壁紙の張り替えDIY完全ガイド!全工程と成功の秘訣

部屋の壁紙の張り替え作業について。全工程にどんな作業があるか教えてください。

この記事では、お部屋の雰囲気を一新する壁紙の張り替え作業について、初心者の方にも分かりやすく、全工程を解説します。DIYで壁紙を張り替える際の注意点やコツ、さらにプロの視点も交えながら、成功への道筋を丁寧にガイドします。 賃貸物件での張り替えや、特殊な壁紙への対応についても触れ、様々な状況に対応できるよう情報を網羅しました。 さあ、あなたも理想の空間を手に入れましょう!

1. 事前準備:計画から材料選びまで

壁紙張り替えは、準備が肝心です。計画をしっかり立て、必要な材料を揃えることで、作業効率が上がり、仕上がりも美しくなります。

1-1. 壁紙選びと数量計算

  • デザインの選定:お部屋の雰囲気、家具との調和、採光などを考慮して、好みの壁紙を選びましょう。サンプルを取り寄せ、実際に壁に当ててみることをおすすめします。 ベージュ系の壁紙は、どんなインテリアにも合わせやすく人気です。
  • 数量計算:壁の面積を正確に測り、壁紙の巾とリピート(柄の繰り返し)を考慮して必要な枚数を計算します。多少余裕を持って購入しましょう。 計算が不安な場合は、ホームセンターの店員さんに相談するのも良い方法です。
  • 材質の確認:紙壁紙、ビニール壁紙、織物壁紙など、様々な材質があります。耐久性やお手入れのしやすさを考慮して選びましょう。 初心者には、比較的張りやすいビニール壁紙がおすすめです。

1-2. 道具の準備

スムーズな作業のために、必要な道具を事前に揃えておきましょう。

  • 壁紙:計算した枚数プラスαで購入。
  • 糊:壁紙の種類に合った糊を選びましょう。
  • ヘラ:壁紙を貼る際に使用するヘラは、プラスチック製とゴム製の2種類を用意すると便利です。プラスチック製は空気を抜くのに、ゴム製は端を綺麗に仕上げるのに役立ちます。
  • ローラー:壁紙を密着させるために使用します。
  • マスキングテープ:余分な糊が付着するのを防ぎます。
  • メジャー:正確な採寸に必要です。
  • はさみ:壁紙をカットする際に使用します。 鋭利な刃のはさみを選びましょう。
  • バケツ:糊を混ぜるためのバケツ。
  • 脚立:高い位置の壁紙を貼る際に必要です。安全に作業できる高さの脚立を選びましょう。
  • 作業用手袋:糊で手が汚れるのを防ぎます。
  • 古新聞やビニールシート:床を保護するために使用します。
  • スプレーボトル:糊付け後の壁紙の乾燥を防ぐために使用します(必要に応じて)。

1-3. 事前準備のチェックリスト

  • 壁の汚れや剥がれをきれいに落とす
  • 古い壁紙を剥がす(必要に応じて)
  • 壁の補修をする(必要に応じて)
  • コンセントやスイッチプレートを外す
  • 作業スペースを確保する
  • 換気を確保する

2. 壁紙の張り替え作業工程

いよいよ張り替え作業です。手順を丁寧に進めていきましょう。

2-1. 古い壁紙の除去

既存の壁紙がある場合は、剥がす必要があります。ヘラやスクレーパーを使って丁寧に剥がしていきます。 頑固な壁紙は、水を含ませたスポンジで湿らせると剥がれやすくなります。 ただし、下地を傷つけないように注意しましょう。

2-2. 下地処理

古い壁紙を剥がした後、壁の表面をきれいに清掃し、下地処理剤を塗布します。 これにより、新しい壁紙の接着性を高め、仕上がりが美しくなります。 下地処理剤はホームセンターで購入できます。

2-3. 壁紙のカットと糊付け

壁紙を必要なサイズにカットし、糊を塗布します。 糊の塗り方は、壁紙の種類によって異なりますので、パッケージの指示に従いましょう。 糊が均一に塗布されているか確認しましょう。

2-4. 壁紙の貼り付け

カットし糊付けした壁紙を、壁に丁寧に貼り付けていきます。 ヘラを使って空気を抜きながら、シワや気泡が入らないように注意しましょう。 上から下へ、中央から端に向かって貼っていくのがコツです。

2-5. 余分な部分のカット

壁紙を貼り終えたら、余分な部分を丁寧にカットします。 カッターナイフを使用する際は、下地を傷つけないように注意しましょう。

2-6. 仕上げ

ローラーを使って壁紙全体を圧着し、しっかり密着させます。 最後に、コンセントやスイッチプレートを元に戻し、清掃して作業完了です。

3. よくあるトラブルと解決策

壁紙張り替えでよくあるトラブルとその解決策をご紹介します。

3-1. 気泡ができる

ヘラでしっかりと空気を抜くことが重要です。 気泡ができてしまった場合は、針で小さな穴を開け、ヘラを使って空気を抜いてください。

3-2. シワができる

壁紙を貼る前に、十分に糊を馴染ませることが大切です。 シワができてしまった場合は、再度剥がして貼り直す必要があります。

3-3. 壁紙が剥がれる

下地処理が不十分な場合や、糊の量が足りない場合に起こりやすいです。 下地処理をしっかり行い、糊を十分に塗布しましょう。

4. プロに依頼する場合

DIYに自信がない場合や、大規模な張り替えの場合は、プロの業者に依頼することを検討しましょう。 プロは、適切な材料選びから施工まで、丁寧に作業を進めてくれます。 見積もりを取ってから、依頼することをおすすめします。

5. 賃貸物件の場合

賃貸物件で壁紙を張り替える場合は、必ず大家さんや管理会社に許可を取りましょう。 また、退去時の原状回復についても確認しておきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)