多頭飼いの悩み!2匹の犬のストレスと解決策|インテリアと犬との暮らし

Mix犬でシーズー×チワワを去年の春頃飼いました。トイレの躾もあっという間に完了して、お座りと伏せは3~4日で覚え、お手は1日でマスターした賢い子です。 性格は穏やかでのんびりした子です。去年の冬にパピヨン×チワワも飼うことになったのですが、トイレを覚えていない為、ゲージで飼っていて、見ていられる間は部屋に放すと言う感じですが、出した途端に2匹で追いかけ合い、噛み付くを繰り返し、ペットショップの人に言われた通り、元々の子を上だと教えるために、あとから来た子の上に乗せて下さいと言われましたが、何度やっても嫌がって、シーズーMixの子の方がお腹を見せて服従してしまいます。なので、パピヨンMixの子の方が性格的にも遊び好きで好奇心旺盛な分、飛び掛かって乗っかろうとしたり、追いかけ回しています。シーズーのMixの子は最近はイタズラが目につくようになり観葉植物の木を食い千切ったり、キッチンマットをボロにするしたり、食器棚をかじったりします。今までは絶対そんなことしなかったのに…ストレスですかね?パピヨンのMixの方もストレスがあるのか自分で足の毛を噛んで抜いてしまいます。この2匹は相性が合わないのでしょうか…このままだと犬達の為にも良くないですか?ちなみに、2匹ともオスです。シーズーMixは生後9ヶ月。パピヨンMixは生後3ヶ月です。

多頭飼いのストレスサインと原因

愛犬たちの行動から、ストレスを感じている可能性が高いです。 シーズーMixのいたずら(観葉植物を食べる、キッチンマットをボロボロにする、食器棚をかじる)や、パピヨンMixの自己咬傷(足の毛を噛んで抜く)は、ストレスの明確なサインです。 原因としては、以下の点が考えられます。

  • 順位争い: ペットショップのアドバイス通りに順位付けを試みましたが、効果がありませんでした。犬の世界では、物理的な上下関係だけでなく、遊び方や資源の奪い合いなど、複雑な関係性が存在します。無理強いは逆効果になりかねません。
  • 環境の変化: 新しい家族(パピヨンMix)が加わったことで、シーズーMixは環境の変化にストレスを感じている可能性があります。特に、トイレトレーニングが完了していたのに、パピヨンMixのトイレトレーニングのためにゲージ生活を送っていることが、ストレスに繋がっている可能性があります。
  • 年齢差と性格の違い: 生後9ヶ月のシーズーMixと生後3ヶ月のパピヨンMixでは、遊び方や体力、性格に大きな違いがあります。この年齢差と性格の違いが、追いかけっこや噛みつき合いの原因になっていると考えられます。
  • 遊びの不足: 十分な運動や遊びが不足している場合、ストレスが溜まりやすくなります。特に、パピヨンMixは遊び好きで好奇心旺盛なため、遊びの不足が自己咬傷につながっている可能性があります。

犬同士の相性の問題?解決策を探る

「相性が合わない」という結論を出すのはまだ早いです。 犬同士の相性は、適切な環境とトレーニングで改善できる可能性があります。 重要なのは、犬たちのストレスを軽減し、適切なコミュニケーションを促すことです。

具体的な解決策とインテリアへの影響

1. 環境の見直しと空間の工夫

  • それぞれの安全空間の確保: それぞれの犬が落ち着いて過ごせる、隠れ家のような場所を用意しましょう。 犬用のベッドやハウス、サークルなどを活用し、それぞれが安心して過ごせるプライベート空間を確保することが重要です。インテリアとしては、落ち着いた色合いの布製のベッドや、木製で温かみのあるハウスなどがおすすめです。ブラウン系の家具や、自然素材を取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができます。
  • トイレトレーニングの見直し: パピヨンMixのトイレトレーニングは、ゲージではなく、広い場所で、しつけ教室に通うなど、プロの指導を受けるのも良いでしょう。成功したら、たくさん褒めてあげましょう。 トイレの位置も、犬たちが落ち着いて利用できる場所に配置しましょう。
  • 遊びの場の確保: 広い場所で、それぞれの犬が自由に遊べるスペースを確保しましょう。 おもちゃをたくさん用意し、追いかけっこや引っ張りっこなど、適度な運動と遊びの時間を与えることが重要です。 安全な素材のおもちゃを選び、犬が誤って飲み込んでしまわないように注意しましょう。
  • 家具の配置: 犬がいたずらできないように、観葉植物や貴重品は犬が届かない場所に移動しましょう。 食器棚やキッチンマットは、犬が触れないように工夫するか、犬が安全にかじっても大丈夫な素材のものに交換しましょう。 例えば、犬が噛んでも大丈夫な素材のマットや、犬が登れないように工夫された食器棚を選ぶこともできます。 インテリアを選ぶ際には、犬の安全性を第一に考えましょう。

2. しつけとトレーニング

  • プロの指導を受ける: 動物行動学の専門家や、経験豊富なドッグトレーナーに相談し、適切なトレーニング方法を学びましょう。 無理強いは逆効果なので、犬の気持ちに寄り添ったトレーニングが重要です。 専門家からのアドバイスは、犬との関係性をより良くする上で非常に役立ちます。
  • 褒めて育てる: 良い行動をしたら、すぐに褒めてあげましょう。 おやつや言葉で褒めることで、犬は良い行動を繰り返すようになります。 ポジティブな強化は、犬との信頼関係を築く上で非常に重要です。
  • 無視する: いたずらや噛みつきなどの悪い行動は、無視しましょう。 注意することで、犬は逆に興奮してしまいます。 無視することで、犬は自分の行動が望ましくないことを学習します。 ただし、安全を確保するために、危険な行動はすぐに止めさせる必要があります。

3. インテリアと犬の共存

犬と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

  • 犬に安全な素材: 犬が噛んでも大丈夫な素材の家具やインテリアを選びましょう。 天然木や、耐久性のある素材がおすすめです。 また、犬が誤って飲み込んでしまっても安全な素材のおもちゃを選ぶことも大切です。
  • 落ち着いた色合い: 犬は、明るい色よりも落ち着いた色合いの空間を好みます。 ブラウンやベージュなどの自然な色合いのインテリアは、犬にとってリラックス効果があります。 また、これらの色は、汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
  • シンプルで清潔な空間: 犬が動き回れるスペースを確保し、シンプルで清潔な空間を保ちましょう。 散らかった空間は、犬にとってストレスの原因になります。 定期的に掃除を行い、清潔な環境を保つことが大切です。

まとめ

多頭飼いは、喜びもあれば、悩みもつきものです。 しかし、適切な環境整備、トレーニング、そして何より犬への愛情があれば、犬たちは幸せに暮らすことができます。 焦らず、一歩ずつ解決策を試みて、犬たちと楽しい日々を過ごしてください。 インテリアも、犬との暮らしをより豊かにする大切な要素です。 犬にとって安全で快適な空間づくりを心がけましょう。

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