多頭飼いの成功への道標:猫同士の出会いから仲良しへのステップ

一頭飼いで 新入りを迎えた経験のある方、ご意見ください。 【先住 1歳4ヶ月♀ 避妊済】 人懐こいけど気が小さいようで、以前一度 他の猫に威嚇された時は ぶるぶる震えて隠れていました。 【新入り 生後5ヶ月♀(先住の腹違いの妹)】 普段から滅多に鳴ないそうで 大変おとなしいのですが、案外 肝が据わっているように見えます。 どちらも完全室内の一頭飼いで、他の猫には あまり慣れていません。 対面初日、ケージの中にいる新入りに興味津々の先住は 周りをウロウロ 触りたくても怖いのか 隙間から ちょんちょん手を伸ばして つついています。 新入りは へっちゃらで、中のおもちゃで遊んだり せいせいと寝ています。 先住の威嚇が全くなく 爪も出さない為、10分ほどケージから出してみたところ 部屋を探検する新入りの後を 先住がずっと付いて歩き 飛びかかるのですが 子猫の直前で止まって 恐る恐る軽いパンチ(というよりタッチ?)をしては、新入りに威嚇されて逃げています。 新入りは パンチが来なければ平然としていますが、先住がしつこくすると、威嚇したり 唸ったりもします。 先住は かなり緊張していたようで、いつも以上に 延々 話し掛けていたところ 対面から十数時間で 普段通り私に甘えたり いつもの場所で眠るようになりました。 ↑ まだ一日ですので 何とも言えませんが、こんな出だしって 順調でしょうか? また 私は猫が唸るのを初めて聞いたのですが、唸るって かなり怒っているのでしょうか? 今のところ『ちびと仲良くなりたい先住と 相手にしてくれない新入り』のように見えます。補足二日目より 新入りをケージから出しています。 何時間も追っかけっこと取っ組み合いで心配になりましたが、 威嚇しない・爪を出さない‥‥これは 激し過ぎるけど じゃれ合い?? 威嚇しない・爪を出さない‥‥これは 激し過ぎるけど じゃれ合い?? トイレを使われても ご飯を横から食べられても怒らないけど しつこく飛びかかる先住と 遠慮なしに私に甘え 先住と互角に取っ組み合う新入り 仲良くしているんでしょうか?

猫同士の初対面と多頭飼いの注意点

猫を初めて多頭飼いする際に、最も重要なのは、猫たちのペースを尊重することです。 先住猫と新入り猫の性格や年齢、そしてそれぞれの猫の反応を注意深く観察することが、円滑な多頭飼いの鍵となります。質問者さんのケースでは、先住猫が人懐っこいながらも臆病な性格で、新入り猫が比較的落ち着いていて大胆な性格であることが分かります。これは、多頭飼いの成功と失敗を左右する重要な要素です。

初日の様子は順調?

質問者さんの記述を見る限り、初日は順調なスタートと言えるでしょう。先住猫が新入り猫に威嚇せず、爪を出さずに接している点は非常にポジティブです。 新入り猫も、先住猫の行動に過剰に反応せず、落ち着いて過ごしている様子が伺えます。 先住猫が夜には落ち着いて過ごせたことも、良い兆候です。

しかし、これはあくまで初日です。猫同士の関係性は、時間をかけてゆっくりと築き上げていく必要があります。 焦らず、猫たちの様子を丁寧に観察し、必要に応じて環境調整を行うことが大切です。

猫の唸り声の意味

猫が唸ることは、必ずしも怒りの表現とは限りません。 状況によって、様々な意味合いを持ちます。 質問者さんのケースでは、新入り猫が先住猫のしつこい行動に対して唸っていたと考えられます。これは、新入り猫が「もうやめて」という意思表示をしている可能性が高いです。 唸り声のトーンや猫の体勢、周囲の状況なども考慮して、猫の感情を読み解く必要があります。

