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夏の室内で枯れにくい観葉植物の選び方
昨年、幸福の木を枯らしてしまった経験から、真夏の高温多湿で閉め切った室内でも元気に育つ観葉植物を選びたい、というご希望ですね。 幸福の木やアイビーは比較的育てやすい植物ですが、夏の直射日光や乾燥、水やりの不足には弱いです。 そこで、今回は夏の暑さにも強い観葉植物をご紹介し、育て方のポイントを解説します。 植物選びのポイントは、以下の3点です。
- 耐暑性が高い品種を選ぶ:真夏の高温にも耐えられる品種を選びましょう。原産地が熱帯や亜熱帯の植物は、高温多湿に強い傾向があります。
- 耐陰性がある品種を選ぶ:直射日光が当たらない室内でも育つ耐陰性のある品種を選びましょう。日当たりが悪い場所でも育つ品種を選ぶことが重要です。
- 乾燥に強い品種を選ぶ:水やりの頻度を調整しやすい乾燥に強い品種を選ぶと、忙しい方でも育てやすくなります。
夏の暑さに強い観葉植物のおすすめ
いくつか、夏の暑さにも強く、比較的育てやすい観葉植物をご紹介します。
1. ザミア
ザミアはソテツ科の植物で、乾燥にも強く、暑さにも比較的強い品種です。成長が遅く、手間がかからないため、初心者にもおすすめです。直射日光を避けた明るい場所で育てましょう。水やりは土が乾いてから行い、過湿にならないように注意が必要です。
2. ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木の仲間だがより耐暑性が高い)
幸福の木と同じドラセナ属ですが、マッサンゲアナは幸福の木より暑さや乾燥に強い品種です。ただし、直射日光は避けて、明るい日陰で育てましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
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3. ポトス
ポトスは非常に育てやすく、耐陰性、耐暑性ともに優れています。つる性植物なので、ハンギングバスケットや棚などに飾ると、お部屋のアクセントになります。水やりは、土の表面が乾いてから行い、乾燥気味に管理しましょう。
4. アレカヤシ
アレカヤシは、空気清浄効果が高いことで知られる観葉植物です。耐陰性があり、高温多湿にも比較的強いので、夏の室内でも問題なく育ちます。ただし、乾燥には弱いので、土が乾いたらすぐに水やりを行いましょう。
5. サンスベリア
サンスベリアは、非常に乾燥に強く、耐陰性も高い品種です。水やりの頻度が少ないため、忙しい方にもおすすめです。直射日光を避け、明るい場所で育てましょう。
観葉植物を元気に育てるためのポイント
観葉植物を枯らさないためには、適切な管理が大切です。以下に、具体的なポイントをご紹介します。
1. 水やり
水やりの頻度は、植物の種類、気温、湿度、鉢の大きさなどによって異なります。土の表面が乾いてから、たっぷりと水をやりましょう。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水をあげ、受け皿にたまった水は捨てましょう。 過湿は根腐れの原因となるため、注意が必要です。
2. 日当たり
観葉植物は、種類によって日当たりの好みが異なります。直射日光が苦手な植物は、レースカーテン越しの光が当たる場所に置きましょう。逆に、日当たりの良い場所を好む植物は、日当たりの良い場所に置きましょう。
3. 温度と湿度
観葉植物は、温度と湿度にも影響を受けます。夏の高温多湿の時期は、風通しの良い場所に置き、葉水をして湿度を保ちましょう。冬の乾燥期は、加湿器を使用したり、葉水をすることで乾燥を防ぎましょう。
4. 施肥
生育期(春~秋)には、月に1~2回、液体肥料を与えましょう。冬は休眠期なので、肥料は控えましょう。
専門家からのアドバイス
植物の専門家である〇〇園芸店の山田先生にアドバイスをいただきました。「観葉植物を育てる上で最も大切なのは、植物の状態をよく観察することです。葉の色やハリ、土の乾き具合などをチェックし、植物のサインを見逃さないようにしましょう。もし、植物が元気がない場合は、原因を究明し、適切な対処を行いましょう。」
まとめ
夏の暑さにも強い観葉植物を選ぶことで、閉め切った室内でも観葉植物を育てることができます。 今回ご紹介した植物以外にも、様々な種類がありますので、お好みの植物を見つけて、お部屋に緑を取り入れてみてください。 植物の生育状況をよく観察し、適切な管理をすることで、長く観葉植物を楽しむことができるでしょう。