなってくれるかすごくすごく心配です。保護して今日で二日目です。やはりちゃんとしたゲージを買うべきでしょうか?沢山の経験談お聞かせ願うと本当に助かります(>_<)宜しくお願いします。

多頭飼いの導入:猫同士のゆっくりとした関係構築

猫を初めて迎えるご家庭、そして多頭飼いを始めるご家庭にとって、猫同士の仲良しになるまでの道のりは、大きな喜びと同時に、多くの不安や心配を伴うものです。今回のケースでは、保護された野良猫と先住猫のオス猫、そしてダックスという犬も家族の一員として暮らしているという、多様な家族構成が、さらに複雑な状況を生み出していると言えるでしょう。

まず、重要なのは焦らないことです。猫は縄張り意識が強く、新しい環境や家族に適応するまでには時間が必要です。保護して2日目で、まだシャーと言う反応があるのは、ごく自然な反応です。 大切なのは、猫たちに安全で快適な環境を提供し、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていくことです。

段ボールハウスから本格的なゲージへ:安全と安心の空間を確保

段ボールで作ったハウスは、猫にとって一時的な避難場所としては良いでしょうが、本格的なゲージの導入をおすすめします。理由は以下の通りです。

  • 安全性:段ボールは猫が引っ掻いたり、噛んだりすることで破損する可能性があります。特に、新入り猫が落ち着かず、段ボールを破壊してしまう可能性も考えられます。ゲージであれば、そのような心配がなく、安全な空間を確保できます。
  • 清潔さ:段ボールは掃除がしにくく、猫の排泄物や臭いがこもりやすいです。ゲージであれば、掃除が容易で、常に清潔な環境を保てます。これは、特に膀胱結石の可能性がある猫にとって重要です。
  • 快適性:適切なサイズのゲージであれば、猫が落ち着いて過ごせるプライベート空間を提供できます。隠れ家となる場所を用意することで、ストレスを軽減し、安心感を与えます。
  • 管理のしやすさ:ゲージを使用することで、猫の行動をある程度コントロールできます。特に、先住猫との接触を調整する際に役立ちます。

ゲージを選ぶ際には、十分な広さ適切な高さ、そして通気性の良いものを選びましょう。また、猫が登ったり、隠れたりするスペースがあるものがおすすめです。

フェロモン製品の活用:猫の安心感を高める

猫のストレスを軽減し、安心感を高めるために、フェロモン製品の活用も検討してみましょう。フェリウェイなどの合成フェロモンは、猫の安心感を高める効果があるとされており、多頭飼いの導入時などに効果を発揮します。ゲージの中にフェリウェイを置くことで、新入り猫が落ち着いて過ごせるようにサポートできます。

段階的な慣れ合い:猫同士の距離を縮める方法

猫同士の仲良くなるには、いきなり接触させるのではなく、段階的に距離を縮めていくことが重要です。

ステップ1:視覚的な慣れ合い

ゲージ越しに、先住猫と新入り猫が互いの存在を認識できるようにします。最初は、遠くからお互いを観察させることから始め、徐々に距離を縮めていきます。この段階では、無理強いせず、猫たちのペースに合わせて進めることが大切です。

ステップ2:嗅覚的な慣れ合い

それぞれの猫のタオルや毛布などを交換し、お互いの匂いを嗅ぎ合わせることで、安心感を高めます。これは、猫同士が互いの存在を認識し、警戒心を和らげるのに役立ちます。

ステップ3:間接的な接触

ゲージの扉を開けて、猫たちが自由に移動できる状態にしてみます。ただし、常に監視し、必要に応じて分離できるように準備しておきましょう。この段階では、猫同士が直接接触しないように注意します。

ステップ4:直接的な接触

猫たちが互いに近づき、穏やかに触れ合えるようになったら、直接的な接触を許容します。ただし、猫同士の反応をよく観察し、喧嘩になりそうになったらすぐに分離しましょう。

専門家のアドバイス:獣医さんや動物行動学者の活用

猫同士の仲が悪くなったり、問題行動が見られる場合は、獣医さんや動物行動学者に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を見つけることができます。

インテリアと多頭飼いの調和:猫が快適に過ごせる空間づくり

多頭飼いの成功には、猫たちが快適に過ごせる空間づくりが不可欠です。

  • 隠れ家:猫は隠れる場所を好みます。猫ベッドやキャットタワーなどを複数設置することで、それぞれの猫が落ち着いて過ごせる空間を作ることができます。特に、新入り猫には、安全で落ち着ける隠れ家が必要です。
  • トイレ:猫の数に合わせてトイレを用意しましょう。トイレが不足していると、トイレの場所を巡って争いが起こる可能性があります。
  • 給餌場所:猫同士が食事の際に争わないように、離れた場所に給餌場所を設けることが重要です。猫が落ち着いて食事ができるように、静かな場所を選びましょう。
  • 遊び場:猫が自由に遊べるスペースを確保しましょう。猫じゃらしやボールなどの玩具を用意することで、猫たちのストレス軽減にも繋がります。

インテリアの面では、ベージュのような落ち着いた色調の家具や壁の色は、猫がリラックスしやすい環境を作るのに役立ちます。また、猫が登ったり、隠れたりするのに適した家具を選ぶことも重要です。

まとめ:時間と愛情で築く多頭飼いの幸せ

多頭飼いは、猫同士の性格や相性、そして飼い主の努力によって成功するかどうかが決まります。焦らず、猫たちのペースに合わせて、時間をかけて関係を築いていくことが大切です。今回のケースでは、まず本格的なゲージを用意し、フェロモン製品を活用しながら、段階的に猫同士の距離を縮めていくことをおすすめします。そして、常に猫たちの様子を観察し、問題があればすぐに専門家に相談しましょう。 愛情と忍耐を持って接することで、必ず猫たちは仲良くなり、幸せな多頭飼いの生活を送ることができるでしょう。

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