多頭飼いの成功への道！先住猫と子猫の安心な出会い方

完全室内飼い先住猫（３歳くらい。元は野良猫。１０日前にワクチン接種。白血病や猫エイズ検査はしていない）がいます。野良猫の兄弟子猫を２匹引き取りました。これからどう会わせていけばいいですか？兄弟子猫は、保護された病院での検査で猫エイズと白血病は陰性と言われたそうです。ワクチンはまだです。たぶん、今、生後７週から８週くらいです。今現在は、子猫は息子の部屋の中にケージをおいて、人がいるときはケージから出して遊ばせています。先住猫はその部屋には入らないようにしています。教えていただきたいのは以下のようなことです（ほんとに無知ですみません）。・先住猫の猫エイズと白血病の検査をこれから行って陰性だった場合、対面させてしまってもいいでしょうか？それとも、子猫たちのワクチン接種（2回）が終わるまではだめでしょうか？

Contents

1 先住猫と子猫の初めての出会い：段階的なアプローチが重要
2 猫エイズと白血病検査とワクチン接種
- 2.1 専門家の意見
3 インテリアと多頭飼いの調和
- 3.1 猫が安全に過ごせる空間づくり
- 3.2 ベージュのインテリアと猫
4 まとめ

先住猫と子猫の初めての出会い：段階的なアプローチが重要

新しい家族が増えるのは嬉しい反面、先住猫との関係構築には慎重な配慮が必要です。特に、元野良猫の先住猫と生後7～8週の子猫という組み合わせでは、ストレスを最小限に抑えるための計画的な手順が不可欠です。いきなり対面させるのではなく、段階的に匂いを慣れさせ、最終的に視覚的な接触、そして物理的な接触へと進めていくことが重要です。

ステップ１：匂いの交換

まずは、先住猫と子猫の匂いを徐々に交換していきます。子猫のタオルやベッドなどを先住猫のいる場所に置き、先住猫の匂いのついたものを子猫のケージに置くことで、お互いの存在を間接的に認識させます。この段階では、直接的な接触はありません。数日間かけて、ゆっくりと匂いを共有させましょう。この期間、先住猫の様子を注意深く観察し、ストレスサイン（威嚇、過剰なグルーミング、食欲不振など）が現れたら、匂いの交換を一時中断します。

ステップ２：視覚的な接触

匂いに慣れてきたら、次に視覚的な接触を試みます。子猫をケージに入れたまま、先住猫が遠くからでも子猫を見ることができる場所にケージを移動します。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。この際、先住猫が落ち着いていられるように、安全で落ち着ける場所を用意することが大切です。例えば、猫タワーや高い場所などを用意してあげましょう。子猫もケージの中で落ち着いていられるように、隠れ家となる場所を用意してあげましょう。

ステップ３：間接的な接触

視覚的な接触に慣れてきたら、ケージの扉を開けて、子猫がケージから出てきても良い状態にします。しかし、先住猫と子猫が直接接触しないように注意します。この段階では、お互いの距離を保ちながら、匂いや視覚を通してコミュニケーションを取らせることが目的です。先住猫が子猫に興味を示しても、すぐに近づかせないようにします。先住猫が落ち着いていられるように、常に安全な場所を用意しておきましょう。

ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)

美しい青の信楽焼傘立てで魅せる玄関の彩り

16300円

手作りの温もりを感じる信楽焼の傘立て。青色が空間に清涼感を与え、玄関を華やかに演出します。

商品ページへ

美しい青のダマスク柄プランタースタンド2個セット

13500円

青の美しいダマスク柄が、あなたのお部屋に華やかさをプラス。ガーデニングやインテリアに最適なスタンドです。

商品ページへ

ステップ４：直接的な接触

ここまで順調に進めば、いよいよ直接的な接触を試みます。しかし、この段階でも、先住猫と子猫を常に監視し、どちらかがストレスを感じている場合はすぐに接触を中断します。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。遊びや食事など、楽しい時間を共有することで、お互いの関係を良好に築くことができます。この際、子猫が先住猫を威嚇したり、先住猫が子猫を攻撃したりする可能性もあります。そのような場合は、すぐに介入し、両者を落ち着かせます。

猫エイズと白血病検査とワクチン接種

先住猫の猫エイズと白血病の検査は、子猫との接触前に実施することを強くお勧めします。陰性であれば、リスクは軽減されますが、それでもワクチン接種は重要です。子猫のワクチン接種（2回）が完了するまでは、直接の接触は避けるべきです。これは、子猫が免疫を獲得するまで、感染症のリスクを最小限に抑えるためです。

専門家の意見

獣医は、多頭飼いの導入において、段階的なアプローチと、感染症対策の重要性を強調します。特に、元野良猫の先住猫と子猫の場合、ストレスや感染症のリスクが高いため、慎重な対応が必要です。獣医に相談することで、個々の猫の状態に合わせた適切なアドバイスを受けることができます。

インテリアと多頭飼いの調和

新しい猫を迎えるにあたり、インテリアにも配慮することで、猫たちが快適に過ごせる空間を作ることができます。

猫が安全に過ごせる空間づくり

* 複数の隠れ家を用意する：猫は安全な場所を必要とします。猫タワー、ベッド、ハウスなどを複数用意し、猫たちが自由に隠れられるようにしましょう。特に、多頭飼いの場合は、それぞれの猫が自分のテリトリーを持てるようにすることが重要です。
* 垂直空間を活用する：猫は高い場所を好むため、キャットウォークや棚などを設置し、垂直空間を活用しましょう。これにより、猫たちが自由に動き回ることができ、ストレスを軽減することができます。
* 爪とぎを用意する：猫が家具を傷つけないように、複数の爪とぎを用意しましょう。様々な素材の爪とぎを用意することで、猫の好みに合わせた選択ができます。
* 遊び場を作る：猫が楽しく遊べるように、おもちゃや遊び場を用意しましょう。これにより、猫たちの運動不足を防ぎ、ストレスを軽減することができます。
* トイレは複数設置：多頭飼いの場合は、猫の数よりも多くのトイレを用意することが望ましいです。トイレの位置も、猫たちがストレスなく利用できるように考慮しましょう。

ベージュのインテリアと猫

ベージュは、落ち着いた雰囲気で、猫の毛が目立ちにくい色です。また、リラックス効果もあるため、猫にとっても過ごしやすい色と言えます。ベージュのソファやカーペット、カーテンなどを活用することで、上品で落ち着いた空間を作ることができます。ただし、ベージュは汚れが目立ちやすい色なので、こまめな掃除が必要です。

まとめ

先住猫と子猫の出会いは、時間と忍耐を要するプロセスです。段階的なアプローチと、獣医のアドバイスを参考に、安全で快適な環境を整えましょう。インテリアも考慮することで、猫たちが幸せに暮らせる空間を作ることができます。