多頭飼いの悩み:トイ プードルとアメリカンピットブルの子犬の仲良し作戦

我が家のトイ プードルに新しく弟がやってきたのですがどうも波長があわないのか先住犬であるトイがめちゃくちゃ避けて、ほんともう逃げるように避けてハウスからでてきません。 その新しい弟と言うのがアメリカンピットブルの生後2ヶ月間もない子犬なのです。トイは2日間ほどフードも食べたがらないしピットを部屋に放しているとハウスから出てきません。子犬をハウスに入れていてもそのハウスを避けるように遠廻りで移動します。子犬が遊びたいのかトイにじゃれていってもトイは逃げます。今朝などはトイのハウスの目の前でピットが伏せてトイをジ~っと見ていました。トイはハウスの中で少し困ったようで・・・・。トイが嫌がるとピットを叱る、この繰返しばかりで進歩しそうにありません。これが原因かは分かりませんがトイは少し下痢気味になりました。これはどのように仲良くさせていけば良いでしょうか?放っておいた方が良いですか?トイに対して生意気な行動は叱ってるのですが・・・。

多頭飼いのストレスと解決策:犬同士の仲良しになるためのステップ

愛犬同士の仲が悪くなってしまうと、飼い主さんはとても心配になりますよね。特に、先住犬が新しい犬を怖がり、食事も取れなくなってしまうと、深刻な問題です。今回のケースでは、トイ プードル(先住犬)とアメリカンピットブルの子犬(新しい犬)の性格や体格差、そして子犬のやんちゃな行動が、ストレスの原因となっている可能性が高いです。 解決策としては、焦らず、段階的に関係性を築いていくことが大切です。

1. 安全な空間の確保:それぞれのテリトリーを尊重する

犬は自分のテリトリーを大切にします。まずは、それぞれの犬が安心して過ごせる安全な空間を確保しましょう。トイ プードルには、ピットブルの子犬が届かない、落ち着けるハウスやベッドを用意します。 ハウスは、トイ プードルにとって「安全地帯」として認識されているため、無理にそこから出す必要はありません。子犬がハウスに近づきすぎないように、ベビーゲートなどを活用して空間を区切るのも有効です。

2. 徐々に距離を縮める:強制しない、無理強いしない

いきなり2匹を自由に遊ばせるのではなく、最初は視覚と嗅覚からの刺激に慣れさせることから始めましょう。 例えば、ケージやベビーゲート越しに、お互いの存在を認識させます。 この時、無理強いせず、犬たちのペースに合わせて距離を縮めていくことが重要です。 最初は数分間だけ、徐々に時間を長くしていきましょう。 褒めながら、良い行動を強化していくポジティブなトレーニングが効果的です。

3. 楽しい時間を共有する:ポジティブな経験を積ませる

お互いに良い印象を持つためには、楽しい時間を共有することが大切です。 例えば、おやつを与えたり、一緒に遊んだりすることで、ポジティブな経験を積ませましょう。 子犬には、トイ プードルが嫌がる行動(追いかける、じゃれるなど)をしないように、しっかりしつけを行いましょう。 子犬が落ち着いていられるように、おもちゃや噛むおもちゃなどを与えるのも有効です。

4. ボディランゲージの理解:犬のサインを見逃さない

犬同士のコミュニケーションは、ボディランゲージが重要です。 耳の向き、尻尾の動き、目線など、犬のサインをよく観察しましょう。 トイ プードルが緊張しているサイン(尻尾を低く垂らす、体を低くする、ハァハァと呼吸が荒くなるなど)が見られたら、すぐにピットブルの子犬を別の場所に移動させ、トイ プードルを落ち着かせましょう。

5. 専門家への相談:獣医やドッグトレーナーに相談する

状況が改善しない場合、獣医やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。 獣医は、下痢などの健康面をチェックし、必要に応じて治療を行います。 ドッグトレーナーは、犬同士のコミュニケーションの問題を専門的に解決するためのアドバイスやトレーニング方法を教えてくれます。 プロの意見を聞くことで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

インテリアと多頭飼いの両立:犬が快適に過ごせる空間づくり

犬がストレスを感じないように、インテリアにも工夫が必要です。

落ち着ける空間の確保:犬専用のスペースを作る

それぞれの犬が落ち着いて過ごせる、専用のスペースを作りましょう。 例えば、ハウス、ベッド、クッションなどを用意し、安全で快適な場所を確保します。 これらのスペースは、犬が自由にアクセスでき、他の犬から邪魔されない場所にあることが理想的です。 インテリアの色や素材も、犬がリラックスできるものを選びましょう。 ベージュなどの落ち着いた色は、犬にとってリラックス効果があると言われています。

安全対策:事故を防ぐための工夫

子犬は好奇心旺盛で、いたずらをすることもあります。 そのため、犬が口にしても安全な素材の家具やインテリアを選び、危険なものを手の届かない場所に片付けるなど、安全対策を徹底しましょう。 コード類を隠したり、尖った家具の角にカバーを付けたりするのも有効です。

清潔な環境:衛生面にも配慮する

犬が快適に過ごせるように、清潔な環境を保ちましょう。 定期的に掃除機をかけたり、床を拭いたりすることで、ダニやノミの発生を防ぎます。 また、犬のトイレや食器なども清潔に保つことが大切です。

まとめ:時間と愛情で解決を目指しましょう

多頭飼いは、多くの喜びをもたらしますが、犬同士の相性やストレスの問題も発生する可能性があります。 今回のケースのように、先住犬が新しい犬を怖がる場合は、焦らず、段階的に関係性を築いていくことが重要です。 犬たちのサインをよく観察し、安全な環境を確保しながら、楽しい時間を共有することで、徐々に仲良くなれるはずです。 それでも解決しない場合は、専門家の力を借りましょう。 時間と愛情をかけ、犬たちが幸せに暮らせるようにサポートしていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)