多頭飼いのウサギを幸せにするためのインテリアと環境づくり

うさぎの多頭飼いについて。うちには生後6ヶ月のネザーの女の子が居ます。この度、先住うさぎをお迎えしたペットショップで新たに生後7ヶ月の男の子のネザーをお迎えすることにしました。近い時期にペットショップにやってきて、お互い長いことペットショップで過ごしていました。女の子の方は去年の12月にうちでお迎えし、今ではのびのび過ごしていますが、爪きりはいつもお迎えしたペットショップに連れて行くので、今回お迎えする男の子にも毎月会っています。もう成体なので、広めのサークルにいつも1人で寂しそうにしている姿が忘れられなくて、旦那とずっとお迎えするのを悩んでいたのですが、昨日用事があってペットショップに行ったところ、やっぱり寂しそうにしていたので、お迎えする決心をしました。お互いお年頃な月齢で避妊、去勢の手術をしていない子達(まずは近いうちに男の子の去勢、そのあと女の子の避妊手術をすることもちゃんと考えています。)なので、妊娠させないためにも同じ部屋でケージを2階建てに置き、お互い見えないように配慮する予定で、今部屋のレイアウトを変えている所です。同じペットショップに居たので、相性は悪くないと思いますが、先住うさはちょっと気が強い感じなんで、新しいうさが来たらヤキモチを焼くことはすでに予想してます。まだうさぎ飼いの初心者ですが、今度お迎えする子も幸せにしてあげたいので、そのほかに気をつける事がありましたら、ご教授願いたく、こちらに書きました。解答よろしくお願いします。補足 新しいうさのお迎えはケージなどが届いてからなので、今週末の予定です。同じ部屋で2うさ共暮らせるのが理想なのですが、こればかりは連れて帰ってみないと何とも言えないので、どうしてもお互いに縄張り意識を強く主張し、ストレスになるようなら、ウチは2部屋あるので部屋を分ける事も一応は可能ですので、その場合も考慮してあります。相性が悪いからと言って手放すことはしません。責任もってきちんと育てます。

多頭飼いの成功のための準備:ケージ、レイアウト、そして心の準備

新しい家族を迎えるにあたり、まずは適切な環境づくりが重要です。2匹のウサギが快適に暮らせるよう、ケージ、レイアウト、そして何より飼い主さんの心の準備について詳しく見ていきましょう。

ケージ選びと配置:縄張り意識への配慮

2匹のウサギが同じ部屋で暮らす場合、ケージの配置は非常に重要です。お互いに見えないように、かつ、それぞれが安全に過ごせるスペースを確保することがポイントです。2階建てケージは良いアイデアですが、上下階だけでなく、ケージ同士の間隔も十分に取るようにしましょう。

具体的な配置例としては、ケージを部屋の角に置き、壁や家具で視線を遮る方法があります。また、ケージの前に高い棚やパーテーションを設置して、物理的に視界を遮るのも効果的です。ケージの素材は、通気性が良く、清掃しやすいものを選びましょう。木製ケージは保温性が高い反面、汚れが付きやすく、清掃が大変です。金属製ケージは清掃が容易ですが、冬場は保温対策が必要です。

さらに、それぞれのケージに給水器、餌入れ、トイレ、隠れ家などを設置し、資源の競合を減らす工夫も必要です。隠れ家は、ウサギが落ち着いて過ごせる大切な場所です。布製のハウスや、陶器製の隠れ家など、ウサギの性格や好みに合わせて選んであげましょう。

部屋のレイアウト:安全で広々とした空間を

ケージ以外にも、ウサギが自由に動き回れるスペースが必要です。床材には、滑りにくい素材を選び、ケガ防止に配慮しましょう。また、コード類や危険なものは、ウサギの届かない場所に収納する必要があります。

部屋のレイアウトを考える際には、ウサギが自由に走り回れるスペースと、落ち着いて休めるスペースの両方を確保することが重要です。例えば、カーペットを敷いたり、ウサギ用の遊べるおもちゃを設置したりすることで、より快適な空間を作ることができます。

もし、部屋を分けることになった場合も、それぞれの部屋にケージ、餌場、トイレ、隠れ家などを配置し、快適な環境を整えることが重要です。

心の準備:ヤキモチとストレスへの対処法

先住ウサギのヤキモチは、多頭飼いの大きな課題です。新しいウサギが来たことで、今まで独り占めだった飼い主さんの愛情が奪われると感じる可能性があります。

そのため、新しいウサギを迎える前に、先住ウサギへの愛情表現を十分に行い、安心感を与えておくことが大切です。新しいウサギが来た後も、先住ウサギを優先的に可愛がるのではなく、公平に愛情を注ぐことが重要です。

もし、先住ウサギが新しいウサギに対して攻撃的な行動をとる場合は、すぐにケージを分けて、様子を見る必要があります。無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて、2匹が互いに慣れるのを待ちましょう。

インテリアとウサギの快適性:色の効果と素材選び

ウサギのストレス軽減には、インテリアの色や素材も関係してきます。

色の効果:落ち着きを与える色選び

ウサギは、人間よりも色の認識が劣ると言われていますが、それでも明るすぎない、落ち着いた色の方がストレス軽減に繋がると考えられています。

例えば、ブラウンやベージュなどのアースカラーは、ウサギにとって落ち着く効果があるとされています。逆に、赤や黄色などの刺激的な色は、ウサギを興奮させる可能性があります。ケージや部屋の壁の色を選ぶ際には、これらの点を考慮しましょう。

素材選び:安全で清潔な素材を

ウサギが口にしても安全な素材を選び、ケージや床材、おもちゃなどを揃えましょう。天然素材を使用しているものが安心です。また、清掃が容易な素材を選ぶことで、清潔な環境を保ちやすくなります。

専門家のアドバイス:獣医師との連携

多頭飼いを始める前に、かかりつけの獣医師に相談することをお勧めします。ウサギの健康状態や性格、多頭飼いのリスクなどについて、専門家の意見を聞くことで、より安全で快適な環境づくりができます。

また、避妊・去勢手術についても、獣医師と相談し、適切な時期に手術を行うようにしましょう。

まとめ:愛情と配慮で幸せな多頭飼いを実現

多頭飼いは、多くの喜びをもたらしますが、同時に責任も伴います。2匹のウサギが仲良く暮らせるよう、適切な環境づくりと、飼い主さんの愛情と配慮が不可欠です。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたの愛するウサギたちが幸せに暮らせる空間を創造してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)