多頭飼いの不安解消!成猫と子猫の穏やかな同居生活を実現するための完全ガイド

既に飼っている成猫にプラスして子猫を飼うことになりました。経緯がいろいろ奇妙なので、今回の子猫が大丈夫なのか不安なので相談します。少しいきさつまで長いので軽く読みとばしてください(;ω;) 既にいる猫は4歳の♀で避妊済みです。最初は一匹で飼ったのではなく、前には老犬(中型)がいて、プラスして飼いはじめた猫です。犬と子猫(今は成猫)なうえに、老犬のほうが結構やんちゃだったので、最初はケンカしていて殺してしまうのでわ・・・?と不安だったのですが、ケンカもありつつ仲良く暮らしていました。兄妹みたいな感じで(笑) ですが昨年飼い犬のほうが老衰で亡くなってしまい、飼い猫のほうが一匹になりました。やはり、やんちゃする相手がいなくなったこともあり、家の壁を前よりガリガリ(ストレス?)、すごく寂しげに見えるほど静かなときもあり、逆にかまう相手がいなくなったので私達人間にひっかいてきたり噛み付いてきたり(手加減はあり)すごくじゃれついてきて・・・。お留守番も一匹だけ。 そんな時に野良猫の子猫(♂)が家の前にやってきました。かなり衰弱していて、治療のかいなく二日で亡くなってしまいました。ですが、その子猫がきても成猫はとてもおとなしくて、威嚇することもなく、いつも通りの態度でした。 そこで現在の話に戻るのですが、もしかして大丈夫なんじゃないかと思い、保健所に行く子猫(♀)を一匹もらうことになりました。ですが、前の一緒にいた犬や子猫はどちらも♂、そして犬と衰弱していた子猫だったので、今回は少し不安です。元気な子猫の♀とうまくやっていけるのかどうか・・・。まずどうやって会わせたらいいのか体験談を教えてください。補足ちなみに既にいる猫の方は、飼い犬が生きていた頃からほぼ外猫です。外に散歩に行って気のむいたときに家にもどってきます。こういう場合でも家の縄張り意識とか強かったりするんでしょうか・・・?

成猫と子猫の出会い:スムーズな多頭飼育のためのステップ

愛猫との穏やかな多頭飼育生活を実現するために、成猫と子猫の最初の出会いは非常に重要です。いきなり対面させるのではなく、段階を踏んで、お互いの存在に慣れさせることが大切です。

ステップ1:匂いの交換

まず、子猫と成猫の匂いを徐々に交換します。子猫が家に来た最初の数日間は、子猫のタオルや毛布を成猫のいる部屋に置き、成猫の匂いを子猫のいる場所に置くことで、お互いの匂いに慣れさせます。これにより、直接対面する前に、お互いの存在を認識することができます。

ステップ2:別々の部屋での生活

子猫を新しい家に連れてきたら、最初は成猫とは別の部屋で生活させましょう。お互いの存在を視覚的に確認できる程度の距離を保つことが理想的です。数日間はこの状態を維持し、お互いの存在に慣れてもらいます。この間、それぞれの猫に十分な愛情とケアを注ぎ、ストレスを軽減しましょう。

ステップ3:短い時間での間接的な接触

数日後、別々の部屋で、お互いの存在を確認できる状態にします。例えば、ドアを開けて、少しだけお互いの姿が見えるようにします。この段階では、直接の接触は避け、お互いの様子を観察します。成猫が警戒している様子や、子猫が過度に興奮している場合は、すぐに離してください。

ステップ4:フェロモン製品の活用

猫のストレス軽減に効果的なフェロモン製品(Feliwayなど)を活用しましょう。これらの製品は、猫を落ち着かせ、安心感を与える効果があります。特に、新しい環境に慣れる段階では、非常に有効です。

ステップ5:いよいよ初対面!

数日間の準備期間を経て、いよいよ初対面です。最初は、安全な場所で、短い時間だけ対面させます。成猫が子猫に威嚇したり、攻撃的な行動を示す場合は、すぐに離してください。子猫が成猫に近づきすぎないように注意し、成猫が落ち着いていられるように見守ることが大切です。

ステップ6:監視を継続

初対面後も、数日間は常に監視を続けましょう。お互いの様子をよく観察し、問題が発生したらすぐに対応することが重要です。猫同士のケンカは、深刻な怪我につながる可能性があります。

外猫と多頭飼育:縄張り意識への配慮

ご自宅の猫が外猫である場合、縄張り意識が強い可能性があります。しかし、室内での縄張り意識は、外での縄張りとは異なる場合があります。室内は、安全で快適な休息場所として認識している可能性が高いため、子猫の導入によって、その安全性が脅かされると感じているかもしれません。

そのため、成猫が安心して過ごせる空間を確保することが重要です。例えば、成猫専用のベッドや、高い場所での休憩スペースを用意するなど、成猫が安心して過ごせる場所を作ることで、縄張り意識によるストレスを軽減できます。

専門家のアドバイス:獣医師への相談

多頭飼育に不安がある場合は、獣医師に相談することをお勧めします。獣医師は、猫の行動や性格を理解しており、具体的なアドバイスや、必要であれば、猫の健康状態をチェックしてくれます。

インテリアと多頭飼育:猫が快適に過ごせる空間づくり

多頭飼育では、猫たちが快適に過ごせる空間づくりが重要です。

猫用家具の配置

複数の猫が快適に過ごせるよう、猫用ベッドやキャットタワー、スクラッチポールなどを複数設置しましょう。それぞれが自分の安全な場所を確保できるよう、高低差のある配置も効果的です。

遊び場と休憩場所の確保

猫が自由に遊べるスペースと、静かに休めるスペースを確保しましょう。遊び場には、猫じゃらしやボールなどの玩具を用意し、休憩場所には、静かで安全な場所を用意することが大切です。

隠れ家の設置

猫は、隠れ家を持つことで安心感を覚えます。猫用ハウスや、段ボール箱などを隠れ家として設置しましょう。

まとめ:愛情と忍耐で幸せな多頭飼育を

成猫と子猫の多頭飼育は、愛情と忍耐が必要です。焦らず、段階的に進めていくことが成功の鍵です。猫たちの様子をよく観察し、問題が発生したらすぐに対応することで、幸せな多頭飼育生活を実現できるでしょう。

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