壁紙の黄ばみとリフォーム後の対応について

10年ほど前に部屋の壁紙を張り替えてもらいました。白っぽい生地ですが、のりをつけたところが日焼けででしょうか部屋一面黄色く出てきて壁がしま模様みたいにきたないです。年月がたつと黄色く出てくるものなのでしょうか?もっと古いお家に遊びに行かせてもらってもそんなのは見たことがありません。もし手抜きというか失敗ならば10年たってますが、会社に文句は言えるのでしょうか?

壁紙の黄ばみの原因を探る

10年前に施工された壁紙が、のり付け部分を中心に黄色く変色し、しま模様のような状態になっているとのこと、ご心配ですね。まず、この黄ばみの原因をいくつか考えられます。

1. 日焼けによる変色

確かに、直射日光が当たる場所では、壁紙が日焼けして変色することがあります。特に、白っぽい壁紙は日焼けの影響を受けやすく、黄色っぽく変色することがあります。しかし、今回のケースでは「のり付け部分を中心に黄色く変色」しているとのことですので、日焼けだけでは説明がつかない可能性が高いです。日焼けによる変色は、窓際に近い部分から徐々に変色していく傾向があるため、全体に均一に黄ばんでいる場合は、他の原因も考えられます。

2. 壁紙の種類と品質

壁紙には様々な種類があり、それぞれ耐久性や耐光性などが異なります。安価な壁紙は、経年劣化によって黄ばみやすい傾向があります。また、施工時の糊の種類や品質によっても、黄ばみの発生に影響を与える可能性があります。10年前の壁紙の品質や、使用された糊の種類によっては、黄ばみが発生する可能性があります。

3. 施工不良

最も可能性が高いのは、施工不良です。のり付けが不均一であったり、下地処理が不十分であったりすると、壁紙の変色や剥がれなどのトラブルが発生しやすくなります。特に、のり付け部分に黄ばみが集中していることから、施工時の糊の量や乾燥状態に問題があった可能性が考えられます。

4. 湿気やカビ

湿気が多い場所では、壁紙にカビが生え、黄ばむことがあります。カビは目に見えない場合もありますが、湿気によって壁紙が変色している可能性もあります。

10年経過後の対応について

10年経過しているとはいえ、施工不良が原因であれば、業者に責任を問える可能性があります。ただし、状況証拠や証拠写真、施工契約書などが重要になります。

1. 写真や動画の撮影

まずは、黄ばみの状況を写真や動画で記録しましょう。特に、のり付け部分の黄ばみ具合や、全体的な変色状況を詳細に撮影することが重要です。

2. 施工業者への連絡

施工業者に連絡を取り、状況を説明し、対応を相談しましょう。施工契約書があれば、それを提示し、保証期間や施工内容について確認します。多くの場合、施工後数年は保証期間が設けられているため、その期間内であれば、無償で修理や交換に応じてもらえる可能性があります。ただし、保証期間が過ぎている場合でも、施工不良が明確に証明できれば、対応してもらえる可能性があります。

3. 専門家への相談

業者との交渉が難航する場合は、建築士やリフォーム業者などの専門家に相談してみましょう。専門家は、黄ばみの原因を特定し、適切な対応策をアドバイスしてくれます。また、業者との交渉をサポートしてくれる場合もあります。

4. 証拠の確保

契約書、領収書、施工時の写真など、証拠となる資料をすべて保管しておきましょう。これらの資料は、業者との交渉や、必要に応じて裁判を行う際に役立ちます。

黄ばみ防止のための対策

今後の壁紙の黄ばみを防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 高品質な壁紙を選ぶ:耐久性や耐光性に優れた壁紙を選びましょう。価格が高いものほど、品質が良い傾向があります。
  • 適切な施工業者を選ぶ:経験豊富で信頼できる施工業者を選びましょう。口コミや評判などを参考に業者選びを行いましょう。
  • 定期的な清掃:壁紙は定期的に清掃することで、汚れやカビの発生を防ぐことができます。乾拭きや、必要に応じて湿拭きを行いましょう。
  • 換気:部屋の換気をよくすることで、湿気を防ぎ、カビの発生を防ぐことができます。
  • 直射日光を避ける:直射日光が当たる場所は、カーテンやブラインドなどで遮光しましょう。

まとめ

壁紙の黄ばみは、日焼け、壁紙の品質、施工不良、湿気など様々な原因が考えられます。10年経過しているとはいえ、施工不良が原因であれば、業者に責任を問える可能性があります。まずは、状況を写真や動画で記録し、施工業者に連絡を取り、状況を説明しましょう。専門家の意見を聞きながら、適切な対応を検討することが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)