夏の暑さ対策と、東向きリビングのメリット・デメリット

いよいよ暑い日が続いてきました。 冬は暖かく、夏は涼しい家というのが理想だと思っています。 この春新築し、ドキドキしながら季節の移り変わりを感じています。 我が家は東リビングで、南側は和室になっており、和室の掃出し窓からの熱気を感じますので、和室のブラインドを閉めたり、リビングとの間にある襖を閉めたりしています。それでもここ何日かは、リビングもやはり暑く、冷房をつけたりしています。 よく南リビングが良いなどと聞きますが、もし我が家が南リビングだったらもっと暑くて冷房効率が悪かったはずです。 ①南リビングの皆さんは、夏の暑さはつらくないですか?グリーンカーテンなど工夫をされたりしているとは思いますが、南リビングで後悔されていたりしませんか? 友人がこれから新築するのですが、私としては夏の暑さを考えると、南リビングより、我が家のような東リビングを薦めたいな~と考えているのですが、助言するのはやめた方が良いでしょうか? ②我が家はリビングから廊下を通って、北側の寝室に入ると、その部屋は空気が変わった感じを受け、涼しいです。 今のところ、夜も暑さを感じず就寝することが出来て嬉しいのですが、もしかして空気がひんやりするということは、冬になったら寒い寝室になるということでしょうか?補足夏も暑くならないリビング‥ 羨ましいです(*^_^*) 我が家は窓を開けると涼しい風が入ってくることが多いのですが、湿度が高くて窓を開けたくない日が続いています。 断熱材の種類や厚さ、窓ガラス、サッシ、カーテンの開け方(上下・左右)にもこだわったつもりなのですが、やはり毎日、1~2時間ほどは冷房を入れないと暑い。 窓も遮熱ではなく断熱にしたからか、Low-Eガラスといえど、日が当たると付近は熱気を感じます(>_<)

南向きリビングの暑さ対策と後悔ポイント

南向きのリビングは、日当たりが良く、冬は暖かく過ごせるメリットがあります。しかし、夏は直射日光が長時間当たるため、暑さ対策が非常に重要になります。 多くの南向きリビングの住まい手は、夏の暑さ対策に工夫を凝らしています。

効果的な暑さ対策

* 遮熱カーテンやブラインドの活用: 遮熱カーテンは、太陽熱を反射・吸収し、室温の上昇を抑える効果があります。ブラインドも同様に、日差しを遮断するのに役立ちます。素材や色にもこだわり、効果を高めることが重要です。例えば、厚手の遮光カーテンや、外付けブラインドを選ぶことで、より効果的な遮熱を実現できます。
* グリーンカーテン: ゴーヤやアサガオなどの植物を窓際に植えて、緑のカーテンを作ることで、直射日光を遮り、室温の上昇を防ぐことができます。見た目にも涼しく、自然な冷却効果が期待できます。ただし、植物の生育には手間がかかるため、継続的な管理が必要です。
* 窓ガラスフィルムの活用: 窓ガラスに貼るフィルムも、遮熱効果の高いものが多く販売されています。施工も比較的簡単で、賃貸住宅でも利用できる場合があります。フィルムの種類によって、紫外線カット効果や断熱効果も期待できます。
* 換気扇やエアコンの適切な使用: 換気扇を効果的に使用することで、室内の空気を入れ替え、熱気を排出することができます。エアコンは、適切な温度設定と併せて、タイマー機能などを活用することで、省エネ効果を高めることができます。
* 外壁塗装: 家の外壁の色や素材も、室温に影響を与えます。遮熱効果の高い塗料を使用することで、夏の暑さを軽減することができます。

南向きリビングのデメリットと後悔ポイント

南向きリビングで後悔するケースとして多いのは、夏の暑さ対策が不十分だったことです。断熱性能の高い住宅であっても、直射日光の影響は大きく、冷房費の高騰や、室温の上昇による不快感を感じることがあります。 事前に十分な調査と対策を講じることで、後悔を減らすことができます。

東向きリビングのメリットとデメリット

質問者様のお宅のように東向きのリビングは、午前中は日差しが入り、明るく暖かい空間となりますが、午後からは日陰になるため、西日による暑さの影響を受けにくいというメリットがあります。

東向きリビングのメリット

* 夏の暑さが比較的少ない: 西日による暑さの影響を受けにくいので、冷房効率が良い傾向があります。
* 朝の光が気持ち良い: 朝日によって、リビングが明るく温かい雰囲気になります。
* 省エネ効果: 冷房にかかる費用を抑えることができる可能性が高いです。

東向きリビングのデメリット

* 午後は日陰になる: 午後からは日差しが入らないため、日照時間が短くなる可能性があります。植物を育てる場合は、光の量を考慮する必要があります。
* 冬は日当たりが悪い: 冬場は日照時間が短く、日当たりが悪いため、暖房が必要になる場合があります。

北向き寝室の寒さ対策

北向きの寝室は、日当たりが悪いため、冬場は寒さ対策が重要になります。しかし、質問者様のように夏は涼しいというメリットもあります。

北向き寝室の冬対策

* 断熱性の高い窓: Low-Eガラスや複層ガラスなど、断熱性能の高い窓を選ぶことで、室温の低下を防ぎます。
* 厚手のカーテン: 遮光性と保温性が高いカーテンを使用することで、冷気を遮断し、室温を保ちます。
* 暖房器具の活用: 床暖房やエアコンなどの暖房器具を効果的に使用することで、快適な室温を保ちます。
* 適切な換気: こまめな換気によって、室内の空気を入れ替え、結露を防ぎます。

友人にアドバイスをする際の注意点

友人に東向きリビングを勧めることは、必ずしも適切ではありません。 それぞれのライフスタイルや好み、予算、土地の条件などを考慮して、最適なリビングの方向を決める必要があります。 友人の希望や条件を十分に聞き取り、様々な選択肢を提示した上で、最終的な判断は友人自身に委ねることが重要です。

まとめ

住宅の向きは、夏冬の快適性に大きく影響します。 南向きリビングは日当たりが良い反面、夏の暑さ対策が重要であり、東向きリビングは夏の暑さが比較的少ない反面、冬の寒さ対策が必要になります。 それぞれのメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルに合った最適な選択をすることが大切です。 断熱材、窓ガラス、カーテンなどの建材選びも、快適な住環境を作る上で重要な要素です。専門家への相談も有効な手段です。

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