壁紙の寿命と張り替え時期|20年持つのは良い方?費用や選び方も解説

壁紙を張り替えるのは20年持ったら、良い方ですか。

壁紙の寿命は?20年持つのは良い方?

壁紙の寿命は、使用状況や種類によって大きく異なりますが、一般的には5~10年と言われています。 20年も持つのは、確かに良い方と言えるでしょう。 長持ちする要因としては、以下の点が考えられます。

* 高品質な壁紙を使用している:耐久性が高い素材や、汚れに強い加工が施された壁紙は、長持ちしやすいです。
* 適切な施工が行われた:下地処理がしっかり行われ、丁寧に施工された壁紙は、剥がれや傷みが少なく、寿命が長くなります。
* 日当たりや湿気が少ない場所:直射日光や湿気が少ない場所であれば、壁紙の劣化が遅くなります。
* 丁寧なメンテナンス:こまめな清掃や、汚れをすぐに落とすことで、壁紙の寿命を延ばすことができます。

しかし、20年も使用していれば、経年劣化による色あせや汚れ、剥がれなどが目立ちはじめている可能性があります。 単に「持つ」だけでなく、見た目や機能性も考慮して張り替え時期を検討することが大切です。 例えば、以下のような状態であれば、張り替えを検討する時期かもしれません。

* 壁紙の色あせや黄ばみが目立つ
* 汚れが落ちにくくなっている
* 壁紙の表面に剥がれや傷みがある
* 壁紙の柄が古く感じられる
* 新しいインテリアスタイルに合わない

壁紙張り替えの費用は?

壁紙の張り替え費用は、使用する壁紙の種類、施工面積、施工業者によって大きく異なります。 一般的には、㎡あたり1,000円~3,000円程度が相場と言われています。 ただし、特殊な壁紙を使用したり、下地処理に手間がかかったりする場合、費用は高くなる可能性があります。

例えば、6畳の部屋の場合、壁の面積は約18㎡です。 ㎡あたり2,000円とすると、壁紙代だけで36,000円になります。 これに、施工費用や材料費(糊など)が加わるため、合計で5万円~10万円程度かかるケースが多いでしょう。 正確な費用を知るには、複数の業者に見積もりを取ることが重要です。

壁紙選びのポイント

壁紙を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. デザインと色

* 部屋の雰囲気:部屋の用途やインテリアスタイルに合ったデザインと色を選びましょう。 例えば、リビングルームなら明るく開放的な雰囲気、寝室なら落ち着いた雰囲気の壁紙がおすすめです。
* 色の効果:色は人の心理に影響を与えます。 例えば、ベージュは落ち着きと温かみのある空間を演出します。 他の色との組み合わせも考慮しましょう。
* 柄の種類:無地、ストライプ、花柄など、様々な柄があります。 部屋の広さや家具とのバランスを考えて選びましょう。

2. 機能性

* 耐久性:長持ちする壁紙を選びたい場合は、耐久性の高い素材を選びましょう。 ビニールクロスや織物クロスなど、様々な素材があります。
* 防汚性:汚れがつきにくい加工が施された壁紙は、お手入れが簡単です。 特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、防汚性の高い壁紙がおすすめです。
* 撥水性:水に強い壁紙は、キッチンや洗面所など、水を使う場所におすすめです。

3. 価格

* 予算:予算に合わせて壁紙を選びましょう。 価格帯は幅広く、数百円/㎡から数千円/㎡のものまであります。

4. 環境性能

* VOC(揮発性有機化合物):シックハウス症候群の原因となるVOCの放出量が少ない壁紙を選びましょう。 F☆☆☆☆(フォースター)規格の壁紙がおすすめです。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「壁紙は部屋全体の印象を大きく左右する重要な要素です。 20年も使ってきた壁紙であれば、新しい壁紙に張り替えることで、部屋が生まれ変わるような新鮮な気持ちになれるでしょう。 張り替えを検討する際には、部屋の用途やインテリアスタイル、そして自分の好みをしっかりと把握し、複数のサンプルを見て比較検討することが大切です。」とのことです。

まとめ:壁紙の張り替え時期を判断し、快適な空間を手に入れよう

壁紙の寿命は5~10年ですが、20年も使用できたのは素晴らしいことです。 しかし、経年劣化による問題が出てきたり、インテリアスタイルを変えたい場合は、張り替えを検討しましょう。 費用や選び方のポイントを理解し、快適な空間を実現してください。 複数の業者に見積もりを取り、専門家の意見も参考にしながら、最適な壁紙を選び、素敵な空間を創り上げてください。

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