多頭飼いのストレス?先住猫の下痢と脱毛の原因を探る

至急お願いします。猫の多頭飼いについて。先住猫が体調を崩しています。 元々、1歳半去勢済みの♂猫を飼っていました。5月31日に3ヶ月の♂猫を知人から貰いうけ、健康診断等済ませ迎えたのですが、最近先住猫が体調を崩しています。最初の一週間は威嚇等あったのですが、じゃれあう様になり、今では一緒に寝る姿もあります。 ですが、半月程前から下痢が続き(病院で注射、薬を処方してもらいましたが効きません)一昨日後ろ足の付け根辺りの毛が対称的に薄くなっているのを発見しました。再度病院に行ったのですが原因はわからず… 新入りが先住猫にしょっちゅうちょっかいを出し、苛々している様子でしまいには先住猫が新入りを追いかけ回すとゆう事が多々見られます。ただ、お互い寝起きに顔を合わすと新入り猫はゴロゴロ喉を鳴らし、先住猫が新入りを毛繕いする姿も1日一回は見ます。 先生は新入り猫によるストレスとは言わないのですが、家での様子を見ているととその様に思えます。皆さんどう思いますか? 苦手な薬やつらそうな下痢を見ていると新入りを諦めようかと真剣に悩んでいます。 どうかアドバイス下さい。

先住猫の体調不良と多頭飼いのストレス:原因究明と解決策

ご心配ですね。1歳半の先住猫が、新しい猫を迎えてから下痢と脱毛に悩まされているとのこと、大変お辛い状況だと思います。獣医師がストレスとは断定していないものの、新入り猫との関係性からストレスが影響している可能性は十分考えられます。 下痢と脱毛は、ストレス以外にも様々な原因が考えられるため、まずは原因特定から始めましょう。

1. 獣医師への再診と詳細な情報提供

現状の治療が効果がないとのことですので、獣医師への再診が最優先です。 前回の診察では伝えきれなかった情報を詳しく伝えましょう。

  • 下痢の症状の詳細:便の色、回数、粘性、血便の有無など
  • 脱毛の状況:脱毛箇所の大きさ、皮膚の状態(赤み、腫れ、かさぶたなど)
  • 新入り猫との関係性:具体的なじゃれ方、追いかけっこ、威嚇の頻度と程度
  • 食事内容の変化:フードの種類、量、与え方
  • 環境の変化:引っ越し、家具の配置変更など
  • 先住猫の行動の変化:食欲、睡眠、排泄、遊びなど

可能であれば、猫の様子を動画で撮影し、獣医師に見せるのも効果的です。 獣医師は、これらの情報からより正確な診断を下し、適切な治療法を提案してくれるでしょう。 必要に応じて、血液検査やアレルギー検査などの精密検査も検討しましょう。

2. ストレス軽減のための環境整備

獣医師の診断を待つ間も、先住猫のストレスを軽減するための環境整備を行いましょう。

  • 隠れ家を作る:猫が安心して休める場所を複数確保します。段ボール箱、猫用ベッド、キャットタワーなど、様々なタイプの隠れ家を用意し、猫が自由に選べるようにしましょう。 特に、新入り猫から離れて休める場所が重要です。
  • トイレを増やす:猫の数に合わせてトイレの数を増やし、排泄場所の競争を減らしましょう。 トイレの種類や砂の種類も、猫の好みに合わせて調整してみましょう。
  • 食事場所を分ける:猫同士が食事の際に争わないよう、食事場所を離しましょう。 それぞれに落ち着いて食事ができるように、静かな場所を選びましょう。
  • フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫の安心感を高める効果があります。 部屋にスプレーしたり、ディフューザーを使用したりすることで、ストレス軽減に役立つ可能性があります。
  • 遊びの時間を作る:猫それぞれに、十分な遊びの時間を取りましょう。 猫じゃらしやボールなどの玩具を使って、猫が自由に遊べる時間を作ることで、ストレス発散に繋がります。 特に、先住猫が新入り猫にちょっかいを出す前に、先住猫と十分に遊ぶ時間を確保しましょう。

3. 新入り猫との関係性の調整

新入り猫が先住猫にちょっかいを出すことがストレスの原因になっている可能性が高いです。 新入り猫の行動をコントロールすることで、先住猫のストレスを軽減できます。

  • 徐々の慣れ合い:いきなり一緒に生活させるのではなく、最初は別々の部屋で生活させ、徐々に慣れさせていく方法もあります。 ケージや部屋を隔てて、匂いを嗅がせたり、声を聞かせたりするなど、段階的に接触機会を増やしましょう。
  • 新入り猫への注意:新入り猫が先住猫にちょっかいを出す際には、優しく注意しましょう。 「ダメ」と声をかけるだけでなく、おもちゃで気をそらすなど、新入り猫の注意を他の物に向ける工夫も必要です。
  • 猫同士の距離を保つ:常に猫同士が一緒にいる必要はありません。 先住猫が落ち着けるように、新入り猫との距離を保つ工夫も重要です。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合、動物行動学の専門家に相談することも検討しましょう。 専門家は、猫の行動を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。

まとめ:諦める前にできることはたくさんある

先住猫の下痢と脱毛の原因がストレスによるものか、他の病気が原因なのかは、獣医師の診断が必要です。 しかし、新入り猫との関係性からストレスが影響している可能性は高いです。 獣医師の診断を仰ぎながら、上記で紹介した環境整備や新入り猫との関係性の調整を行い、先住猫のストレスを軽減するための努力をしましょう。 諦める前に、できることはたくさんあります。 落ち着いて、一つずつ解決策を試みていきましょう。

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