多頭飼いのウサギの慣らし方:16畳のリビングで暮らす2匹の幸せな同居を目指して

うさぎ二羽飼いの慣らし方を教えて下さい 生後8カ月のメスのロップを飼っています。 このたび、生後5カ月のメスの雑種をお迎えしました。 16畳のリビングの、南壁側に先住うさぎのケー ジ、 北壁側に新入りうさぎのケージを設置し、 約3mくらい離れてますが、お互いの姿は見える位置にいます。 姿は見えても、ケージの中にいる間は、お互いに無関心で、 二羽とも脚を伸ばしてダラ〜っとくつろいでます。 お世話は先住うさぎを優先、抱っこ、ナデナデ、 野菜や果物のデザート類も、先住うさぎを優先して甘やかしてから、 先住うさぎが満足してドテッと寝たところで、 新入りうさぎのお世話に入ります。 新入りうさぎが来て一週間たったとき、 それまで先住うさぎが部屋んぽをするときは、 新入りうさぎのケージを布で覆って遊ばせていましたが、 新入りが来て一週間目に、布を外して先住うさぎの部屋んぽをさせてみました。 ケージの中にいるときはお互い無関心でしたが、 いざ近づくと、鼻をツンツンさせ合って、 お互いを確かめるというか、警戒してるというか、 争う様子はなかったので、相性は問題ないのかな?と思ってました。 その鼻ツンツンが10日ほど続いたとき、 先住うさぎのトイレ掃除、餌補充、水交換、 ブラッシング、抱っこナデデ野菜果物が終わって、 そのまま部屋んぽをさせてました。 その間に新入りのトイレを片付けようと、ケージの扉を開けたら、 先住うさぎが新入りうさぎのケージにピョンと入り、 しばらく二羽でぐるぐる間合いを取ってたかと思うと、 一瞬にして、取っ組み合いのケンカになりました。 あまりにも一瞬だったので、どちらが仕掛けたのか分かりませんでした。 急いで先住うさぎをケージから出し、すぐにケンカは収まりました。 幸い、多少の抜け毛はあったものの、流血には至りませんでした。 その直後、お互い自分のケージの中で、何事もなかったかのように、 ドテ〜と寝てました。 あの一瞬のケンカは何だったんだ!?と、 飼い主の方が混乱してしまいました。 以後は部屋んぽの時間を完全隔離しています。 今でもお互いの姿が見える位置にケージがありますが、 やっぱりケージの中にいるときは無関心。 部屋んぽのときは鼻ツンツン、気が済んだら、また無関心。 でも怖くて二羽を同時にケージから出せません。 どちらもメスで、生まれが3カ月違いですが、 先住うさぎの方が体は大きいです。 あの一瞬のケンカのあとも、普通にペレットも牧草を食べ、 トイレも失敗することなく、同じリビング内の別々ケージで二羽ともダラダラ過ごしてますが、 これから慣らして一緒に部屋んぽは難しいでしょうか? 知人にはうまく二羽飼いしている人もいますし、 (この方のうさぎは、最初から何の問題もなく二羽とも仲良くできたそうです) 我が家の新入りちゃんは、もともと二羽どころか、 かなりの多頭飼いから譲り受けた子です。 先住ちゃんは、ペットショップで幼少期に兄弟うさぎ5羽と 同じケージで販売されていました。 どうしようもなければ、二羽とも他人同士のお隣さんとして、 終生別々に飼っていきますが、 何か上手な慣らし方があれば、教えて下さい。 とにかく先住うさぎを優先!は徹底してます。 あと、何かできることはありますか? よろしくお願いします。

ウサギの多頭飼いの成功と失敗:ケーススタディ

ウサギの多頭飼い、特に成ウサギ同士の同居は、必ずしも成功するとは限りません。今回のケースのように、一見穏やかな様子から突然の喧嘩に発展することもあります。成功例と失敗例を理解することで、より適切な慣らし方を選択できます。

成功例:最初から仲良しだったケース

質問者様の知人宅のように、最初から仲良く暮らせるケースもあります。これは、幼少期から一緒に過ごしてきた、性格が穏やかな個体同士の場合に多く見られます。しかし、これは例外であり、全てのウサギがそうなるわけではありません。

失敗例:突然の喧嘩、そして同居断念

今回のケースは、初期段階では穏やかだったものの、ある出来事をきっかけに喧嘩が発生し、同居が困難になった例です。これは、縄張り意識やストレス、個体差などが複雑に絡み合った結果です。

ウサギの多頭飼い:慣らし方のステップ

ウサギの多頭飼いは、時間と忍耐が必要です。焦らず、段階的に慣らしていくことが重要です。

ステップ1:ケージの位置と距離

現在、約3m離れた場所にケージを設置されていますが、これは適切な距離です。まずは、お互いの存在に慣れることから始めましょう。視覚的な接触は、徐々に距離を縮める上で有効です。

ステップ2:においの交換

ケージ内の敷材や、使用済みのトイレ砂などを交換することで、お互いの匂いを徐々に慣れさせることができます。これは、直接的な接触よりもストレスが少ない方法です。

ステップ3:間接的な接触

ケージの扉を開けて、お互いが自由に嗅ぎ合えるようにします。この時、常に監視し、喧嘩の兆候が見られたらすぐに分離しましょう。鼻をツンツンする行動は、警戒心の表れであり、必ずしも攻撃的な行動ではありません。

ステップ4:短い時間での同居

数分間だけ、広いスペースで一緒に遊ばせてみましょう。最初は、おもちゃやエサなどを利用して、お互いの注意をそらすことが重要です。この時、安全な場所(隠れ家など)を用意しておくと安心です。

ステップ5:部屋んぽ時間の調整

最初は、部屋んぽの時間を完全に分離するのが安全です。徐々に時間を調整し、最終的には、一緒に部屋んぽできることを目指しましょう。

喧嘩の原因と対策

今回の喧嘩の原因は断定できませんが、以下の可能性が考えられます。

* 縄張り意識:特にトイレやエサ場など、資源をめぐる争いが発生しやすいです。
* ストレス:環境の変化や、新しいウサギの導入によるストレスが原因となる可能性があります。
* 個体差:ウサギの性格や気質にも個体差があり、相性が合わない場合もあります。

具体的な対策

* 複数のトイレ、エサ場、給水器を設置する:資源の競合を減らすことで、喧嘩を防ぐことができます。
* 隠れ家を用意する:ウサギは、安全な場所を求めます。隠れ家を用意することで、ストレスを軽減できます。
* 環境エンリッチメント:おもちゃやトンネルなどを設置し、ウサギが自由に遊べる環境を作ることで、ストレスを軽減できます。
* 専門家への相談:どうしても解決できない場合は、獣医師や動物行動学者に相談しましょう。

ウサギの性格と多頭飼い

ウサギの性格は様々です。穏やかで人懐っこいウサギもいれば、警戒心が強く、攻撃的なウサギもいます。多頭飼いを成功させるためには、ウサギの性格をよく理解し、適切な対応をすることが重要です。

先住ウサギの優先順位

質問者様は先住ウサギを優先されているとのことですが、これは非常に重要です。新しい環境に適応するまでには時間がかかります。先住ウサギが安心できる環境を維持することで、新入りウサギへのストレスも軽減できます。

まとめ:時間と忍耐が鍵

ウサギの多頭飼いは、簡単ではありません。しかし、時間と忍耐を持って、適切な方法で慣らしていくことで、2匹のウサギが仲良く暮らせる可能性は十分にあります。焦らず、段階的に進めていきましょう。

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