夏のジメジメ対策!5畳の部屋で除湿器なしで快適に過ごす方法

7月になり………。 暴力的なまでに暑いです。あとじめじめします。今年の夏は暑さもさることながら湿度も高い様な気がします。 「除湿器があればある程度改善される」らしいですが、お金はかけたくありません…。 そこで質問です。除湿器を使わず、除湿する方法を教えてください。お願いします! 備考:除湿したいのは自分の部屋で、部屋の広さは約5畳。普段の通気は廊下側のドアとベランダ側の窓のみで行っています。

除湿器を使わずに部屋の湿度を下げる方法

夏のジメジメとした空気は、不快感だけでなく、カビの発生やダニの繁殖にも繋がります。5畳の小さな部屋でも、適切な換気と工夫次第で、除湿器なしでも快適な空間を保つことが可能です。今回は、費用をかけずにできる効果的な除湿方法を具体的にご紹介します。

1. 換気の徹底:空気の入れ替えが基本

換気は、湿度対策の第一歩です。 5畳の部屋では、廊下側のドアとベランダ側の窓という限られた開口部しかありませんが、効果的な換気方法を意識することで、驚くほど効果を発揮します。

  • 窓とドアを同時に開ける: 風通しを良くするために、廊下側のドアとベランダ側の窓を同時に開けて、部屋全体に空気を循環させましょう。風が通り抜けることで、湿った空気が排出され、乾燥した空気が入ってくるため、効果的に除湿できます。特に、風が強い日や、朝夕の涼しい時間帯に効果的です。
  • 「窓を開ける時間」を意識する: 朝と夕方の涼しい時間帯に、最低でも1時間程度は窓を開けて換気しましょう。日中、特に気温が高い時間帯は、逆に室温が上がってしまうため、短時間での換気に留めるか、工夫が必要になります(後述)。
  • ベランダ側の窓の工夫: ベランダに面した窓は、出来るだけ大きく開けられるように工夫しましょう。カーテンやブラインドなどで塞いでいないか確認し、必要に応じて調整してください。

2. 室内干しは避ける:湿気を部屋に閉じ込めない

洗濯物を室内で干すと、大量の湿気が発生し、部屋の湿度が急激に上がります。室内干しは、湿度対策の大きな敵です。

  • 浴室乾燥機を活用: 浴室乾燥機があれば、洗濯物を乾燥させるのに有効活用しましょう。浴室乾燥機は、部屋の湿度を上げることなく洗濯物を乾かすことができるため、湿度対策に役立ちます。
  • 屋外に干す: 天気が良い日は、積極的に屋外で洗濯物を干し、部屋の湿度上昇を防ぎましょう。
  • 除湿効果のある洗剤を使う: 最近の洗剤には、除湿効果のあるものも販売されています。これらを使用することで、洗濯物が乾く時間を短縮し、部屋の湿度上昇を抑える効果が期待できます。

3. 吸湿性の高い素材を取り入れる:自然の力を借りる

湿度を吸収してくれる素材を部屋に取り入れることで、除湿効果を高めることができます。

  • 天然素材の家具: 木製の家具は、湿気を吸収する効果があります。特に、無垢材の家具は、吸湿性が高く、快適な空間作りに役立ちます。ただし、湿気を吸収しすぎると、家具が傷む可能性もあるため、定期的なメンテナンスも重要です。
  • 珪藻土製品: 珪藻土は、優れた吸湿性を持つ素材です。コースターや鉢植えの下に敷いたり、壁に珪藻土の塗り壁を施したりすることで、除湿効果を高めることができます。 珪藻土の除湿効果は、湿度が高いほど効果を発揮します。
  • 竹炭: 竹炭も、優れた吸湿性を持つ素材です。部屋に置いておくだけで、湿気を吸収し、脱臭効果も期待できます。ただし、定期的に天日干しをして乾燥させる必要があります。

4. 冷房と併用:効果的な湿度コントロール

エアコンの冷房機能は、除湿効果も兼ね備えています。冷房と換気を併用することで、より効果的に湿度を下げることができます。

  • 冷房と換気の併用: エアコンの冷房運転中に、定期的に窓を開けて換気を行うことで、室温と湿度を適切にコントロールできます。ただし、気温が高い時間帯は、逆に室温が上がってしまう可能性があるため、注意が必要です。
  • 除湿機能付きエアコン: 除湿機能付きエアコンは、湿度を直接下げる効果があります。冷房機能と併用することで、より快適な空間を作り出せます。

5. その他の工夫:小さな努力が大きな効果に

  • こまめな掃除: 部屋の掃除をこまめに行うことで、ホコリやカビの発生を防ぎ、湿度対策にも繋がります。特に、湿気が溜まりやすい場所(窓枠、壁の隅など)は念入りに掃除しましょう。
  • 植物を置く: 観葉植物の中には、湿度を調整する効果を持つものがあります。ただし、植物自体も蒸散作用によって湿度を上げる可能性があるため、種類や置き場所を適切に選びましょう。
  • カーペットを避ける: カーペットは、湿気をため込みやすいので、湿度対策には不向きです。フローリングや畳など、通気性の良い床材を選ぶことが重要です。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋の素材選びやレイアウトも湿度対策に大きく影響します。例えば、通気性の良い素材の家具を選ぶこと、窓辺に遮光カーテンを設置して直射日光を避けることで、室温上昇を防ぎ、湿度上昇を抑えることができます。また、部屋のレイアウトを工夫することで、風の通り道を確保し、効率的な換気を促すことも可能です。

まとめ:快適な空間作りを目指して

除湿器を使わずに、5畳の部屋の湿度を下げる方法は、換気、室内干しの回避、吸湿性のある素材の活用、冷房との併用、そしてこまめな掃除など、様々な工夫があります。これらの方法を組み合わせて実践することで、快適な空間を手に入れることができるでしょう。 大切なのは、継続的な努力です。小さな工夫を積み重ねることで、より効果的な湿度対策を実現できます。

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