多頭飼いに困っています。飼って二週間以上になる11ヶ月チワックスの雑種♂がいて、先輩犬でキャバリア♀11歳がいます。新しい犬を飼ったと同時に先輩犬が病気になり手術をしました。二ヶ月前からなっていたようですが気がつきませんでした。そのせいでバタバタしていてなかなか後輩犬を相手にしてやれず癖が悪いところが結構あったりストレスがたまっている様な態度を見せたりします。先輩犬の手術が終わり今度は後輩犬のおトイレの躾中で先輩犬が寝ている時に訓練しています。トイレに成功したら後輩犬をよかったね～とよしよししたら先輩犬がヤキモチを焼き、後輩犬がそこらへんでおしっこをするのでサークルにいれていて先輩犬をよしよししていたら後輩犬が今度はヤキモチを焼きます。うまく可愛がるのはどうしたらいんですか？※後輩犬がちゃんと休めるように寝る時は部屋を離してます。寝る時、後輩犬がサークルに入りたくないとぐずりサークル中がりがりして眠れません。まだ手術のあとで首にわっか？みたいなのをつけているので上手く行動が取れず障害物にあたりストレスは更に増していると思います。どうしたら二匹のストレスは解消されるのか‥飼い主失格ですね‥どうしたらいいのでしょうか。まさかこんなトラブルになるとは‥（多頭飼いを否定する回答はご遠慮下さい。最後まで育てるので回答になりません。）
Contents
多頭飼いの現状と課題：それぞれの犬のストレス要因を分析
現在、11歳のキャバリア（先輩犬）と11ヶ月のチワックス（後輩犬）の多頭飼育で、様々な問題を抱えている状況ですね。先輩犬の病気と手術、それに伴う飼い主さんの多忙、そして後輩犬のトイレトレーニングと、多くのストレス要因が重なっています。後輩犬の落ち着きのなさや、トイレの失敗、そして両犬のヤキモチは、これらのストレスが複雑に絡み合っている結果と考えられます。 先輩犬の首輪も、行動を制限し、ストレスを増幅させている可能性があります。
ストレス軽減のための具体的な対策：個々のニーズに合わせたアプローチ
まずは、それぞれの犬のストレス要因に個別に対処していくことが重要です。
先輩犬への配慮：安静と愛情を
手術直後の先輩犬は、安静と十分な休息が必要です。 無理強いせず、優しく接し、ストレスを軽減する環境を整えましょう。
- 安静確保：落ち着ける静かな場所を用意し、過度な刺激を与えないようにしましょう。 他の犬との接触も最小限に抑え、必要に応じてケージやサークルを使用しましょう。 ただし、完全に孤立させるのではなく、視界に入る範囲で一緒に過ごす時間を確保することも大切です。
- 痛みや不快感の軽減：獣医師の指示に従い、痛み止めや鎮痛剤を適切に投与しましょう。 また、快適な寝床を用意するなど、物理的な不快感を軽減する工夫も大切です。
- 愛情表現：優しく撫でたり、声をかけたりすることで、安心感を与えましょう。 ただし、無理強いは避け、先輩犬のペースに合わせて接することが重要です。
- 食事：消化の良い、栄養価の高い食事を提供しましょう。食欲不振の場合は、獣医師に相談しましょう。
後輩犬への配慮：トイレトレーニングと安心できる環境
後輩犬のトイレトレーニングは、根気と適切な方法が重要です。 同時に、安心できる環境を提供することで、ストレスを軽減できます。
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- トイレトレーニング：決まった場所でトイレをさせることを徹底し、成功したら必ず褒めてあげましょう。 失敗した場合は、叱るのではなく、優しく正しい場所へ誘導します。 トイレシートの場所や種類を変えてみるのも有効です。
- サークル：サークルは、後輩犬にとって安心できる空間となるように工夫しましょう。 お気に入りの玩具やベッドなどを入れ、快適な空間にしてあげましょう。 サークルの中で過ごす時間を徐々に増やし、サークルに慣れていくように促します。 ぐずってサークルに入らない場合は、無理強いせず、落ち着いてから誘導しましょう。
- 遊びと運動：十分な運動と遊びの時間を与えましょう。 短い時間でも良いので、毎日散歩に連れて行き、エネルギーを発散させましょう。 室内でも、ボール遊びや引っ張りっこなど、後輩犬が楽しめる遊びを取り入れましょう。
- コミュニケーション：後輩犬と十分にコミュニケーションを取り、愛情表現をしましょう。 撫でたり、話しかけたりすることで、安心感を与えましょう。
両犬の関係性の改善：ヤキモチ対策と公平な愛情
先輩犬と後輩犬のヤキモチは、飼い主さんの愛情が偏っていると感じている可能性があります。 両犬に公平に愛情を注ぎ、それぞれの個性を尊重することが重要です。
- 個別時間：それぞれの犬と個別で過ごす時間を設けましょう。 散歩や遊び、ブラッシングなど、それぞれの犬が楽しめる時間を確保することで、愛情不足によるヤキモチを予防できます。
- 同時におやつ：両犬に同時に、それぞれのおやつを与えましょう。 同時に同じ行動をすることで、公平感を意識させます。
- 褒め方の工夫：後輩犬を褒める際、先輩犬にも優しく声をかけたり、軽く撫でたりすることで、ヤキモチを軽減できます。
- 専門家の相談：どうしても改善しない場合は、動物行動学の専門家や動物病院に相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができます。
インテリアと多頭飼育：快適な空間づくり
インテリアも、多頭飼育のストレス軽減に大きく影響します。 それぞれの犬が落ち着いて過ごせる空間づくりを心がけましょう。
- 落ち着ける場所：それぞれの犬が落ち着いて休める場所を確保しましょう。 ケージやベッド、ソファなどを活用し、それぞれの犬が自分のテリトリーを持つようにします。
- 遊びスペース：犬が自由に遊べるスペースを確保しましょう。 おもちゃやボールなどを置いて、遊び心を刺激します。
- 安全対策：犬が誤って怪我をしないように、安全対策を徹底しましょう。 電源コードや危険な物を隠したり、家具の角を保護したりするなど、安全な環境を整えます。
- 色と素材：落ち着いた色合いのインテリアは、犬のストレス軽減に効果があります。 ベージュやアイボリーなどの暖色系は、リラックス効果があります。 素材は、犬が噛んだり引っ掻いたりしても傷みにくいものを選びましょう。
まとめ：根気と愛情で幸せな多頭飼育を
多頭飼育は、多くの喜びと同時に、様々な課題も伴います。 しかし、根気と愛情をもって、それぞれの犬のニーズに合わせた対応をすることで、幸せな多頭飼育を実現できます。 焦らず、少しずつ改善していくことが大切です。 必要に応じて専門家の力を借りながら、あなたと愛犬たちが共に幸せな毎日を過ごせるよう願っています。
