壁紙の上から塗れる漆喰とナチュラルな仕上がりを実現する塗り方

漆喰の壁にしたいのですが、壁紙の上から塗れる漆喰ってありますか?漆喰を塗る際、スポンジやこて等塗り方はさまざまありますが、乾いたときに一番ナチュラルな仕上がりな塗り方はどんな塗り方ですか?私のお部屋の雰囲気はナチュラル系です。お勧めのお勧め漆喰や塗り方で注意することなどありましたら、重ねて教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

壁紙の上から塗れる漆喰の種類と選び方

はい、壁紙の上から塗れる漆喰はあります。ただし、すべての壁紙の上から塗れるわけではなく、下地処理が重要になります。 壁紙の種類や状態によっては、剥がれやひび割れが発生する可能性があるため、事前にしっかりと確認する必要があります。

塗れる漆喰を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 接着力:壁紙への密着度が高いものを選びましょう。商品パッケージに「壁紙の上から施工可能」と明記されているものを選ぶのが安心です。中には、下地処理剤の使用を推奨している製品もあります。
  • 透湿性:漆喰は呼吸する素材として知られていますが、その特性を活かすためには、透湿性の高い漆喰を選ぶことが重要です。湿気を逃がすことで、カビや結露の発生を抑える効果が期待できます。
  • 成分:天然素材を多く含む漆喰を選ぶことで、より自然な風合いと健康的な室内環境を実現できます。ただし、天然素材の割合が多いと価格が高くなる傾向があります。
  • 色:ナチュラルな雰囲気にしたいとのことですので、白やオフホワイトなどの淡い色味がおすすめです。 漆喰は自然な色ムラが出やすいので、それが逆にナチュラルな雰囲気を演出します。

おすすめの漆喰

具体的な商品名は、アフィリエイトサイトの特性上、ここでは控えさせていただきますが、「壁紙の上から塗れる漆喰」や「自然素材漆喰」といったキーワードでインターネット検索すれば、様々な商品を見つけることができます。 各商品の仕様や口コミなどを比較検討し、ご自身の状況に最適なものを選んでください。

ナチュラルな仕上がりを実現する塗り方

漆喰の塗り方は、使用する道具や塗り方によって仕上がりが大きく変わります。スポンジ、コテ、ローラーなど様々な道具がありますが、ナチュラルな仕上がりを目指すなら、コテ塗りがおすすめです。

コテ塗りの手順とポイント

  1. 下地処理:既存の壁紙が剥がれやすい場合は、剥がして下地を補修します。 その後、シーラーを塗布して、漆喰の吸い込みを均一にし、密着性を高めます。これは非常に重要です。
  2. 漆喰の調合:パッケージの指示に従って、漆喰を水で丁寧に練り混ぜます。ダマが残らないように、時間をかけて混ぜることが大切です。練り混ぜが不十分だと、仕上がりにムラが出やすくなります。
  3. 塗り方:コテに適量の漆喰を取り、壁面に薄く塗り広げます。 一度に厚塗りせず、数回に分けて塗り重ねることで、より自然な風合いになります。 力を入れすぎず、軽く滑らせるように塗るのがポイントです。 コテの角度や圧力を変えることで、様々な表情を出すことができます。
  4. 乾燥:漆喰は乾燥する際にひび割れやすいので、直射日光を避け、風通しの良い場所で乾燥させましょう。 乾燥時間は気温や湿度によって異なりますが、数日かかる場合もあります。
  5. 仕上げ:完全に乾燥したら、必要に応じて研磨して表面を滑らかにします。 研磨しすぎると、自然な風合いが失われるので、ほどほどにしましょう。

その他の塗り方

スポンジで塗ると、よりラフで素朴な風合いになります。ローラーを使うと、比較的均一な仕上がりになりますが、ナチュラルな雰囲気を出すには不向きです。

ナチュラル系インテリアに合う漆喰の色

ナチュラル系インテリアには、白やオフホワイト、ベージュなどの淡い色がおすすめです。 これらの色は、どんな家具や小物とも合わせやすく、空間を広く見せる効果もあります。 また、漆喰本来の自然な色ムラを楽しむことで、より奥行きのある空間を演出できます。

漆喰塗りの注意点

  • 下地処理の重要性:下地処理を怠ると、漆喰が剥がれたり、ひび割れたりする原因になります。 しっかりとした下地処理を行うことが、美しい仕上がりと耐久性を確保する上で不可欠です。
  • 乾燥時間の確保:漆喰は乾燥に時間がかかります。 乾燥途中で触ったり、急激な温度変化を与えないように注意しましょう。
  • 換気:漆喰を塗る際は、十分な換気を心がけましょう。 乾燥を促進するだけでなく、健康面にも配慮できます。
  • 専門業者への依頼:DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。 専門業者であれば、適切な下地処理や塗り方を行い、美しい仕上がりを実現できます。

まとめ

壁紙の上からでも塗れる漆喰は存在し、ナチュラルなインテリアを目指すならコテ塗りで、薄く数回に分けて塗ることで、自然な風合いを実現できます。 ただし、下地処理や乾燥など、注意すべき点もいくつかあります。 DIYに挑戦する際は、これらの点をしっかりと理解し、安全に作業を進めてください。 自信がない場合は、専門業者に依頼するのも良い選択肢です。

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