多頭飼いの悩み!コーギー同士のケンカを解決し、快適な同居を実現する方法

うちには2匹のウェルシュ・コーギーがいます。 一匹は2才3ヶ月の茶色いオス、もう一匹は11ヶ月の黒のオスです。仲良く遊べるようにと、二匹目を去年5月に飼いはじめたのですが、最初は仲良く遊んでいたのですが、去年11月ごろから11ヶ月の黒が先住犬の茶色に近づくと、先住犬が怒って噛みつくようになりました。 そうすると、黒も負けじと反撃して大喧嘩になってしまいます。ヤキモチ?それともオス同士だから、権力争いなんでしょうか? 今では、二匹を近づかせる事はもちろん同じ部屋に置いとく事もできず、1階と2階で別々に飼っています。 しかし、先日、同居している義母に犬を1階に置かないでほしいと言われました。掃除は毎日してるのですが、毛と臭いが嫌だと言われました。 仕方なく、二階の一部屋で二匹を一緒に飼いたいのですが、なんとか仲良くなる方法はないでしょうか? 別々にゲージにいれていても、気配を感じるだけで警戒体制でうなっています。ちなみに二匹とも私と旦那の言う事はしっかり聞きます。 仲良くなるとまではいかなくても、せめて同じ部屋に一緒に居れるくらいの仲になる方法はないでしょうか?

コーギー同士のケンカの原因を探る

愛犬同士の喧嘩、本当に悩ましいですよね。特に、最初は仲良しだったのに急にケンカが始まった場合は、原因究明が重要です。今回のケースでは、年齢差とオス同士という点がポイントになります。

年齢差と順位争い

2歳3ヶ月と11ヶ月の年齢差は、犬の世界では大きいです。11ヶ月の黒犬はまだ若く、活発で遊びたい盛りの時期。一方、2歳3ヶ月の茶犬は、落ち着きが出てきて自分のテリトリーを意識するようになる時期です。この年齢差から、順位争いが発生している可能性が高いです。黒犬が茶犬に近づくと、茶犬は自分の地位を脅かされていると感じ、攻撃に出るのでしょう。

オス同士の競争本能

オス同士は、特に縄張り意識や優位性を争う傾向があります。資源(食べ物、寝場所、飼い主の愛情など)をめぐる競争が、ケンカの原因になっている可能性も考えられます。

犬同士の仲直りを目指す具体的なステップ

完全に仲良くなるには時間がかかりますが、まずは同じ部屋で過ごせるように、段階的にトレーニングを進めていきましょう。

ステップ1:距離を徐々に縮める

いきなり同じ部屋に放すのではなく、まずはケージやサークルを使って、お互いの存在に慣れさせることから始めましょう。

  • ケージまたはサークルを離れた場所に設置:最初は十分な距離を確保し、お互いの視界に入る程度に配置します。数日間、この状態を維持し、お互いの存在に慣れてもらいます。
  • 距離を少しずつ縮める:数日後、ケージまたはサークルの距離を少しずつ縮めていきます。お互いが落ち着いていられる距離を見つけることが重要です。吠えたり、威嚇したりする様子が見られたら、すぐに距離を広げましょう。
  • 視覚的な遮蔽物:ケージやサークルの間に、薄いカーテンなどを設置することで、お互いの視界を遮り、緊張感を和らげることができます。徐々にカーテンを薄くしたり、取り除いたりすることで、視覚的な刺激に慣れていきます。

ステップ2:嗅覚からのアプローチ

犬は嗅覚が非常に発達しているので、嗅覚を通して仲良くなれる可能性があります。

  • タオルやブランケットの交換:それぞれの犬が使用したタオルやブランケットを交換し、お互いの匂いを嗅がせます。これによって、お互いの存在を認識し、警戒心が軽減される効果が期待できます。
  • 共通の遊び道具:同じおもちゃで遊ばせることで、共通の関心に気づき、仲良くなるきっかけを作ることができます。ただし、激しい遊びは避けて、穏やかな雰囲気で進めましょう。

ステップ3:楽しい時間を共有する

一緒に遊んだり、ご飯を食べたりするなど、楽しい時間を共有することで、良い関係を築くことができます。

  • おやつを使ったトレーニング:おやつを褒めながら、お互いの近くでトレーニングを行い、良い経験を共有させます。成功したら、たっぷり褒めてあげましょう。
  • 散歩:一緒に散歩をすることで、犬同士のコミュニケーションを促進できます。ただし、リードは必ず個別に持ち、お互いが興奮しすぎないように注意しましょう。
  • リラックスできる環境:落ち着いて過ごせる空間を作ることも重要です。リラックスできる音楽をかけたり、アロマを焚いたりするのも効果的です。

ステップ4:専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

インテリアと多頭飼育の両立

義母さんのご指摘にあるように、犬の毛や臭いは気になるものです。インテリアと多頭飼育の両立のためには、以下の点を意識しましょう。

掃除とケア

  • こまめな掃除:毎日掃除機をかけるだけでなく、定期的に床を拭き掃除しましょう。犬の毛が絡まりやすいカーペットやラグは、掃除がしやすい素材のものに交換するのも良いでしょう。
  • 消臭対策:犬用の消臭スプレーや、ペット用の空気清浄機などを活用しましょう。定期的に洗濯できるカバー付きのソファやクッションを選ぶのもおすすめです。
  • 犬用ベッド:犬専用のベッドを用意し、毛の付着を防ぎましょう。洗えるカバー付きのものを選ぶと便利です。

インテリア選び

  • 汚れに強い素材:ソファやカーペットなどの素材は、汚れや毛が付きにくい素材を選びましょう。撥水加工が施されたものや、簡単に拭き取れる素材がおすすめです。
  • シンプルで落ち着いた色合い:犬の毛が目立ちにくい、ダークブラウンやグレーなどの落ち着いた色合いのインテリアを選ぶのも良いでしょう。
  • 犬が安全に過ごせる空間:犬がいたずらできないように、家具の配置や収納方法に工夫を凝らし、安全な環境を確保しましょう。

まとめ

犬同士の仲直りは、時間と根気、そして飼い主の愛情が不可欠です。焦らず、段階的に進めていくことが重要です。専門家のサポートも活用しながら、愛犬たちが快適に暮らせる環境を整えてあげましょう。

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