多頭飼いの成功への道標:ラグドール2匹の穏やかな同居を実現するために

同居猫について・・・・ もうじき九カ月になる先住のラグドールがいます。 ブリーダーさん宅でたくさんの大人猫や仔猫に囲まれて育った温厚な猫です。 ちなみに5か月で去勢した雄猫です。 どうしても 違うカラーのラグドールが欲しくてブリーダーさんに相談して3カ月の雌を五日前にお迎えしました。 この子もいずれ避妊して飼います。 判ってはいたものの 対面が難しく 2か月くらいかかるつもりでゆっくり~とは思っているものの 仔猫=全く動じず、先住と遊びたそうにする。 先住=仔猫が怖いようで、ウウウと唸ったり、シャーといったり。ケージ越しですが仔猫が近づくと逃げます。 今は家の階を分けて、リビングのある階と私の寝室は先住。 息子の部屋を中心に上の階を新しい猫と分けています。 先住優先にして、様子見をしていますが、相変わらず仔猫が怖いようです。 気にはなるようで、たまに仔猫のいる部屋を見に行きますが、シャーといってすぐに退散。 匂いは気にしないようで、私が子猫を触った手で先住を撫でても、先住の見てないところで子猫を抱っこしてその匂いの服で先住を抱っこしても普通にゴロゴロいってます。 どちらの猫もご飯は普通に食べてます。ウンチもオシッコも普通です。(もちろん別室ですが) もう、どちらもうちの子なので、絶対に他所に出すことは出来ません。 そのうちに 最低限共存できると信じていますが、けっこうドキドキです。 二匹目の猫の対面って最初からは上手くいかないようですが、みなさんのところではどうでしたか? お互いに慣れるまで住み分け→シャーがおさまったらケージに入れた新入りさんをリビングに。→人が見ているところでケージから出して様子をみる→うまくいけばめでたく同居 と企んでいますが、いいお知恵があれば拝借したいです。 よろしくお願いいたします。

多頭飼いの導入:猫同士のゆっくりとした時間

新しい猫をお迎えしたばかりで、先住猫が警戒している状況ですね。これはよくあることで、多頭飼いの導入には時間と忍耐が必要です。 先住猫が9ヶ月、新入り猫が3ヶ月と年齢差もあり、性格も異なるため、ゆっくりと時間をかけて関係構築していくことが重要です。 ご計画されている「住み分け→ケージ出し→同居」というステップは、猫同士のストレスを軽減する効果的な方法です。

段階的なアプローチ:猫のペースを尊重

重要なのは、猫たちのペースを尊重することです。 2ヶ月かけて慣れさせる計画は適切ですが、猫の反応を見ながら柔軟に対応することが大切です。 先住猫が仔猫に対して警戒心を示すのは、新しい存在への不安や縄張り意識が原因です。 いきなり同居させると、ストレスで体調を崩す可能性もあります。

フェロモン製品の活用:安心感を高める

猫のストレス軽減には、フェロモン製品が効果的です。 フェリウェイなどの合成フェロモン製品は、猫を落ち着かせ、安心感を高める効果があります。 それぞれの猫のいる部屋にディフューザーを設置することで、環境をより穏やかなものにすることができます。 獣医さんにも相談して、適切な製品を選ぶことをおすすめします。

視覚的な遮断:ストレス軽減策

階を分けて生活させているのは良い判断です。 さらに、視覚的な遮断も効果的です。 例えば、仔猫のいる部屋に、先住猫が見えないようにカーテンやパーテーションを設置するのも良いでしょう。 先住猫が仔猫の存在を意識しすぎないようにすることで、ストレスを軽減できます。 ただし、完全に隔離するのではなく、時々、お互いの匂いを嗅ぎ合える程度の距離を保つように工夫しましょう。

コミュニケーションの促進:匂いの交換と間接的な接触

匂いを気にしないとのことですが、より積極的に匂いの交換を促してみましょう。

匂いの共有:安心感を高める

* 先住猫が仔猫の匂いを嗅げるように、仔猫が使用したタオルやブランケットを先住猫のいる場所に置いてみましょう。
* 逆も然り、先住猫の匂いのついたアイテムを仔猫のいる場所に置くことで、お互いの存在に慣れていくことができます。
* ただし、無理強いは禁物です。 嫌がる場合はすぐに撤去しましょう。

間接的な接触:距離を縮める

* ケージ越しではなく、安全な距離を保ちながら、お互いの存在を認識させることが重要です。
* 例えば、先住猫がリラックスしている時に、仔猫をケージから出して、少し離れた場所で遊ばせてみましょう。
* この時、先住猫が逃げ出せるように、安全な逃げ道を確保しておくことが大切です。
* 先住猫が仔猫に興味を示したら、褒めてあげることで、肯定的な行動を強化できます。

専門家の意見:獣医さんや猫行動学者のアドバイス

猫の行動に不安を感じたら、獣医さんや猫行動学者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を見つけることができます。 特に、先住猫が過剰な警戒を示す場合や、攻撃的な行動が見られる場合は、すぐに相談しましょう。

同居成功へのヒント:ゆっくりと時間をかけて

多頭飼いは、猫同士の性格や相性、飼い主の努力によって成功するかどうかが決まります。 焦らず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていくことが大切です。 重要なのは、猫たちが安全で快適な環境で暮らせるようにすることです。

具体的なステップ:

1. 完全な分離期間: 最初は完全に別々の部屋で生活させ、お互いの匂いを徐々に慣れさせる。
2. 短い時間での接触: 数分間だけ、ケージ越しに顔を合わせさせ、様子を見る。
3. ケージ内の近接: ケージを近づけ、お互いの距離を縮める。
4. ケージからの解放: 人が見ている範囲内で、仔猫をケージから出し、先住猫の様子を観察する。
5. 自由な同居: 問題なく過ごせるようになれば、自由に同居させる。

インテリアの工夫:猫が快適に過ごせる空間づくり

猫が快適に過ごせる空間づくりも、多頭飼いの成功に繋がります。

猫のためのスペース確保:

* 各猫に専用の寝床、トイレ、餌場を用意しましょう。
* 高い場所を確保することで、猫は安全で落ち着ける場所を得られます。 キャットタワーや棚などを設置しましょう。
* 隠れ家となる場所も用意しましょう。 猫は不安を感じた時に隠れる場所が必要になります。

グレーインテリアを取り入れた空間:

今回のケースでは、グレーを基調としたインテリアがおすすめです。 グレーは落ち着きと上品さを与え、猫のストレスを軽減する効果が期待できます。 グレーのソファやカーペット、クッションなどを配置することで、リラックスできる空間を作ることができます。 さらに、猫が爪とぎできるアイテムや、遊べるおもちゃも配置しましょう。

まとめ:忍耐と愛情で多頭飼いを成功させよう

多頭飼いは、大変な面もありますが、猫同士が仲良くなると、とても幸せな時間を過ごすことができます。 今回のケースのように、最初は難しいかもしれませんが、忍耐強く、愛情をもって接することで、必ず成功すると信じています。 猫たちの反応を見ながら、柔軟に対応し、専門家のアドバイスも活用しながら、ゆっくりと時間をかけて、幸せな多頭飼いの生活を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)