多肉植物の蒸れ対策と復活方法|ラウリンゼとチワワエンシスの救済

多肉植物に詳しい方、知恵を貸して下さいm(_ _)m 今年初めて多肉を育て始めたんですが、ラウリンゼとチワワエンシスが蒸れてしまったようで、触ると葉が柔らかくなっていて、一回り小さくなってしまいましたm(_ _)m ベランダのできるだけ高い位置に置いてたんですが、どうすればいいのかわからずとりあえず部屋に入れて根っこを確認したんですが、白い綺麗な根っこもあり腐ってはないように思います。これからどうすればまた以前の様に葉が硬く元気になってくれるんでしょうか? いまは水はあげない方がいいでしょうか? よろしくお願いしますm(_ _)m

多肉植物の蒸れと原因

多肉植物、特にラウリンゼやチワワエンシスは、蒸れに弱い品種です。葉が柔らかくなり、小さくなったとのことですが、これはまさに蒸れの症状です。蒸れとは、植物の周囲の湿度が高く、空気の循環が悪いため、植物が呼吸できず、生育不良を起こす状態を指します。

蒸れの原因

多肉植物の蒸れの原因は様々ですが、今回のケースでは以下の点が考えられます。

  • 通風の悪さ:ベランダの高い位置に置かれていたとはいえ、周囲の環境によっては風が十分に当たらない場合があります。特に、ベランダが囲われている場合や、他の植物に囲まれている場合は、通風が阻害されます。
  • 過湿:水やりが多すぎる、または鉢底の水はけが悪いと、根が常に湿った状態になり、蒸れの原因となります。特に梅雨時期や、雨の当たるところに置いていると、蒸れやすいです。
  • 直射日光:直射日光が長時間当たることで、葉の温度が上がり、蒸れやすくなります。特に真夏の強い日差しは注意が必要です。

蒸れた多肉植物の対処法

まずは、植物の状態を落ち着かせることが大切です。

1. 風通しの良い場所に移動

現在、室内に移動されているとのことですが、風通しの良い場所を選びましょう。窓を開けて風を通したり、扇風機で弱風を当てるのも効果的です。ただし、直射日光は避けてください。

2. 水やりの見直し

根腐れしていないとのことなので、当面は水やりを控えましょう。土が完全に乾いてから、少量の水をあげるようにします。水やりの頻度は、季節や気温、鉢の大きさ、土の種類によって異なります。土の表面が乾いてから数日待ってから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えるのが基本です。ただし、蒸れている状態では、根が水を吸い上げる力が弱まっている可能性があるので、控えめに与えることが重要です。

3. 日光調整

直射日光は避けて、明るい日陰に置きましょう。レースのカーテン越しに光を当てるなど、工夫してみましょう。

4. 枯れた葉の除去

完全に枯れてしまった葉は、早めに取り除きましょう。これにより、病気の蔓延を防ぎ、植物の負担を軽減できます。

5. 鉢の確認

鉢底に穴が開いていない、または排水性が悪い鉢を使用している場合は、通気性の良い鉢に植え替えることを検討しましょう。

多肉植物の育成環境を整える

蒸れを防ぎ、多肉植物を元気に育てるためには、適切な環境を整えることが重要です。

1. 適切な鉢選び

通気性の良い素焼き鉢がおすすめです。プラスチック鉢を使用する場合は、鉢底に穴を開け、鉢底石を使用しましょう。

2. 水はけの良い用土

多肉植物用の培養土を使用するか、赤玉土、鹿沼土などを混ぜて、水はけの良い用土を作りましょう。

3. 適切な置き場所

風通しが良く、直射日光が当たらない明るい場所を選びましょう。真夏は直射日光を避ける必要があります。

4. 水やりのコツ

土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。ただし、季節や気温、植物の状態によって調整が必要です。

専門家のアドバイス

多肉植物の栽培に詳しい園芸専門家によると、「蒸れてしまった多肉植物は、回復に時間がかかる場合があります。焦らず、適切な環境を整え、根気強くケアすることが大切です。また、植物の状態をよく観察し、必要に応じて対応しましょう。」とのことです。

まとめ

ラウリンゼとチワワエンシスが蒸れてしまった原因と、その対処法について解説しました。風通しの良い場所に移動させ、水やりを控えめにする、適切な日光に当てることで、多肉植物は徐々に回復に向かうでしょう。ただし、回復には時間がかかる場合もあるので、根気強くケアを続けましょう。 植物の状態をよく観察し、必要に応じて対処することで、健康な多肉植物を育てることができます。

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