外猫から内猫への矯正:鳴き声対策とストレス軽減

外猫を内猫に矯正中ですが、鳴きすぎで家族が眠れません。 8年間外猫だったオス猫(1歳弱までは野良)ですが、 家の周囲の環境が変わってきたため、内猫に矯正中です。 まずは、ペットホテルに1泊させ、その後ケージ生活、猫部屋、家の中自由と 段階を踏んで1ヶ月経ちました。 以前24時間鳴きっぱなしだったのですが、今は少しマシになってきたような気がします。 他に生後数ヶ月の子猫が2匹いますが、この子達は外の世界はしりません。 オス猫も、子猫の面倒をよく見てくれます。 しかし、早朝3時から7時くらいに15分間隔くらいで、ものすごい大音量で鳴きます。 特に、数日前、妻の不注意で一度脱走してからリセットされたような感じもします。 妻は、睡眠不足から、もう外猫のままでいいとはいいませんが、 ちょっと合理的な判断が鈍ってきている感じです。 私はいくらいらいらしても、外猫に戻すくらいなら、外猫でもいいような田舎に引っ越すか(今は東京都心部)、 一室閉じ込めするほうがいいと思っています。 まだまだ1ヶ月で序の口ですが、 大体どれくらいで猫が慣れてくれるでしょうか。 半年から1年は我慢するつもりですが、 予想以上に私地震や家族の疲弊度が激しいのと、そもそも無理なことをしてるのではという不安もあります。 ハーネスつけて散歩とか、、いろいろやってみたほうがいいでしょうか? 経験者の方、アドバイス願います。補足去勢は、子猫の時に済ませました。 家は脱走防止用に、内扉を増設し、敷地内のお気に入りだったところにキャットエンクロージャーで遊び場?をつくって、 猫専用扉で出入りできるようにしましたが、全然活用してくれません。。。 耳栓は、久しぶりにぐっすり眠れました。 仕事に遅刻しそうになりましけどね。

外猫から内猫への転換:ストレスと鳴き声の原因

8年間外猫として生活してきた猫にとって、室内生活への転換は大きなストレスです。 特に、一度脱走したことで、猫は再び不安定な状態になった可能性が高いです。 早朝3時〜7時の鳴き声は、縄張り意識や不安、孤独感の表れと考えられます。 また、外の世界を知らない子猫がいることで、オス猫は保護本能から鳴き声をあげることもあるでしょう。

具体的な解決策と改善策

1. 環境エンリッチメント:猫の五感を刺激する

猫が室内環境に適応できるように、様々な工夫が必要です。 単に広い空間を与えるだけでなく、猫の五感を刺激する環境を作ることを心がけましょう。

  • 視覚:様々な高さのキャットタワー、窓辺での日光浴スペース、興味を引くおもちゃなどを配置しましょう。 視覚的な刺激は、猫の退屈感を軽減し、ストレスを減らす効果があります。
  • 聴覚:猫がリラックスできる音楽や自然の音を流してみましょう。 鳥のさえずりや雨の音などは、猫を落ち着かせる効果があります。ただし、音量には注意が必要です。
  • 嗅覚:猫が安全だと感じるフェロモン製品(フェリウェイなど)を使用するのも有効です。 また、猫草や猫じゃらしなども嗅覚を刺激します。
  • 触覚:様々な素材のベッドやマットを用意し、猫が快適に過ごせる場所を提供しましょう。 柔らかい素材や、猫が気に入る素材のものを選んであげましょう。
  • 味覚:普段とは違う種類のフードや、おやつを与えてみましょう。 新しい味覚は、猫の好奇心を刺激し、ストレス軽減に繋がります。

2. 継続的なトレーニングとコミュニケーション

猫が室内環境に慣れていくには、時間と根気が必要です。 焦らず、段階的にトレーニングを進めていきましょう。

  • ケージトレーニングの見直し:ケージを単なる閉じ込め場所ではなく、安全で快適な空間として捉えさせることが重要です。 お気に入りのベッドやおもちゃ、フードボウルなどをケージ内に配置し、ケージの中での時間を楽しく過ごせるように工夫しましょう。
  • 遊びの時間:毎日決まった時間に、猫と十分に遊んであげましょう。 狩猟本能を満たすための、追いかけっこや獲物模倣のおもちゃを使うと効果的です。 遊びを通して、猫との絆を深めることもできます。
  • コミュニケーション:猫とコミュニケーションをとる時間を増やし、安心感を与えましょう。 優しく撫でたり、声をかけたりすることで、猫は落ち着きを取り戻します。

3. 猫用ハーネスと散歩:徐々に慣れさせる

ハーネスと散歩は、猫のストレス軽減に役立つ可能性があります。 しかし、いきなり散歩させるのではなく、まずは室内でハーネスに慣れさせることから始めましょう。 最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことが重要です。 外の世界への刺激は、猫によってはストレスになる場合もありますので、猫の様子を見ながら慎重に進めましょう。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、猫のストレスの原因を特定し、適切な対策を立てることができます。 鳴き声の原因が病気によるものの場合もあります。

5. 家族の協力と理解

家族全員で猫の矯正に協力し、理解し合うことが重要です。 妻の睡眠不足は深刻な問題です。 耳栓の使用も有効ですが、根本的な解決策ではありません。 家族で話し合い、猫の生活リズムと家族の生活リズムの調和を図る努力が必要です。

時間と忍耐:具体的な期間について

外猫から内猫への転換は、猫の性格や過去の経験によって、数ヶ月から数年かかることもあります。 半年から1年という期間は、決して短くありません。 しかし、継続的な努力によって、猫は徐々に室内生活に慣れていきます。 焦らず、猫のペースに合わせて、根気強く対応することが大切です。

まとめ:諦めずに、猫と家族の幸せを追求する

外猫から内猫への矯正は、簡単ではありません。 しかし、適切な対策と家族の協力によって、猫と家族が共に幸せに暮らせる環境を作ることができます。 専門家のアドバイスも活用しながら、猫の気持ちに寄り添い、根気強く取り組んでいきましょう。 大切なのは、猫と家族の幸せを追求することです。 諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

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