猫のコミュニケーションは、鳴き声だけでなく、しっぽや耳、体の姿勢など、様々な要素から読み解く必要があります。 猫の行動学に関する書籍やウェブサイトなどを参考に、猫のボディランゲージを学ぶと、より深く猫の気持ちを知ることができます。

2日目以降の激しいじゃれ合い

2日目以降の激しいじゃれ合いは、一見心配ですが、必ずしも悪い兆候とは限りません。 猫同士のじゃれ合いは、遊びを通して社会性を学び、関係性を築き上げる重要なプロセスです。 威嚇や攻撃がない、爪を出さないじゃれ合いであれば、積極的なコミュニケーションの表れと捉えることができます。

ただし、過度なじゃれ合いが続く場合は、猫が疲弊してしまう可能性もあります。 様子を見ながら、適度にじゃれ合いを中断させる工夫が必要です。 例えば、おもちゃを使って猫の注意をそらす、別々の部屋で休ませるなど、猫がリラックスできる時間を作ることを心がけましょう。

多頭飼いの成功のための具体的なアドバイス

多頭飼いを成功させるためには、以下の点を意識することが重要です。

フェロモン製品の活用

フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫のストレスを軽減し、落ち着きを与えてくれる効果があります。 特に、多頭飼いの初期段階では、猫たちの緊張を和らげるために有効です。 ディフューザータイプとスプレータイプがあり、状況に合わせて使い分けることができます。

環境の整備

猫が安心して過ごせる環境を作ることも大切です。 それぞれの猫が自由に使えるトイレ、ご飯、水飲み場、寝床などを複数用意しましょう。 隠れ家となる場所も用意することで、猫が落ち着いて過ごせる空間を提供できます。 特に、先住猫が安心して過ごせる隠れ家は必須です。 猫タワーやキャットウォークを設置することで、上下運動の機会も提供し、ストレス軽減に繋がります。

ゆっくりとしたペースで

猫同士の関係構築には、時間が必要です。 焦らず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。 ケージから出した後も、常に猫の様子を観察し、必要に応じてケージに戻すなど、柔軟に対応することが大切です。

専門家の相談

猫の行動に不安を感じたり、問題行動が見られる場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を見つけることができます。

安全な空間の確保

猫同士の争いを防ぐために、安全な空間を確保することも重要です。 例えば、それぞれの猫が安心して過ごせる隠れ家を用意したり、猫同士が接触できないように部屋を区切ったりするなどの工夫が必要です。

インテリアと多頭飼いの調和

多頭飼いを成功させるためには、インテリアにも工夫が必要です。

隠れ家の確保

猫が落ち着いて過ごせる隠れ家となるスペースを確保しましょう。 猫用ベッドや、キャットハウス、棚の上など、猫が安心して身を隠せる場所を用意することが重要です。 インテリアとしておしゃれなキャットハウスを選ぶことで、部屋の雰囲気を損なわずに猫の隠れ家を作ることができます。

複数個のトイレ・食器

猫の数だけトイレや食器を用意しましょう。 特にトイレは、猫が排泄しにくいとストレスの原因となるため、複数個用意することで、猫同士のトラブルを防ぐことができます。 食器も、それぞれの猫が落ち着いて食事ができるように、離れた場所に設置しましょう。

垂直空間の活用

猫は高い場所が大好きなので、キャットウォークや猫タワーなどを設置し、垂直空間を活用しましょう。 これにより、猫同士の接触機会を減らし、ストレスを軽減することができます。 また、垂直空間は、インテリアとしてもおしゃれな要素となります。

まとめ

多頭飼いは、猫同士の関係性だけでなく、飼い主さんの努力も必要です。 猫の行動をよく観察し、彼らのペースを尊重しながら、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。 インテリアにも工夫を加えることで、猫が快適に過ごせる空間を作り、多頭飼いを成功に導きましょう。

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