壁の穴を隠す!同じ壁紙を見つける方法とDIY補修術

部屋の壁に数カ所穴が空いています。その部分を隠す為に、壁紙を上から貼りたいと思うのですが、元々の壁紙と同じ壁紙を手に入れる方法はありますか?

賃貸物件や築年数の経った住宅では、壁に小さな穴や傷ができてしまうことはよくあることです。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、より起こりやすいトラブルと言えるでしょう。せっかくのインテリアも、壁の傷が目立つと台無しになってしまいますよね。そこで今回は、壁の穴を隠すために壁紙を貼りたいけれど、元の壁紙と同じものを探す方法や、もし見つからなかった場合の対処法について、詳しく解説します。

同じ壁紙を見つけるための方法

まず、理想としては元の壁紙と同じものを手に入れるのが一番です。しかし、築年数が経っている場合や、特殊なデザインの壁紙の場合、入手が難しいケースも少なくありません。では、どのように同じ壁紙を探せば良いのでしょうか?

  • 賃貸物件の場合:管理会社への相談
    賃貸物件の場合は、まず管理会社に連絡を取りましょう。多くの場合、修繕対応として壁紙の張り替えを行ってくれます。費用負担についても相談し、合意を得ることが重要です。場合によっては、同じ壁紙の在庫を持っている可能性もあります。
  • 購入物件の場合:残材の確認
    購入物件の場合は、リフォームや引っ越しの際に残った壁紙の端材がないか確認してみましょう。押入れやクローゼットの中に保管されている可能性があります。もし端材があれば、それをサンプルとして、ホームセンターや壁紙専門店に持ち込み、同じ壁紙を探してもらうことができます。
  • ホームセンターや壁紙専門店への相談
    残材が見つからない場合は、ホームセンターや壁紙専門店に相談してみましょう。写真やサンプルを持って行き、似たような壁紙を探してもらうことができます。専門スタッフは、色や柄、素材などを詳しく見て、最適な壁紙を提案してくれるでしょう。ただし、完全に同じ壁紙を見つけるのは難しい場合もあります。
  • インターネットでの検索
    インターネットで壁紙の画像検索を行うのも有効です。元の壁紙の写真を撮影し、画像検索で似たような壁紙を探してみましょう。メーカー名や商品名などが分かれば、さらに検索を絞り込むことができます。ただし、画像検索だけでは色の再現性に限界があるため、最終的には実物で確認することが重要です。

同じ壁紙が見つからない場合の対処法

様々な方法を試しても、元の壁紙と同じものを手に入れることが難しい場合もあります。そんな時は、以下の方法で穴を隠すことを検討してみましょう。

1. 似た色の壁紙で補修する

完全一致は難しくても、色や柄が近い壁紙を選んで補修する方法があります。元の壁紙と似た色合いの壁紙を選び、穴の部分だけを貼り替えることで、目立たなくすることができます。この方法では、壁紙の継ぎ目が目立たないように、柄の合わせ方や光の当たり方に注意することが重要です。ホームセンターや壁紙専門店では、専門スタッフが適切な壁紙選びや施工方法をアドバイスしてくれるでしょう。

2. 壁紙の上から貼れるリペアシートを使う

最近では、既存の壁紙の上から貼れるリペアシートも販売されています。様々な柄や色が揃っており、穴を隠すだけでなく、インテリアのアクセントとしても活用できます。手軽に貼ることができ、賃貸物件でも安心して使用できる点がメリットです。ただし、シートの素材や粘着力によっては、剥がす際に元の壁紙が一緒に剥がれてしまう可能性もあるため、事前にテストを行うことをおすすめします。

3. 絵やポスターで隠す

穴が目立つ場所であれば、絵画やポスター、写真などを飾って隠すのも有効な方法です。壁の傷を隠すだけでなく、インテリアのアクセントとなり、お部屋の雰囲気をより良くすることができます。ただし、穴の位置や大きさによっては、適切なサイズの絵やポスターを選ぶ必要があります。

4. 専門業者に依頼する

自分で補修するのが難しい場合や、完璧な仕上がりを求める場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、適切な壁紙を選び、綺麗に施工してくれるため、仕上がりの美しさにこだわることができます。費用はかかりますが、仕上がりの満足度が高いというメリットがあります。

専門家の視点:壁紙選びと施工のコツ

インテリアコーディネーターの山田先生に、壁紙選びと施工についてアドバイスをいただきました。

「壁紙選びでは、光の当たり方や部屋の雰囲気を考慮することが重要です。例えば、北向きの部屋は、明るい色を選ぶことで、部屋を明るく見せることができます。また、施工の際には、壁紙の柄を合わせるだけでなく、継ぎ目の処理にも注意しましょう。綺麗に仕上げるためには、専用の道具を使用し、丁寧に作業を行うことが大切です。自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。」

まとめ:壁の穴は適切な方法で美しく補修しよう

壁の穴を隠すために、元の壁紙と同じものを探すのは、必ずしも容易ではありません。しかし、今回ご紹介した方法を参考に、状況に合わせて最適な方法を選択することで、綺麗に補修することが可能です。DIYに挑戦する場合は、事前に手順をしっかり確認し、慎重に作業を進めましょう。それでも不安な場合は、専門業者に依頼するのも一つの手段です。大切なのは、お部屋の雰囲気を損なうことなく、快適な空間を保つことです。

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