夏の節電対策!子供部屋のすだれ設置方法と風通しの工夫

この夏の節電で、子供部屋にすだれを掛けたいのですが、主人に日よけにはなるけど風は通さないよと言われ、どうに掛けたら良いか悩んでいます。ちなみに窓はベランダのないふつーの窓です。すだれ用の金具も、網戸のレールにつけるわけには行かないので断念!サッシの上の部分に2~3センチの余白があるので、そこに火で溶かすタイプのフックをつけようかと考えましたが、窓にピタッとなり隙間がなくなって風が入らないのではと・・ どうしたら良いでしょうか?上記のような付け方をして、若干短めの簾を掛けるしかないのでしょうか?

すだれによる夏の節電と風通しの両立:課題と解決策

夏の暑さ対策として、すだれは効果的な節電アイテムです。しかし、設置方法によっては風通しが悪くなり、かえって不快な空間になる可能性があります。ご質問にあるように、サッシ上部への設置で隙間がなくなると、風通しが阻害され、せっかくのすだれ効果が半減してしまいます。そこで、風通しを確保しつつ、効果的に日差しを遮るすだれ設置方法について、具体的な解決策を提案します。

窓の種類とすだれ設置方法の検討

まず、ご自宅の窓の種類を確認しましょう。ベランダのない一般的な窓とのことですが、窓枠の種類(木製、アルミ製など)、窓の開閉方法(引き違い窓、上げ下げ窓など)によって、最適な設置方法が異なります。

1. サッシ上部への設置:工夫次第で風通し確保

サッシ上部に2~3cmの余白があるとのことですが、火で溶かすタイプのフックを使用する際には、すだれと窓ガラスの間に隙間を作る工夫が必要です。

* フックの位置調整:フックを窓枠の上部にではなく、窓枠の内側に少しずらして設置することで、すだれと窓ガラスの間に数センチの隙間を作ることができます。この隙間から風が通り抜けるので、風通しが確保しやすくなります。
* すだれの丈調整:すだれを窓枠よりも少し短めにカットすることで、窓の下部から風が入りやすくなります。ただし、日差しを遮る効果が多少低下する可能性があるため、バランスを考えて調整しましょう。
* 吸盤フックの活用:火で溶かすタイプのフックではなく、吸盤タイプのフックを使用するのも良い方法です。吸盤フックは跡が残りにくく、簡単に取り外せるため、賃貸住宅でも安心して使用できます。ただし、吸盤の吸着力が弱いとすだれが落ちてしまう可能性があるため、しっかりと固定できる製品を選びましょう。

2. 窓枠以外の設置場所の検討

サッシ上部以外にも、すだれを設置できる場所がないか検討してみましょう。

* 天井への設置:窓の上部に天井がある場合は、天井からすだれを吊り下げることも可能です。この場合、突っ張り棒カーテンレールなどを利用できます。天井から吊り下げることで、窓全体を覆うことができ、日差しを効果的に遮ることができます。
* 窓枠の外側への設置:窓枠の外側にすだれを取り付けることも可能です。この場合、専用の金具が必要となる場合がありますが、窓枠を傷つけることなく設置できます。ただし、外側に設置するため、強風などですだれが破損する可能性があるため、注意が必要です。

3. すだれの種類の選択

すだれの素材や編み方によっても風通しが変わってきます。

* 素材:竹すだれは通気性が良いですが、耐久性が低い場合があります。麻すだれは通気性と耐久性のバランスが良いです。
* 編み方:目が粗いすだれは通気性が良く、目が細かいすだれは日差しを遮る効果が高いです。風通しの良さと日除け効果のバランスを考えて選びましょう。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から、すだれ選びと設置についてアドバイスします。

* 部屋全体のインテリアとの調和:すだれの素材や色を選ぶ際には、部屋全体のインテリアとの調和を意識しましょう。ベージュやアイボリーなどの自然な色合いのすだれは、多くのインテリアに合わせやすいです。
* 窓のサイズに合わせたすだれのサイズ選び:窓のサイズに合ったすだれを選ぶことが重要です。大きすぎるすだれは風通しが悪くなり、小さすぎるすだれは日差しを十分に遮ることができません。
* 機能性とデザイン性の両立:機能性だけでなく、デザイン性にも優れたすだれを選びましょう。最近では、様々なデザインのすだれが販売されているので、お好みのデザインを見つけることができます。

具体的な実践ステップ

1. 窓のサイズと形状を正確に測る:すだれを選ぶ前に、窓のサイズを正確に測りましょう。
2. すだれの素材と編み方を選ぶ:通気性と日除け効果のバランスを考慮して、素材と編み方を選びましょう。
3. 設置方法を決める:サッシ上部、天井、窓枠の外側など、最適な設置場所を選び、必要な金具を準備しましょう。
4. すだれを設置する:選んだ設置方法に従って、すだれを丁寧に設置しましょう。
5. 風通しの確認:設置後、窓を開けて風通しの良さを確認しましょう。必要に応じて、すだれの位置や丈を調整しましょう。

まとめ:快適な子供部屋を実現するために

子供部屋のすだれ設置は、夏の節電対策としてだけでなく、快適な空間づくりにも繋がります。上記の方法を参考に、風通しの良い、涼しい子供部屋を実現してください。 様々な設置方法やすだれの種類があるので、ご自宅の窓の状況やインテリアに合わせて最適な方法を選択することが重要です。 迷った場合は、ホームセンターなどの専門スタッフに相談してみるのも良いでしょう。

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