外でのお座りができない柴犬!4ヶ月の子犬のしつけ方と、落ち着けるインテリア空間の作り方

4ヶ月の柴犬です。部屋で飼っていて、部屋ではお座りをするのですが、外に行くと全くしません。ただ慣れていないせいでしょうか。外でも再度教えなおしでしょうか。

4ヶ月の子犬と外での「お座り」:慣れと再教育の必要性

4ヶ月の柴犬ちゃん、室内ではお座りができるのに、外ではできないとのこと、ご心配ですね。結論から言うと、慣れと環境の変化が大きく影響している可能性が高く、外でも再度教えなおす必要があるかもしれません。

室内と屋外では、視覚情報、聴覚情報、嗅覚情報など、犬を取り巻く環境が大きく異なります。室内では安心できる自分のテリトリーにいるため、落ち着いて指示に従えますが、屋外では様々な刺激が入り込み、犬は興奮状態になりやすいのです。そのため、室内で学習した「お座り」の行動が、屋外では発揮できないということが起こります。

また、4ヶ月の子犬は、まだ社会化の過程にあります。新しい場所や人、犬など、様々な刺激に戸惑い、恐怖心や警戒心を持つことも珍しくありません。そのため、お座りなどの基本的なコマンドを理解していても、状況に応じて適切な行動を取ることが難しいのです。

外でお座りができない原因を探る

外でお座りができない原因を特定するために、以下の点をチェックしてみましょう。

1. 環境の変化への対応

* 騒音:車の音、人の声、工事の音など、普段聞かない音に驚いて集中できない可能性があります。
* 視覚刺激:通行人、自転車、車など、動くものが多いと気が散りやすいです。
* 嗅覚刺激:様々な匂いが混ざり合い、犬にとって情報過多になっている可能性があります。
* その他:他の犬との遭遇、知らない人との接触など、予期せぬ出来事がストレスになっている可能性もあります。

2. しつけ方法の見直し

* 褒め方、ご褒美:お座りができたら、すぐに褒めてご褒美を与えていますか?ご褒美は、犬が大好きなおやつや玩具を使いましょう。
* タイミング:落ち着いてから指示を出していますか?興奮している状態では、犬は指示を理解できません。
* 練習場所:人が少ない静かな場所を選びましょう。最初は、自宅の庭や公園の隅など、比較的刺激の少ない場所から始めると良いでしょう。
* 練習時間:一度に長時間練習するのではなく、短時間(5分程度)で複数回に分けて練習しましょう。

外での「お座り」トレーニング:具体的なステップ

外でのお座りトレーニングは、室内でのトレーニングとは異なるアプローチが必要です。

ステップ1:環境の選定

まず、人が少なく、静かで、刺激の少ない場所を選びましょう。自宅の庭や、公園の隅など、犬が落ち着ける場所が理想的です。

ステップ2:おやつを用意する

犬が大好きな、小さな粒状のおやつを用意します。トレーニング中は、常に犬の視界に入るように、手に持っておきましょう。

ステップ3:落ち着かせる

犬が落ち着いてから、優しく「お座り」と指示を出します。もし、犬が落ち着いていない場合は、少し時間をおいてから再度指示を出しましょう。

ステップ4:成功したら褒める

「お座り」の姿勢になったら、すぐに「良い子!」と褒めて、おやつを与えます。

ステップ5:徐々に環境を変える

最初は静かな場所から始め、徐々に人が増える場所や、刺激の多い場所へと移行していきましょう。

ステップ6:根気強く続ける

トレーニングは、すぐに成果が出るとは限りません。根気強く、毎日少しずつ練習を続けることが大切です。

インテリアで落ち着ける空間を作る

犬が落ち着いてトレーニングに集中できるよう、インテリアにも工夫を凝らし、安心できる空間を作りましょう。

1. 犬がリラックスできる場所を作る

犬専用のベッドやクッションを用意し、落ち着ける場所を作ってあげましょう。日当たりの良い場所や、静かな場所に設置するのがおすすめです。

2. 視覚的な刺激を軽減する

カーテンやブラインドなどで、外からの視覚的な刺激を軽減しましょう。

3. 騒音を軽減する

カーペットやラグを敷くことで、騒音を軽減できます。

4. 自然素材を取り入れる

木製の家具や、自然素材のラグなどを用いることで、温かみのある空間を作り、犬のストレスを軽減できます。

5. 色使いにも配慮する

落ち着きを与える色、例えばブラウンやベージュなどを基調としたインテリアは、犬の心を落ち着かせます。刺激の強い色は避けましょう。

専門家への相談

もし、上記の対策をしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や、信頼できる獣医に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の背景にある問題を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

まとめ

外でのお座りができないのは、必ずしも犬の理解力不足ではありません。環境の変化や、犬の性格、しつけ方法など、様々な要因が考えられます。根気強くトレーニングを行い、落ち着ける環境を整えることで、必ず改善できるはずです。焦らず、犬の様子をよく観察しながら、適切な方法でトレーニングを進めていきましょう。

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