壁に木材を取り付けてアクセサリーや小物を飾る、おしゃれなインテリアは、手軽に空間をアレンジできる人気の方法です。 賃貸住宅でも、壁に穴を開けずに設置できる方法がありますので、ご安心ください。この記事では、木材を使った飾り棚の取り付け方や選び方、そして安全に設置するためのポイントを詳しく解説します。
Contents
壁面収納の種類と選び方
まず、どのようなタイプの壁面収納がご自宅に適しているかを確認しましょう。大きく分けて、賃貸でも安心な「穴を開けないタイプ」と、しっかり固定できる「穴を開けるタイプ」があります。
1. 穴を開けないタイプ
- 粘着タイプの棚:強力な粘着テープで壁に固定するタイプ。手軽で賃貸にも最適ですが、重量物を置くには不向きです。耐荷重を確認し、小さなアクセサリーや小物などを飾るのに適しています。石膏ボード壁には特に注意が必要です。
- 突っ張り棒:天井と床の間に突っ張り棒を設置し、棚板を乗せるタイプ。比較的簡単に設置でき、高さ調整も可能です。ただし、天井と床の高さが合わないと使用できません。
- 吸盤式棚:吸盤で壁に固定するタイプ。手軽ですが、吸着力が弱く、重量物には不向きです。タイルやガラスなどの平滑な面に適しています。
2. 穴を開けるタイプ
- 棚受け金具と棚板:壁に棚受け金具を取り付け、棚板を乗せるタイプ。しっかり固定でき、重量物を置いても安心です。様々なデザインの棚受け金具があり、インテリアのアクセントにもなります。ただし、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸住宅では事前に大家さんの許可が必要です。
- ウォールシェルフ:既製品のウォールシェルフは、デザイン性が高く、様々な素材やサイズが揃っています。壁に直接取り付けるタイプと、棚受け金具を使うタイプがあります。
具体的な取り付け方法:棚受け金具と棚板の場合
ここでは、最も安定感があり、様々なデザインを楽しめる「棚受け金具と棚板」を使った取り付け方法を解説します。穴を開ける作業が必要となるため、賃貸の場合は必ず大家さんの許可を得てから作業を行いましょう。
1. 材料の準備
- 棚板(木材、合板など。希望のサイズ、厚さを選択)
- 棚受け金具(木材の厚さに合ったものを選ぶ)
- 壁に合ったネジ(石膏ボード用アンカーなど)
- 電動ドライバー(または手動ドライバー)
- 水平器
- 鉛筆
- メジャー
2. 位置決めと印付け
- 棚板を設置したい位置を決め、水平器を使って水平を確認します。
- 鉛筆で棚受け金具を取り付ける位置に印を付けます。
- 棚受け金具の間隔は、棚板の長さや重さ、材質によって調整します。説明書をよく読んで適切な間隔で設置しましょう。
3. 棚受け金具の取り付け
- 石膏ボード壁の場合は、石膏ボード用のアンカーを使用します。アンカーを壁に打ち込み、棚受け金具を取り付けます。コンクリート壁の場合は、コンクリート用のネジを使用します。
- 電動ドライバーを使うと作業がスムーズに進みます。ネジを締めすぎると壁が破損する可能性があるので、注意しましょう。
4. 棚板の設置
- 取り付けた棚受け金具に棚板を乗せれば完了です。
安全に設置するためのポイント
- 耐荷重を確認する:棚受け金具や棚板の耐荷重を確認し、それ以上の重量物を置かないようにしましょう。
- 適切な工具を使用する:電動ドライバーを使うと作業がスムーズに進みますが、ネジを締めすぎないように注意しましょう。
- 水平を確認する:水平器を使って水平を確認しながら設置することで、安全で美しい仕上がりになります。
- 専門家に相談する:不安な場合は、ホームセンターなどの専門家に相談しましょう。
様々なデザインの棚板と棚受け金具
木材の種類や色、棚受け金具のデザインによって、インテリアの雰囲気は大きく変わります。例えば、無垢材の棚板とシンプルな金属製の棚受け金具を組み合わせれば、ナチュラルでモダンな空間を演出できます。一方、古材風の棚板とアンティーク調の棚受け金具を組み合わせれば、レトロな雰囲気を演出できます。 自分の部屋のインテリアスタイルに合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。
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まとめ
壁面収納は、空間を有効活用し、おしゃれなインテリアを実現するための優れた方法です。 今回ご紹介した方法を参考に、安全に、そして楽しくDIYに挑戦してみてください。 様々なデザインの棚板や棚受け金具があるので、自分らしい空間作りを楽しんでください。