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壁紙張替えDIY:費用対効果と難易度
前回、業者に壁紙張替えを依頼して4万6000円かかったとのことですが、これは一面のみの施工費用だったのでしょうか?全体を張替えした場合の費用を考えると、DIYに挑戦するメリットは大きいかもしれません。特に、ネットで購入できるコンクリート風壁紙が1㎡あたり1000円程度と比較的安価であることを考えると、DIYで費用を抑えられる可能性があります。
しかし、DIYには難易度も伴います。特に、古い壁紙の剥がれ具合や下地処理、そして綺麗に仕上げるための技術が必要になります。失敗すると、かえって費用がかさむ可能性もあります。
DIYで壁紙を張替えられるか?成功へのステップ
ご質問にあるように、既存の壁紙を剥がして、新しいコンクリート風壁紙を貼ることは、DIYで可能です。ただし、いくつかのステップを踏む必要があります。
1. 事前準備:必要なものと下地チェック
まず、必要なものを揃えましょう。
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- コンクリート風壁紙:必要な面積を計算し、少し多めに購入しましょう。柄合わせを考慮すると、さらに余裕を持った方が安心です。
- 壁紙剥がし:古い壁紙を剥がすための道具です。ヘラやスクレーパーなど、種類がありますので、状況に合わせて選びましょう。電動タイプもあります。
- ローラー:壁紙を貼る際に、空気を抜いて密着させるために使用します。
- ヘラ:壁紙を綺麗に貼るために使用します。金属製とプラスチック製があり、用途によって使い分けます。
- 糊:壁紙の種類に合った糊を選びましょう。一般的に、乾くと透明になる糊がおすすめです。
- マスキングテープ:壁紙を貼る際に、周囲を保護するために使用します。
- バケツ:糊を混ぜるためのバケツです。
- はさみ:壁紙を切るためのハサミです。
- メジャー:壁紙の寸法を測るためのメジャーです。
- 軍手:手を保護するために使用します。
- 脚立:高い位置の壁紙を貼る際に使用します。
- パテ:壁の穴を埋めるために使用します。前回、壁に穴を開けてしまったとのことなので、必ず用意しましょう。
- サンダー:パテを研磨するために使用します。
次に、下地をチェックしましょう。古い壁紙が剥がれやすく、下地がしっかりしているかを確認します。下地が傷んでいる場合は、補修が必要です。
2. 古い壁紙の剥がし方
古い壁紙を剥がすのは、DIYで最も大変な作業の一つです。
- 壁紙剥がし剤を使用する:古い壁紙を剥がす前に、壁紙剥がし剤を塗布すると、剥がれやすくなります。ただし、必ず換気をしっかり行い、保護メガネやマスクを着用しましょう。
- ヘラやスクレーパーで剥がす:剥がし剤を塗布後、ヘラやスクレーパーを使って古い壁紙を剥がしていきます。剥がれにくい場合は、少しずつ丁寧に剥がしましょう。無理に剥がすと壁を傷める可能性があります。
- 下地処理:古い壁紙を剥がした後、下地を綺麗に処理します。剥がれ残った壁紙や汚れを丁寧に除去し、必要に応じてパテで穴を埋めてサンダーで研磨します。下地処理が不十分だと、新しい壁紙が剥がれやすくなるため、非常に重要です。
3. 新しい壁紙の貼り方
下地処理が終わったら、いよいよ新しい壁紙を貼っていきます。
- 糊を塗布する:壁紙の裏面に糊を均一に塗布します。糊の量が多すぎると、壁紙がシワになる可能性があります。説明書をよく読んで、適切な量を塗布しましょう。
- 壁紙を貼る:糊を塗布した壁紙を壁に貼り付け、ローラーを使って空気を抜いていきます。気泡が入ると、仕上がりが悪くなるため、丁寧に作業しましょう。ヘラを使って、端を綺麗に仕上げます。
- 余分な部分を切る:壁紙を貼った後、余分な部分をハサミで切ります。綺麗に切るためには、カッターナイフを使うと良いでしょう。
4. 完成!
全ての作業が完了したら、完成です。シルバーのコンクリート風壁紙で、スタイリッシュな空間が完成するはずです。
専門家のアドバイス:DIYの限界とプロへの依頼
DIYで壁紙張替えに挑戦することは可能ですが、技術や経験が必要になります。特に、広い面積や複雑な形状の壁、古い建物の壁など、難易度が高い場合は、プロに依頼することをおすすめします。
プロは、適切な材料選びから下地処理、施工、後片付けまで、全ての工程をスムーズに進めることができます。また、万が一のトラブルにも対応できます。費用は高くなりますが、仕上がりの美しさや安心感、時間の節約などを考慮すると、プロに依頼するメリットは大きいです。
まとめ
シルバーのコンクリート風壁紙で部屋をスタイリッシュにリフォームするDIYに挑戦することは可能です。しかし、事前にしっかりと準備を行い、手順を理解した上で作業に取り組むことが重要です。自信がない場合は、プロに依頼することも検討しましょう。費用対効果と自身のスキルを冷静に判断し、最適な方法を選択してください。