多頭飼いの悩み:先住猫と仔猫の仲良し作戦|インテリアと猫との共存

先住猫2歳♀と新参猫2か月♀の関係で悩んでいます。詳しい方ご協力お願いします。 最近2か月の♀の仔猫を引き取りました。性格は活発でどんな物にでも反応して遊ぼうとするような子で人見知りも全くしないような子です。先住猫は好意を示してくれるような人には自分から積極的に近づいて行くような子です。子猫を引き取って2週間はゲージの中ですごさせていました。最初の1週間先住猫は仔猫がいる部屋には近づこうともせず、その部屋から一番遠い部屋からほとんど出ず、ご飯もほとんど食べずにすごしていました。1週間経ったころから少しずつ様子を見るようになり、ウーと唸りながら威嚇をして立ち去るという事を繰り返していました。2週間頃から威嚇もだいぶ減り平気なのではと思いゲージから出してみたとことろ子猫が近づくと威嚇をするという状況です(この時点では猫パンチはしません)。仔猫のほうは威嚇されても遊びたいのか飛びかかったり、猫パンチをします。我慢していた先住猫も子猫があまりにしつこいので逃げて距離をはかったり猫パンチで応戦したりするうちに仔猫の方も本気になって威嚇体制になってしまいます。一度先住猫から臭いを嗅ごうとして近づいて行こうとしたのですが、それを遊びととらえてしまった仔猫が猫パンチをしまってからは先住猫は全く近づこうとしません。この子たちは仲良くさせるようなことは可能なのでしょうか。最悪仲良くはできないようでも威嚇しないようにしていくにはどのようにしていくべきなのでしょうか。アドバイスをお願いします。

多頭飼育における猫同士のストレスと解決策

2歳と2ヶ月の猫、年齢差のある猫同士の同居は、ストレスが溜まりやすい状況です。先住猫は自分のテリトリーに新たな猫が来たことで、不安やストレスを感じている可能性が高いです。仔猫は活発な性格で、先住猫の警戒心をさらに高めてしまっていると考えられます。 大切なのは、先住猫のペースを尊重し、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていくことです。焦らず、段階的に進めていきましょう。

先住猫のストレス軽減と安心感の提供

  • 安全な隠れ家を作る:猫は安全な場所を確保することで安心感を覚えます。先住猫が自由に出し入れでき、仔猫から逃げ込めるような隠れ家(猫用ベッド、段ボールハウスなど)を用意しましょう。隠れ家は、高い位置にあるとより安心感を与えます。インテリアとしても、猫用ベッドやハンモックなどを活用し、お部屋に自然に溶け込むデザインを選ぶと良いでしょう。
  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。部屋にスプレーしたり、ディフューザーを使用したりすることで、緊張を和らげることができます。特に、先住猫が落ち着ける場所に使用するのが効果的です。
  • 食事場所の確保:仔猫と食事場所を離すことで、先住猫が落ち着いて食事をとれるようにします。それぞれの猫に、十分な距離を保った場所にフードボウルを設置しましょう。ストレス軽減のため、フードボウルは複数用意し、場所を変えて設置するのも有効です。
  • トイレの確保:トイレは、猫にとって非常に重要な場所です。先住猫と仔猫のために、それぞれ独立したトイレを用意しましょう。トイレの場所も、お互いにストレスにならないように、十分な距離を保って設置することが大切です。砂の種類も、それぞれの猫の好みに合わせて用意するのも良いでしょう。
  • 環境エンリッチメント:猫が楽しめるおもちゃや爪とぎ、高い場所など、環境を豊かにすることでストレスを軽減できます。キャットタワーを設置したり、窓辺に猫がくつろげるスペースを作ったりするのも効果的です。インテリアに合わせたデザインのキャットタワーを選ぶことで、お部屋の雰囲気を損なわずに猫のための空間を作ることができます。

仔猫のしつけと行動の修正

仔猫は、遊び心から先住猫にちょっかいを出している可能性が高いです。しかし、先住猫にとってはストレスになります。仔猫には、以下の点を注意してしつけを行いましょう。

  • 遊びの時間を確保:仔猫の活発なエネルギーを適切に発散させるために、十分な遊びの時間を確保しましょう。猫じゃらしやボール、羽根つきの棒など、様々な種類の猫のおもちゃを用意し、仔猫が飽きないように工夫しましょう。遊びを通して、仔猫のエネルギーを消費させ、先住猫へのちょっかいを減らすことができます。
  • 猫同士の距離を管理:仔猫が先住猫に近寄りすぎないように、注意深く見守りましょう。必要に応じて、仔猫を一時的に別の部屋に移動させるなど、猫同士の距離を管理することも大切です。猫同士の距離を管理する際に、ベビーゲートなどを活用し、インテリアを損なわないように工夫することもできます。
  • 「ダメ」の合図を教える:仔猫が先住猫にちょっかいを出す際に、「ダメ」という合図を明確に伝えましょう。言葉だけでなく、スプレーボトルで軽く水を吹きかけるなどの方法も有効です。ただし、暴力的なしつけは避けてください。

段階的な交流:ゆっくりと時間をかけて

いきなりゲージから出すのではなく、最初は視覚的な接触から始めましょう。ゲージ越しに、お互いの存在を認識させることからスタートします。その後、徐々に距離を縮めていきます。

  • 段階1:視覚的な接触:ゲージ越しに、お互いの存在を認識させます。最初は短い時間から始め、徐々に時間を長くしていきます。
  • 段階2:嗅覚的な接触:ゲージを開け、お互いが自由に匂いを嗅ぎ合えるようにします。この時、仔猫が先住猫に飛びつかないように注意深く見守りましょう。
  • 段階3:間接的な接触:おもちゃを使って、間接的に交流させます。お互いが同じおもちゃに興味を示すことで、少しずつ親しみを深めていきます。
  • 段階4:直接的な接触:最終的には、自由に触れ合えるようにします。この段階では、猫同士の反応を注意深く観察し、必要に応じて距離を調整します。

専門家のアドバイス:獣医さんや猫行動学者の相談

猫同士の関係構築に不安がある場合は、獣医さんや猫行動学者に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応ができます。

インテリアと猫の共存:快適な空間づくり

猫と快適に暮らすためには、インテリアも重要な要素です。猫が安全に過ごせるスペースを確保し、ストレスを軽減する工夫をしましょう。

  • 猫が登れる家具:キャットタワーや棚などを設置し、猫が自由に登れる場所を作ることで、猫の運動不足解消とストレス軽減に繋がります。インテリアに合わせたデザインのキャットタワーを選ぶことで、お部屋の雰囲気を損なわずに猫のための空間を作ることができます。
  • 猫用ベッドやハンモック:猫がくつろげる場所を提供しましょう。様々なデザインの猫用ベッドやハンモックがあり、インテリアに合わせやすいものがたくさんあります。
  • 猫が傷つけにくい素材:猫が爪を研いだり、引っ掻いたりしても傷つきにくい素材の家具を選ぶと安心です。また、猫が誤って口にしても安全な素材を選ぶことも大切です。
  • 安全な植物:猫が誤って食べてしまっても安全な植物を選びましょう。猫にとって有害な植物は避ける必要があります。

まとめ

多頭飼育は、猫同士の性格や相性によって、うまくいく場合もあれば、そうでない場合もあります。重要なのは、先住猫のストレスを軽減し、仔猫の行動を適切に管理することです。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、猫同士の関係を築いていきましょう。専門家のアドバイスも活用しながら、猫たちが幸せに暮らせる環境づくりを目指しましょう。

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