外国人留学生との同棲と賃貸契約:安心安全な住まい探しガイド

去年の5月から今年の5月まで日本にワーキングホリデーで来日していた方とお付き合いし、10月に留学ビザで再来日し同棲する予定です。賃貸契約では、私が契約した方がいいのか、それとも留学生の方が契約した方が良いのか悩んでいます。私は現在25歳ですが、貯金は100万程度、職業が介護職なため手取りで14万程度しかありません。実家暮しですが、諸事情で保証人になれる人もいません。なので、私が家を借りることは難しいのかなとも思っています。また、その方は日本でのアルバイト先は決まっているのですが、給料によって4月まで語学校にいれるか1年間語学校にいられるかが微妙なところです。

同棲における賃貸契約:誰名義にするのがベスト?

ワーキングホリデーから留学ビザへと滞在資格を変更し、同棲を始めるという状況、おめでとうございます! しかし、賃貸契約は重要な問題です。 あなたとパートナーの状況を考慮すると、契約者名義は慎重に検討する必要があります。 単純に「どちらが契約するべきか」ではなく、それぞれの状況とリスク、そして将来的なことを踏まえて判断することが重要です。

あなたの状況:保証人問題と収入

あなたは介護職で手取り14万円、貯金100万円、保証人もいないとのこと。 残念ながら、一般的な賃貸物件では契約が難しい可能性が高いです。 多くの不動産会社は、安定した収入と保証人を求めます。 収入が低いと審査に通らないケースが多く、保証人がいないとさらにハードルが上がります。

パートナーの状況:ビザと収入の不安定性

パートナーは留学ビザで、アルバイト収入によって語学学校の在学期間が変わる可能性があるとのこと。 これは、収入の安定性に不安が残ることを意味します。 収入が不安定な場合、賃貸契約の審査に通りにくいだけでなく、家賃の滞納リスクも高まります。

賃貸契約における解決策:3つの選択肢

上記を踏まえ、3つの選択肢を検討してみましょう。

1. あなたが連帯保証人を立てる

パートナーが契約者となり、あなたが連帯保証人になる方法です。 この場合、パートナーの収入と信用情報が審査の対象となります。 しかし、あなたが連帯保証人になるということは、パートナーが家賃を滞納した場合、あなたが責任を負うことを意味します。 経済的に余裕がないあなたにとって、大きなリスクを伴う選択肢です。

2. 保証会社を利用する

多くの不動産会社が利用している保証会社に加入する方法です。 保証会社は、家賃滞納時の保証や、契約者本人の信用情報に問題がないかなどを確認します。 保証会社を利用することで、保証人の代わりに家賃保証を受けられるため、契約が通りやすくなります。 ただし、保証料が必要になります。 費用は契約内容によって異なりますが、月額家賃の1%~数%程度が一般的です。

3. 共同で賃貸契約できる物件を探す

近年では、連帯保証人不要、もしくは保証会社加入必須といった条件の物件が増えています。 また、ルームシェア向けの物件も存在します。 これらの物件は、収入が低くても契約できる可能性があります。 しかし、条件に合う物件を見つけるには、時間と労力が必要になります。

具体的なアドバイス:スムーズな賃貸契約のために

1. 不動産会社に相談する:まずは複数の不動産会社に相談し、あなたの状況を詳しく説明しましょう。 それぞれの会社が持つ物件や審査基準は異なるため、複数の会社に相談することで、より多くの選択肢を得られます。 特に、外国人留学生向けの物件情報に詳しい会社を探してみるのも良いでしょう。

2. 保証会社について詳しく調べる:保証会社を利用する場合、複数の保証会社を比較検討し、費用やサービス内容を比較しましょう。 保証会社によって、保証料やサービス内容が異なるため、自分に合った保証会社を選ぶことが重要です。

3. 物件選びのポイント:家賃だけでなく、管理費や共益費、敷金・礼金なども含めて検討しましょう。 また、交通の便や周辺環境なども考慮し、生活しやすい物件を選びましょう。 さらに、契約期間にも注意が必要です。

4. 契約書をよく読む:契約書には重要な事項が記載されています。 契約前に必ず内容をよく確認し、不明な点は不動産会社に質問しましょう。 特に、違約金に関する条項は注意深く読みましょう。

5. パートナーとよく話し合う:賃貸契約は、あなたとパートナーの共同生活の基盤となります。 契約内容や費用負担について、事前にしっかりと話し合い、合意を得ることが重要です。

専門家の視点:行政書士のアドバイス

賃貸契約に関する専門家である行政書士に相談することも有効です。 行政書士は、賃貸契約に関する法律や手続きに精通しており、あなたにとって最適な方法をアドバイスしてくれます。 特に、ビザに関する問題や、契約上のリスクについても相談できます。

まとめ:安心安全な住まい選びを

外国人留学生との同棲と賃貸契約は、多くの課題を含みますが、適切な準備と対応で乗り越えることができます。 焦らず、一つずつ問題を解決し、あなたとパートナーにとって最適な住まいを見つけてください。 そして、快適な共同生活を送ってください。

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