多頭飼いの悩み!ミニチュアダックスとパピヨンの仲良し生活への道

部屋で犬2匹を飼うことについて ミニチュアダックスの♀(4歳)とパピヨンの♀(1歳)がいます。パピヨンが3日前、家に来ました。ですが、ダックスは最初はワンワン吠えていたのですが、今日は吠えずにしばらく一緒にいたのですがガゥゥと噛みつこうとしていたので私が叱りました。そしたらダックスがテレビの裏に隠れてしまい、顔を床につけて、しょんぼりしている様子なんです。パピヨンの方は家中を走りまわっています。私はおばあちゃんとおじいちゃんと私で3人で暮らしているのですがおばあちゃんもおじいちゃんもパピヨンの方に夢中で・・・。まだ3日だから慣れていないのでしょうか?2匹は仲良くなってくれるのでしょうか??

新しい家族を迎えた時の犬同士のトラブルと解決策

新しい犬を迎え入れると、既存の犬がストレスを感じ、攻撃的な行動に出ることがあります。今回のケースでは、4歳のミニチュアダックスフンド(以下、ダックス)が1歳のパピヨン(以下、パピヨン)に対して、最初は吠え、その後噛み付こうとしたという状況です。ダックスがテレビの裏に隠れてしょんぼりしている様子は、強いストレスを感じている証拠です。

これは決して珍しいことではありません。縄張り意識や資源(食べ物、おもちゃ、飼い主の愛情など)の奪い合い、新しい環境への適応など、様々な要因が犬同士のトラブルを引き起こします。特に、年齢や性格の異なる犬同士では、相性の問題も考慮する必要があります。

ダックスとパピヨンの性格と行動から考える原因

ミニチュアダックスフンドは独立心が強く、警戒心が強い犬種として知られています。一方、パピヨンは活発で社交的な犬種です。今回のケースでは、ダックスがパピヨンの活発な行動や、飼い主の愛情がパピヨンに偏っているように感じていることが、攻撃的な行動につながっている可能性があります。

ダックスのストレス軽減と安心感の提供

ダックスがストレスを感じている原因を解消することが、まず重要です。以下の点を意識して、ダックスに安心感を与えましょう。

  • 安全な隠れ家を作る: ダックスが落ち着ける、自分だけの空間を作ってあげましょう。犬用のベッドやハウスを用意し、静かで安全な場所に設置します。テレビの裏は、犬にとって不安定で怖い場所なので避けた方が良いです。
  • 個別でのスキンシップ: パピヨンに気を取られがちですが、ダックスにも十分な愛情を注ぎましょう。毎日、ダックスとだけ触れ合い、ブラッシングやマッサージをしてあげると安心します。
  • 食事や遊びの時間: ダックスとパピヨンを完全に分離して、食事や遊びの時間を作るのも効果的です。お互いの存在にストレスを感じずに過ごせるように配慮しましょう。
  • 褒めて安心させる: ダックスが落ち着いていたり、パピヨンに対して攻撃的な行動を取らなかったりした時は、すぐに褒めて安心させましょう。言葉だけでなく、優しく撫でたり、おやつを与えたりするのも効果的です。

パピヨンの適切な行動の指導

パピヨンは活発なため、ダックスを刺激してしまう可能性があります。パピヨンの行動をコントロールする必要があります。

  • 基本的なしつけ: 「待て」「おすわり」「伏せ」などの基本的なコマンドをしっかり教えましょう。これにより、パピヨンの行動を制御しやすくなります。
  • 遊びの工夫: パピヨンがダックスを追い掛け回したりしないように、パピヨンだけで遊べるおもちゃや場所を用意しましょう。知育玩具などを活用して、パピヨンのエネルギーを適切に発散させることも大切です。
  • 落ち着かせるトレーニング: パピヨンが興奮しすぎないように、落ち着かせるトレーニングを行いましょう。例えば、「静かに座る」ことを褒めて強化するなどです。

家族全員で協力し、多頭飼いに成功する秘訣

おばあ様とおじい様もパピヨンに夢中になっているとのことですが、多頭飼いは、家族全員で協力して行うことが成功の鍵です。

  • 役割分担: それぞれがダックスとパピヨンの世話をする役割を分担しましょう。例えば、散歩はAさん、食事はBさん、ブラッシングはCさんなど、明確に役割を決めることで、偏った愛情にならないように気を付けましょう。
  • 公平な愛情: どちらか一方に偏った愛情を与えないように注意しましょう。両方の犬に同じように愛情をかけ、時間をかけて接することで、安心感を与えられます。
  • コミュニケーション: 家族間で、犬たちの様子や問題点などを共有し、適切な対応を話し合うことが重要です。日々の観察記録をつけ、共有することで、より効果的な対応ができます。

専門家の力を借りる

犬同士のトラブルが改善しない場合、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。専門家は、犬たちの行動を分析し、適切なアドバイスやトレーニング方法を提案してくれます。

時間と忍耐が大切

犬同士が仲良くなるには、時間と忍耐が必要です。3日ではまだお互いに慣れていない段階です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、上記の点を意識して接することで、2匹はきっと仲良くなれるでしょう。

インテリアと多頭飼いの両立

多頭飼いを成功させるには、犬たちが快適に過ごせる環境を整えることも重要です。インテリアにおいては、

  • それぞれの居場所: 犬たちが落ち着いて過ごせる、個別のベッドやハウスを用意しましょう。材質やデザインは、犬種や性格に合わせて選びましょう。ベージュの落ち着いた色合いのベッドは、多くの犬種に好まれます。
  • 安全な空間: 犬が誤って食べてしまう危険性のあるものを片付け、安全な空間を確保しましょう。コード類を隠す、家具の角を保護するなど、工夫が必要です。
  • 清潔な環境: 定期的に掃除を行い、清潔な環境を保ちましょう。特に、犬が過ごす場所は、こまめに掃除することが大切です。

などを考慮し、犬にとって安全で快適な空間をデザインすることで、ストレスを軽減し、より円滑な多頭飼育を実現できます。

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