壁掛けクーラーの風向き調整:左右45度以上の風向き変更を実現する方法

クーラーの風の向きを、左右に変える良い方法はありませんか? 壁掛け式のクーらーなのですが、壁の向きと部屋の配置の関係で、もっとも冷気を送りたい場所に風がいきません。 冷気の吹き出し方向から、45度以上も左へ冷気が行くようにしたいのです。 吹き出し方向を上下に変える器具は市販されているようですが、左右に大きく変えることができる器具は見当たりません。 どなたか、こういう場合の良い対処法をご存知でしたら、お教え願います。 (クーラーの設置方向を変える、などの方法はとれません) (また、美観を著しく損なうような、段ボールで羽を作る、なども不可です) どうぞうよろしくお願いいたします。

壁掛けクーラーの風向き調整の難しさ

壁掛けエアコンは、設置場所が限られるため、風の向きを自由に調整することが難しい点が課題です。上下方向の調整は比較的容易な一方で、左右方向、特に45度以上の大きな角度変更は、市販の調整器具だけでは対応できないケースが多いのが現状です。今回の質問のように、理想的な冷風を部屋全体に届けるためには、工夫が必要になります。

左右45度以上の風向き変更を実現するための解決策

ご要望の「左右45度以上の風向き変更」を実現するためには、いくつかの方法が考えられます。以下に、美観を損なわず、かつ設置場所の変更が不要な解決策を提案します。

1. 風向調整板の活用と工夫

市販されているエアコンの風向調整板は、上下方向の調整が主ですが、工夫次第で左右方向への風向き調整も可能です。

  • 複数の風向調整板を組み合わせる: 上下調整用の風向調整板を複数購入し、工夫して組み合わせることで、風の流れをある程度左右に誘導できます。例えば、一つは水平に、もう一つは少し角度をつけて設置することで、風の流れを調整できます。ただし、この方法は、風の流れを完全に制御することは難しく、ある程度の試行錯誤が必要となるでしょう。
  • 自作の風向調整板を作成する: 市販品に満足できない場合は、アクリル板や薄い木材などを利用して、自作の風向調整板を作成することも可能です。デザイン性にも配慮し、インテリアに調和するような素材や色を選ぶことが大切です。ただし、自作する場合は、安全面にも配慮し、エアコンの性能を損なわないように注意が必要です。
  • 反射板の活用: 風の流れを反射させるための反射板を設置することで、風の向きを変えることができます。アルミホイルなどを利用して簡易的に作成することも可能ですが、より効果的な反射を実現するためには、光沢のある素材を使用することをお勧めします。ただし、反射板を設置する際には、エアコンの吸気口を塞がないように注意が必要です。

2. エアコンの設置位置の見直し(可能な範囲で)

設置場所の変更は不可能とのことですが、わずかな調整で効果が得られる場合があります。

  • わずかな角度調整: 壁掛けエアコンの取り付け金具によっては、わずかな角度調整が可能な場合があります。取り付け金具を確認し、説明書をよく読んで、可能な範囲で角度を調整してみましょう。ほんの数度の調整でも、風の向きに変化が現れることがあります。

3. 部屋のレイアウト変更による改善

エアコンの設置位置を変更できない場合、部屋のレイアウトを変更することで、冷風の流れを改善できる可能性があります。

  • 家具の配置変更: 家具の配置を変えることで、冷風が部屋全体に効率的に行き渡るようにすることができます。例えば、大きな家具が冷風の流れを妨げている場合は、配置を変更することで改善できる可能性があります。特に、冷風を届けたい場所に障害物がないように配置を工夫しましょう。
  • カーテンやブラインドの活用: カーテンやブラインドは、冷気の逃げ道を遮断する役割を果たします。冷房効率を高めるために、カーテンやブラインドを適切に活用しましょう。特に、窓から冷気が逃げやすい場合は、遮光性の高いカーテンを使用することをお勧めします。

4. 専門家への相談

上記の解決策を試しても効果がない場合は、エアコンの専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、最適な風向調整方法や、より高度な解決策を提案してくれるでしょう。

インテリアとの調和

風向調整を行う際には、インテリアとの調和も大切です。自作の風向調整板を作る場合は、部屋の雰囲気に合った素材や色を選びましょう。例えば、木製の風向調整板は、自然な雰囲気の部屋に、金属製の風向調整板は、モダンな雰囲気の部屋に適しています。

また、市販の風向調整板を使用する場合は、デザイン性にも配慮し、部屋のインテリアに合うものを選びましょう。

まとめ

壁掛けエアコンの風向き調整は、設置場所の制約から難しい課題ですが、工夫次第で解決できる可能性があります。今回ご紹介した方法を参考に、快適な空間を実現してください。 専門家のアドバイスを受けることも有効な手段です。 快適な室内環境を手に入れるために、ぜひ試してみてください。

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