多頭飼いで猫の寂しさを解消?2匹目の猫を迎える前に知っておくべきこと

猫を多頭飼いしている方へ質問です。うちには3ヶ月前にシェルターから引き取った2歳のメス猫がいます。私と主人は共働きなので、日によって猫がお留守番する時間が長い時があります。そういう日は私たちが帰ってくると、すごく泣いてたくさん甘えてきます。一度私と主人が8時間くらい留守にする時に、部屋にビデオカメラをセットして後で見てみました。すると1時間おきくらいに寂しそうにドアに向かって鳴いていました。そこで、もう一匹居た方が寂しくなくていいのかなぁと思うようになりました。前の飼い主が多頭飼いをしていたのかはわかりませんが、彼女は引き取る2日前に避妊手術を受けていて病院の先生が傷跡をみて、妊娠していたと思うと言っていました。なのでやっぱり他にも猫と一緒に暮らしていたのかなと思いました。こういう場合はやはりもう一匹飼った方がいいのでしょうか。そしてもし飼うとしたら、同性のほうがとか子猫のほうがいいとかありますか。もちろん相性はあるとは思いますが、もしアドバイスがあれば教えてください。長々と読んでくれてありがとうございます。

猫の寂しさ、多頭飼いが解決策?

愛猫が留守番中に寂しそうに鳴いている姿を見るのは、飼い主として辛いものです。特に、シェルター出身で過去に多頭飼いの経験がある可能性のある猫の場合、寂しさを感じている可能性は高まります。多頭飼いは寂しさを解消する有効な手段の一つですが、安易な決断は避けるべきです。 猫の性格や相性、そして飼い主さんの生活環境を考慮した上で、慎重に検討する必要があります。

多頭飼いのメリットとデメリット

多頭飼いを検討する前に、メリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。

メリット

  • 寂しさの軽減: 猫同士で遊び、じゃれ合い、お互いを慰め合うことで、留守番中の寂しさを軽減できます。
  • 運動不足の解消: 猫同士で追いかけっこをすることで、運動不足の解消に繋がります。肥満予防にも効果的です。
  • エンターテイメント性の向上: 猫同士のじゃれ合いは、飼い主にとっても楽しいエンターテイメントになります。
  • 社会化の促進: 子猫期に兄弟猫と過ごすことで、社会性を身につけることができます。

デメリット

  • 費用増加: 猫が増える分、フード代、トイレ用品代、医療費など、飼育費用が増加します。
  • 時間と労力の増加: 猫が増える分、お世話にかかる時間と労力が増加します。トイレ掃除や毛の処理など、負担が増えることを覚悟しましょう。
  • ストレス増加: 相性が合わない場合、猫同士でケンカやイジメが発生し、ストレスを抱える可能性があります。場合によっては、病気の原因にもなりかねません。
  • 生活空間の確保: 猫が増える分、生活空間を確保する必要があります。十分なスペースがないと、ストレスの原因になります。
  • アレルギーリスク: 猫アレルギーを持つ人がいる家庭では、猫が増えることで症状が悪化する可能性があります。

2匹目の猫を迎える際の注意点

もし2匹目の猫を迎えることを決めた場合、以下の点に注意しましょう。

猫の性格と相性

  • 現在の猫の性格: 現在の猫が穏やかな性格なのか、攻撃的な性格なのかをよく観察しましょう。攻撃的な猫と穏やかな猫を一緒に飼うのはリスクが高いです。
  • 新しい猫の性格: シェルターなどで新しい猫を選ぶ際は、性格をよく確認しましょう。スタッフに相談して、現在の猫と相性の良い猫を選んで貰うのが理想的です。性格が似ている猫同士の方が、比較的仲良くなりやすい傾向があります。
  • ゆっくりと時間をかけて: 新しい猫をいきなり現在の猫と合わせるのは危険です。最初は別々の部屋で生活させ、徐々に慣れさせていくことが大切です。フェロモン製品などを活用するのも良いでしょう。

同性?異性?子猫?成猫?

一般的に、同性同士の方がケンカが少ないと言われています。しかし、これは絶対ではありません。性格や個体差によって大きく変わるため、一概には言えません。子猫と成猫の場合、成猫が子猫をいじめたり、逆に子猫が成猫を困らせたりする可能性があります。年齢が近い猫同士の方が、比較的仲良くなりやすい傾向があります。

環境の準備

  • トイレの数: 猫の数より1つ多くトイレを用意しましょう。トイレが足りないことで、猫同士のストレスや縄張り争いが発生する可能性があります。
  • 食事場所: 猫の数だけ食事場所を用意しましょう。食事場所が足りないことで、猫同士が争う可能性があります。
  • 隠れ家: 猫は隠れ家が好きです。猫の数だけ隠れ家を用意しましょう。隠れ家がないと、猫同士がストレスを感じてしまう可能性があります。
  • 遊び道具: 猫が飽きないように、たくさんの遊び道具を用意しましょう。猫同士で遊ぶだけでなく、飼い主さんと遊ぶ時間も大切です。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、「多頭飼いは必ずしも寂しさを解消するとは限りません。猫同士の相性や、飼い主さんの適切なケアが重要です。安易な多頭飼いは、かえってストレスを増大させる可能性があります。」とのことです。

まとめ

多頭飼いは、猫の寂しさを解消する有効な手段の一つですが、安易な決断は避けるべきです。メリットとデメリットを理解し、猫の性格や相性、そして飼い主さんの生活環境を考慮した上で、慎重に検討することが大切です。2匹目の猫を迎える前に、十分な準備を行い、猫と飼い主さん双方が幸せになれるよう、最善を尽くしましょう。

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