夏の暑さ対策!部屋を涼しくするインテリアテクニック

部屋が暑いのですが、冷房や扇風機の使用、薄着になる以外に涼しくできるようなテクニックってあるのでしょうか?

冷房・扇風機以外の暑さ対策:インテリアと工夫で涼しく快適な空間を

夏の暑さは、冷房や扇風機だけではなかなか解消できないことも。そこで、インテリアの工夫で部屋を涼しくするテクニックをご紹介します。電気代の節約にもつながる、賢い暑さ対策をマスターしましょう!

1. 色の効果:涼しげな色で空間を演出

色の選び方は、室温の体感に大きな影響を与えます。青や緑、白、グレーといった涼しげな色は、視覚的に涼しさを感じさせ、心理的な効果も期待できます。逆に、赤や黄色などの暖色系は、体感温度を高く感じさせる傾向があります。

具体的な例として、カーテンやソファカバー、クッションなどを青や緑系のアイテムに変えてみましょう。壁の色を変えるのは大掛かりですが、絵画やポスター、ラグなどを涼しげな色合いのものに交換するだけでも効果があります。

2. 素材選び:通気性と吸湿性に優れた素材を

家具やカーテン、ラグなどの素材も、室温に影響を与えます。通気性の良い天然素材を選ぶことが重要です。

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  • カーテン:麻やリネン、綿などの天然素材のカーテンは、通気性が良く、日差しを遮る効果も期待できます。遮光カーテンは熱を閉じ込めてしまうため、避けましょう。
  • ラグ:天然素材のラグ(麻、綿、ジュートなど)は、化学繊維のラグに比べて通気性が良く、足の裏のべたつきも軽減します。夏場はラグを撤去するのも良い方法です。
  • 家具:天然木の家具は、化学繊維の家具に比べて通気性が良い傾向があります。ただし、濃い色の木は熱を吸収しやすいので、明るい色の木を選ぶのがおすすめです。

3. 窓辺の工夫:直射日光を遮断する

窓から差し込む直射日光は、室温を大幅に上昇させます。

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  • カーテンやブラインド:遮光カーテンやブラインドは、直射日光を効果的に遮断します。レースカーテンだけでは十分な効果がないため、遮光カーテンとの併用がおすすめです。
  • 日よけシェード:窓の外側に設置する日よけシェードは、窓ガラスに直接日光が当たるのを防ぎ、効果的に室温上昇を防ぎます。特に西日が強い窓には効果的です。
  • グリーン:窓辺に観葉植物を置くことで、日差しを遮り、室温の上昇を抑える効果が期待できます。さらに、植物は蒸散作用によって、室温を下げる効果もあります。

4. 風通しの良いレイアウト:空気の流れを作る

部屋のレイアウトも、室温に影響を与えます。風通しの良いレイアウトにすることで、自然の風を効果的に利用できます。

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  • 家具の配置:家具を壁際に寄せて、部屋の中央にスペースを作ることで、空気の流れをスムーズにします。特に、窓と反対側の壁に家具を集中させると、風が通りやすくなります。
  • 窓の開閉:窓を適切に開閉することで、部屋の空気を入れ替えることができます。朝晩など、気温が低い時間帯に窓を開けて換気しましょう。クロス換気(対角線上の窓を開ける)が効果的です。

5. 間接照明の活用:涼しげな雰囲気を演出

照明も、室温に影響を与えます。白熱電球は熱を発するため、LED照明などの低発熱の照明器具を選びましょう。また、間接照明を効果的に使うことで、涼しげな雰囲気を演出できます。

6. 湿度対策:除湿機や乾燥剤の活用

湿度は体感温度に大きく影響します。除湿機を使用したり、乾燥剤を置くことで、不快な湿気を軽減し、より涼しく快適な空間を作ることができます。

7. 専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターは、空間全体のデザインや機能性を考慮し、お客様のニーズに合わせた提案をしてくれます。暑さ対策についても、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

まとめ:多角的なアプローチで快適な空間を

部屋を涼しくする方法は、冷房や扇風機だけではありません。今回ご紹介したインテリアの工夫を組み合わせることで、より効果的な暑さ対策を実現できます。電気代の節約にもつながるため、ぜひ実践してみてください。

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