外壁塗装の臭い対策!室内への侵入を防ぎ、早く消臭する方法

外壁塗装の塗料(油性)の臭いが室内に入ってきてしまった場合に、早く臭いを消す方法を教えて下さい。 隣家の塗料の臭いが我が家に入ってきて、窓を開けてもなかなか消えず困っています(まだ途中だからということもあると思いますが)。 換気扇は逆効果とのことですが、扇風機で撹拌するのは良いですか?あと、茶殻などは消臭効果あるでしょうか?もっと強力な方法があれば教えて下さい。

油性塗料の臭い、室内への侵入を防ぐ対策

隣家の外壁塗装工事による油性塗料の臭いが、ご自宅に侵入してきて困っているとのこと、大変お気持ちお察しします。窓を開けても消えず、換気扇も逆効果とのこと、焦るのも無理はありません。まずは、臭いの侵入経路を特定し、対策を講じることから始めましょう。

臭いの侵入経路の特定

油性塗料の臭いは、窓やドアの隙間、換気口などから侵入してきます。まずは、臭いの強い場所を特定し、そこから侵入している可能性が高い箇所を特定しましょう。例えば、風向きや臭いの強さを確認することで、侵入経路を絞り込むことができます。

具体的な対策

* 窓やドアの隙間を塞ぐ: 窓やドアの隙間から臭いが侵入している場合は、隙間テープやパッキンなどで隙間を塞ぎましょう。ホームセンターなどで手軽に購入できます。特に、下枠や窓枠と壁の接合部などは、隙間ができやすいので注意が必要です。
* 換気口のフィルター交換: 換気口から臭いが侵入している場合は、フィルターを交換するか、一時的に換気口を塞いでみましょう。フィルターは定期的に交換することが重要です。
* 空気清浄機を使用する: 高性能な空気清浄機は、油性塗料の臭い成分を効果的に吸着・分解します。特に、HEPAフィルターと活性炭フィルターを備えた機種を選ぶと効果的です。
* ビニールシートで窓を覆う: 強風時や臭いが特に強い場合は、窓全体をビニールシートで覆うことで、臭いの侵入を防ぐことができます。ただし、換気を十分に行い、室内の酸素不足に注意しましょう。

室内で発生した臭いを消す方法

すでに室内に臭いが侵入している場合は、以下の方法を試してみましょう。

換気扇の逆効果と扇風機の活用

換気扇が逆効果と言われるのは、外気を取り込むことで、かえって臭いを室内に取り込んでしまう可能性があるためです。一方、扇風機で空気を撹拌することは、臭いを拡散させる効果があり、効果的です。ただし、窓を開けて換気と併用することが重要です。

消臭効果のあるアイテム

* 茶殻: 茶殻には消臭効果がありますが、油性塗料の強い臭いに対しては、効果が限定的です。補助的な手段として活用するのが良いでしょう。
* 重曹: 重曹は、アンモニアなどの臭いを吸着する効果があります。浅い容器に重曹を入れ、部屋に置いておくと、臭いを軽減する効果が期待できます。
* 活性炭: 活性炭は、様々な臭いを吸着する効果があり、油性塗料の臭いにも効果があります。市販の活性炭製品を利用するか、竹炭などを利用するのも効果的です。
* 消臭スプレー: 市販の消臭スプレーも有効です。ただし、油性塗料の臭い専用の消臭スプレーを選ぶことが重要です。

より強力な消臭方法

* オゾン脱臭機: オゾン脱臭機は、オゾンを発生させることで、臭いの原因物質を分解します。強力な消臭効果が期待できますが、高価な場合もあります。
* プロの消臭業者に依頼: 臭いがなかなか消えない場合は、プロの消臭業者に依頼することを検討しましょう。専門的な知識と技術を用いて、効果的に臭いを除去してくれます。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、油性塗料の臭いは、塗料の種類や施工方法、天候など様々な要因に影響されます。特に、換気不足の状態で塗装作業が行われた場合、臭いの発生が強くなる傾向があります。隣家との良好な関係を維持するためにも、塗装業者に状況を説明し、臭い対策について相談することをお勧めします。

まとめ:臭い対策は早めの対応が重要

油性塗料の臭いは、健康にも影響を与える可能性があるため、早めの対策が重要です。上記の方法を参考に、臭いの侵入を防ぎ、効果的に臭いを除去しましょう。それでも臭いが解消しない場合は、専門家への相談を検討してください。

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