多頭飼いのストレス軽減!先住猫と新入り猫の共存を目指して

保護してもう10年。先住猫(メス)は家庭内野良猫で絶対触らせません。近づくと威嚇します。 ご飯があって、寝床があって、知らん顔してればいいのです。 そこへ、ケガで成り行き上、うちで飼う事になった外猫(メス)は5才くらい。おとなしい方です。 先住猫が威嚇します。ぜんぜん受け付けません。 目を離すと襲おうとします。離れた場所から睨んでます。 一応、食事を別にし、部屋も別にしてしてますが、まだ1ヶ月半です。いずれは一つ屋根の下に、仲良く無くてもいいから、離れた距離でも良いから、お互いを認め合う風にしたいのですが・・・新猫を外に帰そうかとも考えてしまいます。 今更できないのですが。迷います。 家ねこも、外ねこも避妊済みです。

先住猫と新入り猫のストレス:多頭飼育の課題

猫同士の同居は、特に先住猫がいる場合、ストレスやトラブルが発生しやすいものです。今回のケースでは、10年も一緒に暮らしてきた家庭内野良猫と、新しく迎え入れた外猫の間に、強い縄張り意識や警戒心が生まれていると考えられます。 先住猫は、長年自分のテリトリーを守ってきたため、新入り猫の侵入を許せず、威嚇や攻撃行動に出ているのでしょう。新入り猫は、ケガの治療中という状況も加わり、さらにストレスを感じている可能性があります。

猫のストレスサインを見極める

猫のストレスサインは、人間とは異なり、分かりにくい場合があります。 今回のケースでは、先住猫の威嚇、新入り猫への攻撃、睨みつける行動などが、明らかなストレスサインです。 その他、以下の様なサインにも注意しましょう。

  • 食欲不振:餌を食べなくなる、または食べる量が減る
  • トイレの問題:トイレ以外で排泄する、砂を掻き散らす
  • 毛づくろいの変化:過剰な毛づくろい、または毛づくろいをしなくなる
  • 隠れる行動:普段あまり隠れない猫が、隠れるようになる
  • 攻撃性:人間や他の猫に対して攻撃的になる
  • 過剰な鳴き声:普段あまり鳴かない猫が、頻繁に鳴く

これらのサインが見られた場合は、猫がストレスを抱えている可能性が高いので、早急に改善策を講じる必要があります。

先住猫と新入り猫の共存のための具体的なステップ

新入り猫を外に返すことは、猫にとって大きなストレスとなるため、避けるべきです。 まずは、段階的に猫同士の距離を縮めていく方法を試みましょう。

フェロモン製品の活用

フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。 部屋に拡散することで、猫同士の緊張感を和らげ、ストレスを軽減するのに役立ちます。特に、新入り猫が落ち着ける空間を作るのに有効です。 グレーのインテリアは、落ち着きを与え、猫のストレス軽減に効果的です。

ゆっくりとした距離の縮め方

  • 視覚的な接触から始める:最初は、それぞれの猫が互いの存在を認識できる程度の距離を保ちます。 例えば、別々の部屋で、ドアを開けて少しだけ見えるようにするなど。
  • 匂いの交換:それぞれの猫のタオルやベッドなどを交換し、互いの匂いに慣れさせる。 この段階では、直接の接触は避けます。
  • 少しずつ距離を縮める:猫たちが落ち着いてきたら、少しずつ距離を縮めていきます。 例えば、最初は数メートル離れた場所に、徐々に近づけていきます。
  • ポジティブな強化:猫たちが互いに近づいたり、穏やかな反応を示したりした際には、おやつや褒め言葉で褒めて、ポジティブな経験を強化します。

このプロセスには、数週間から数ヶ月かかる場合もあります。焦らず、猫たちのペースに合わせて進めることが重要です。

環境の整備:猫が安全に過ごせる空間を確保

猫が安全に過ごせる空間を複数確保することも重要です。 例えば、高い場所にあるキャットタワーや、猫専用の隠れ家などを用意することで、猫たちは自分の安全な場所を確保でき、ストレスを軽減できます。 グレーの落ち着いた色合いのキャットタワーやベッドは、猫の落ち着きを促す効果があります。

専門家のサポート

どうしても改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、猫の行動を分析し、具体的なアドバイスを提供してくれます。 また、猫の性格や年齢、健康状態なども考慮した上で、最適な解決策を提案してくれます。

インテリアと猫のストレス軽減

インテリアも猫のストレス軽減に大きく関わってきます。 特に、今回のケースでは、先住猫が家庭内野良猫であることから、隠れ家となるスペースの確保が重要です。

隠れ家の確保

猫は、安全で落ち着ける隠れ家を求めます。 猫が自由に出し入りできる、狭い空間を用意しましょう。 例えば、猫用のハウス、段ボール箱、棚の下などです。 グレーの落ち着いた色のハウスは、猫にとって安心感を与えます。 また、視覚的に遮蔽された空間を作ることで、猫は安心して休息できます。

垂直空間の活用

猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置し、垂直空間を提供することが重要です。 高い場所から周囲を見渡せることで、猫は安心感を覚えます。 グレーのキャットタワーは、部屋の雰囲気を邪魔せず、猫にとっても落ち着ける空間となります。

適切な照明

照明も猫のストレスに影響を与えます。 明るすぎる照明は猫を緊張させ、暗すぎる照明は不安感を増幅させる可能性があります。 適度な明るさを保つことが重要です。 間接照明などを活用し、落ち着いた雰囲気を作ることで、猫のストレスを軽減できます。

まとめ

多頭飼育は、猫同士の相性や性格、環境によって、成功するケースとそうでないケースがあります。 今回のケースのように、先住猫と新入り猫の間に強いストレスがある場合は、焦らず、段階的に距離を縮めていくことが重要です。 フェロモン製品の活用、環境の整備、専門家のサポートなどを活用しながら、猫たちが安心して暮らせる環境を作っていきましょう。 そして、グレーのインテリアは、猫のストレス軽減に効果的なだけでなく、落ち着いた雰囲気の空間作りにも貢献します。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)