壁紙のへこみ、どうすれば?賃貸・持ち家別対処法とDIY補修ガイド

物をぶつけて部屋の一センチ四方深さ一センチほど壁紙がへこんでしまった場合、どこに連絡してきてなおしてらもらえばいいですか?あるいは自分で直したければどうすればいい?

賃貸住宅の場合:まずは大家さんまたは管理会社へ連絡!

壁紙のへこみは、賃貸住宅では大家さんまたは管理会社に連絡することが最優先です。契約内容によっては、修繕の義務が大家さんにある場合が多いからです。連絡する際には、以下の点を明確に伝えましょう。

  • へこんだ場所(部屋番号、位置など)
  • へこみの大きさ(今回の例では1cm四方、深さ1cm)
  • 発生状況(どのような状況でへこんだのか)
  • 写真や動画の添付(証拠として非常に有効です)

連絡方法としては、電話やメール、管理会社のポータルサイトなど、契約で指定されている方法を利用しましょう。連絡後、迅速な対応を期待しましょう。しかし、状況によっては、修繕に時間がかかる場合もあります。その場合は、仮の対処法として、へこんだ部分を目立たなくする工夫を検討しても良いでしょう。例えば、家具を配置して隠す、あるいは、同じ色の壁紙用補修材で一時的に補修するなどです。

ただし、勝手に修理を行うと、費用負担を求められる可能性があるので注意が必要です。必ず大家さんまたは管理会社と相談の上、対応しましょう。

持ち家・分譲マンションの場合:自分で直すか業者に依頼するか

持ち家や分譲マンションの場合は、自分で修理するか、業者に依頼するかを選択できます。

自分で直す場合:DIY補修に挑戦!

小さなへこみであれば、DIYで補修することも可能です。必要な材料と手順は以下の通りです。

必要な材料

* 壁紙の補修材(壁紙の種類に合ったものを使用しましょう。ホームセンターで入手可能です。)
* ヘラ
* ハサミ
* 糊
* 湿らせた布

手順

1. へこんだ部分をきれいに清掃します。汚れやほこりを湿らせた布で丁寧に拭き取ります。
2. 補修材を準備します。へこんだ部分よりも少し大きめにカットします。
3. 糊を塗布します。補修材の裏面に糊を均一に塗布します。
4. へこんだ部分に貼り付けます。ヘラを使って、空気が入らないように丁寧に貼り付けます。
5. 余分な部分をカットします。カッターなどで余分な部分を切り取ります。
6. 乾燥させます。完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は、使用する補修材によって異なりますので、パッケージの指示に従いましょう。

ポイント:壁紙の柄を合わせることは難しいので、目立たない場所に補修材を貼ることをおすすめします。また、補修材の色が壁紙の色と完全に一致しない場合もありますので、近似色を選ぶようにしましょう。

業者に依頼する場合:プロの技術で完璧な仕上がりを

DIYに自信がない場合や、より完璧な仕上がりを求める場合は、壁紙の修繕業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼するメリットは、プロの技術で綺麗に仕上がること、そして、保証が付く場合があることです。業者を探す際には、インターネット検索や口コミサイトなどを利用し、信頼できる業者を選びましょう。費用は、へこみの大きさや場所、業者によって異なりますので、事前に見積もりを取ることが重要です。

専門家の視点:壁紙の素材と補修方法

壁紙には様々な素材があり、それぞれ適切な補修方法が異なります。例えば、ビニール壁紙は比較的補修が容易ですが、クロス壁紙は専門的な技術が必要となる場合があります。自分で補修する前に、壁紙の種類を確認し、適切な補修材を選ぶことが重要です

また、へこみが大きい場合や、自分で補修しても綺麗に仕上がらない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。プロの技術によって、元の状態に近づけることが可能です。

まとめ:状況に応じて適切な対応を

壁紙のへこみは、賃貸住宅と持ち家では対応が異なります。賃貸住宅の場合は、まず大家さんまたは管理会社に連絡し、指示を仰ぎましょう。持ち家や分譲マンションの場合は、DIYで補修するか、業者に依頼するかを選択できます。どちらを選択するにしても、状況を正確に把握し、適切な対応をすることが重要です。

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