多頭飼いのウサギのトラブルシューティング:縄張り意識とストレス軽減

うさぎの多頭飼いについてのご相談です。 うちでは、避妊済みのメス2歳と未去勢のオス(←おそらく)4ヶ月を飼っています。 ケージは別々で横に並べてあり、ケージから出す際は部屋を柵(ワイヤーネット)で区切り2匹を同時に出しています。 柵越しだと2匹は常に寄り添っていたり、顔と顔をくっつけていて仲良さそうに見えます。 しかし、柵を外して会わせた(私がしっかり見ている時)途端にメスが態度急変でオスを追いかけたり噛もうとしたり?します。 オスはびっくりして逃げるだけで、メスに噛みついたりしようとはしません。 先住はメスなので、ごはん・おやつ・扉を開ける順番等全てメスを優先にしています。 柵があれば全く問題ないのですが・・・。 なんでそんなに態度が変わるのか、2匹の気持ちが気になります。 こんな体験をされた方いらっしゃいますか? または、うさぎちゃんに詳しい方のご意見等でも良いので是非お答えよろしくお願い致します。

ウサギの多頭飼いにおける縄張り意識とストレス

ご相談ありがとうございます。避妊済みのメスと未去勢のオスのウサギの多頭飼いで、柵越しでは仲が良いのに、柵を外すとメスがオスを追いかけるという状況、まさにウサギの多頭飼いでよくある問題です。これは、縄張り意識ストレスが大きく関わっています。

メスウサギの縄張り意識

まず、先住のメスウサギは、自分のテリトリーをしっかりと確立しています。ケージ、そして柵で区切られた空間が、彼女の安全な場所、つまり縄張りとなっています。柵越しにオスウサギと触れ合うことで、安心感を得ている可能性があります。しかし、柵を外してオスウサギが彼女の縄張りに侵入すると、強いストレスを感じ、攻撃的な行動に出るのです。これは、決してオスウサギを嫌っているわけではなく、自分のテリトリーを守るための本能的な行動です。

未去勢オスウサギの影響

オスウサギは、未去勢であるため、性的な成熟が進んでいます。メスウサギのフェロモンに惹かれ、接近しようとする行動は自然なものです。しかし、メスウサギは、その接近を侵略行為と捉え、攻撃してしまうのです。

ストレスの要因:空間の狭さ

部屋をワイヤーネットで区切っているとはいえ、空間全体が2匹にとって十分な広さかどうかが重要です。ウサギは縄張り意識が強い動物です。それぞれのウサギが落ち着いて過ごせるだけの十分なスペースがないと、ストレスが蓄積し、攻撃行動につながることがあります。

具体的な解決策とアドバイス

では、具体的な解決策を考えていきましょう。

1. オスウサギの去勢手術

最も効果的な解決策は、オスウサギの去勢手術です。去勢手術を行うことで、オスウサギの性的な行動が抑制され、メスウサギへの攻撃性が大幅に減少します。手術後、数週間は様子を見て、徐々に距離を縮めていくことが重要です。獣医師と相談の上、手術を検討しましょう。

2. 広いスペースの確保

2匹が快適に過ごせる広さの確保は必須です。ケージは、それぞれが自由に動き回れる広さが必要です。部屋全体についても、ウサギが自由に走り回れるスペースを確保しましょう。家具の配置を工夫したり、複数階層のケージを利用したりするのも良いでしょう。

3. 徐々に慣れさせる

いきなり柵を外すのではなく、段階的に慣れさせることが重要です。

  • ステップ1:におい慣れ:それぞれのケージを近づけ、においを共有させます。数日間かけて徐々に近づけていくことで、お互いの存在に慣れていきます。
  • ステップ2:視覚慣れ:ケージの扉を開けて、お互いの姿を見せる時間を徐々に増やします。最初は短時間から始め、徐々に時間を長くしていきます。
  • ステップ3:接触慣れ:柵越しに、お互いが触れ合えるようにします。オスウサギがメスウサギに近づきすぎないように注意しましょう。オスウサギが怖がらないように、優しく声をかけながら見守ることが重要です。
  • ステップ4:自由時間:最終的に、柵を外して、監督下で一緒に過ごす時間を与えます。最初は短時間から始め、問題がなければ徐々に時間を長くします。常に様子を観察し、トラブルが発生したらすぐに柵で区切ります。

4. 中立的な場所の確保

2匹にとって中立的な場所を確保することも重要です。これは、どちらのウサギの縄張りともみなされない場所です。例えば、部屋の中央に、隠れ家となるハウスなどを設置することで、落ち着ける場所を提供できます。

5. ストレス軽減のための工夫

ウサギのストレスを軽減するために、以下の点にも注意しましょう。

  • 十分なエサと水:常に新鮮な水と、十分な量のペレットや牧草を用意しましょう。
  • 清潔な環境:ケージや部屋を清潔に保ち、ウサギが快適に過ごせるようにしましょう。
  • 遊び場:トンネルやおもちゃなどを用意し、ウサギが遊べる環境を整えましょう。
  • 隠れ家:ウサギが落ち着いて休める隠れ家を用意しましょう。

専門家の意見

ウサギの行動に詳しい獣医や動物行動学の専門家に相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な解決策を見つけることができるでしょう。

インテリアとの関連性:ウサギのための快適な空間づくり

ウサギの多頭飼いに成功するためには、インテリアにも工夫が必要です。

* 広々とした空間:ウサギが自由に動き回れる広さが必要です。家具の配置を工夫し、通路を確保しましょう。
* 安全な素材:ウサギが噛んでも安全な素材の家具や床材を選びましょう。
* 隠れ家スペース:ウサギが落ち着いて休める隠れ家となるハウスや、棚などを配置しましょう。ブラウン系の家具は、ウサギの落ち着きを促す効果があると言われています。
* 清潔さ:ウサギのトイレや給水器などを清潔に保ち、定期的に掃除を行いましょう。

これらの点を考慮して、ウサギが快適に過ごせるインテリアを設計することで、ストレスを軽減し、多頭飼いの成功に繋げることができます。

まとめ

ウサギの多頭飼いは、適切な対応と環境づくりが重要です。オスウサギの去勢手術、十分なスペースの確保、段階的な慣れさせ、ストレス軽減のための工夫、そして専門家への相談などを検討することで、2匹が仲良く暮らせる可能性が高まります。インテリアにも配慮し、ウサギにとって快適な空間を作ることで、より良い共存関係を築けるでしょう。

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