壁紙選びで迷ったら?部屋ごとの最適な壁紙と天井の選び方

壁紙選びについて質問ですが、和室、トイレ、洗面所以外のLDK、主寝室、子供部屋(二部屋)、廊下はすべて同じの無難な生成にしようと思っています。個人の好みの問題かもしれませんが、一部屋ごとに壁紙も変えるものでしょうか?あと天井も同じでも良いのでしょうか?天井だけ壁紙を変えると部屋が広く見えたりしますか?

同じ壁紙で統一?それとも部屋ごとに違う壁紙?

LDK、主寝室、子供部屋2部屋、廊下と、広い範囲を同じ生成りの壁紙で統一しようというご計画、とてもシンプルで良いですね。 確かに、無難な色で統一すれば、まとまりのある空間になり、失敗が少ないのは事実です。しかし、部屋ごとに壁紙を変えることで、それぞれの部屋の個性や機能性を高め、より快適な住空間を実現できる可能性も秘めています。

一概に「変えるべき」とは言えませんが、部屋の用途や雰囲気、家族構成などを考慮して検討することが大切です。

部屋ごとに壁紙を変えるメリット

* それぞれの部屋の個性を演出できる:LDKは明るく開放的な雰囲気に、主寝室は落ち着いたリラックス空間、子供部屋は遊び心のあるデザインなど、部屋の用途に合わせた壁紙を選ぶことで、それぞれの空間の個性を際立たせることができます。
* 機能性を高める:例えば、水回りや汚れやすい場所には、撥水加工された壁紙を選ぶなど、機能性を重視した壁紙を選ぶことができます。子供部屋なら、汚れが目立ちにくい柄や素材を選ぶのも良いでしょう。
* 空間の広さや高さを調整できる:壁紙の柄や色、素材によって、空間の広さや高さを錯覚させる効果があります。例えば、縦縞の壁紙は天井を高く見せ、横縞の壁紙は部屋を広く見せる効果があります。
* アクセントウォールで個性をプラス:全ての壁を同じ壁紙にするのではなく、一壁だけ違う壁紙や色を使う「アクセントウォール」を取り入れることで、空間のメリハリをつけ、デザイン性を高めることができます。

部屋ごとに壁紙を変える際のポイント

* 全体の調和を意識する:部屋ごとに異なる壁紙を選ぶ場合でも、全体的な調和を意識することが重要です。色合いや柄のバランスを考え、統一感を出す工夫が必要です。例えば、ベースとなる色を決め、各部屋でその色をベースにしたバリエーションを選ぶと良いでしょう。
* 部屋の広さや明るさを考慮する:暗い部屋には明るい色の壁紙、狭い部屋には淡い色の壁紙を選ぶなど、部屋の広さや明るさに合わせた壁紙を選ぶことが大切です。
* 素材を選ぶ:LDKなど人が集まる場所、子供部屋など汚れやすい場所では、耐久性やメンテナンス性の高い壁紙を選ぶことをおすすめします。

天井の壁紙について

天井の壁紙も、壁と同じにするか、変えるか迷うところですね。天井を同じ壁紙にすることで、空間の統一感が増し、落ち着きのある雰囲気になります。シンプルで広く感じさせたい場合は、これがおすすめです。

しかし、天井の壁紙を変えることで、空間の印象を大きく変えることも可能です。

天井の壁紙を変えるメリット

* 空間の広さや高さを演出できる:壁と異なる色の壁紙を使うことで、天井の高さを強調したり、逆に低く見せる効果を得られます。例えば、明るい色の壁紙は天井を高く、暗い色の壁紙は天井を低く見せる効果があります。
* デザイン性の向上:壁とは異なる柄や素材の壁紙を使うことで、空間のデザイン性を高めることができます。例えば、アクセントとして木目調の壁紙を使うのも良いでしょう。
* 間接照明との相性:天井の壁紙の色や素材によって、間接照明の効果が変化します。例えば、白い壁紙は光を反射し、明るく開放的な空間を演出します。

天井の壁紙を変える際の注意点

* 圧迫感を与えないように注意:暗い色や柄の強い壁紙を使うと、天井が低く感じられ、圧迫感を与える可能性があります。
* 壁との調和を意識する:天井の壁紙と壁の壁紙の色のバランスを考え、全体の調和を意識することが大切です。

具体的な壁紙選びのステップ

1. **部屋の用途と雰囲気を決める:** 各部屋でどのような用途で使用し、どんな雰囲気にしたいかイメージしましょう。リラックスできる空間、明るく活気のある空間など、具体的なイメージを持つことが大切です。
2. **色と柄を選ぶ:** 部屋の用途と雰囲気に合わせて、色と柄を選びます。 生成りを選ぶのは良い選択ですが、少しトーンを変えてみたり、柄を少し加えてみるのも良いでしょう。例えば、LDKは少し明るいベージュ、主寝室は落ち着いたダークベージュ、子供部屋はパステル調のベージュなど、バリエーションを持たせるのもおすすめです。
3. **素材を選ぶ:** 耐久性、耐水性、防カビ性など、部屋の用途に合わせた素材を選びましょう。子供部屋なら、傷や汚れに強い素材がおすすめです。
4. **サンプルを取り寄せて比較する:** 実際に壁紙のサンプルを取り寄せて、部屋の照明の下で確認してみましょう。写真では分かりにくい色合いや質感も、実物を見れば違いが分かります。
5. **プロの意見を聞く:** インテリアコーディネーターなどに相談してみるのも良いでしょう。プロの視点から、最適な壁紙選びのアドバイスをもらえます。

まとめ

同じ壁紙で統一するのも、部屋ごとに違う壁紙にするのも、それぞれメリット・デメリットがあります。ご自身の好みやライフスタイル、そして各部屋の用途を考慮して、最適な壁紙を選びましょう。天井についても、壁と同じにするか、変えるか、慎重に検討してみてください。 サンプルを取り寄せたり、専門家の意見を参考にしながら、理想の空間を創造してください。

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