壁の画鋲穴を目立たなくする方法と退去時の修繕について徹底解説

マンションの壁に画鋲で穴を開けてしまったのですが、目立たなくする方法はないでしょうか?また、画鋲の穴があると部屋から出て行くときに修繕代を請求されるのでしょうか?

画鋲穴を目立たなくする具体的な方法

賃貸マンションで壁に画鋲の穴を開けてしまった…そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。小さな穴でも、気になるものです。今回は、画鋲の穴を目立たなくする方法と、退去時の修繕について詳しく解説します。

1. 練り消しゴムで穴を埋める

最も手軽で簡単な方法が、練り消しゴムを使う方法です。練り消しゴムを穴に押し込み、壁の色に合わせたペンキやパテで補修することで、目立たなくすることができます。

  • 手順1:穴に練り消しゴムを押し込み、余分な部分を切り取ります。この時、穴より少し大きめに押し込むのがポイントです。
  • 手順2:壁の色に合ったペンキまたはパテを用意します。ホームセンターなどで簡単に購入できます。色選びが重要なので、壁の色見本を持参することをおすすめします。
  • 手順3:パテやペンキを練り消しゴムの上に薄く塗り、完全に乾燥させます。乾燥後、余分な部分を丁寧に削り取ります。
  • 手順4:仕上げに、壁全体を軽く拭いて、塗りムラを解消します。

この方法は、小さな穴であれば比較的簡単に目立たなくすることができます。ただし、大きな穴や深い穴には不向きです。

2. パテで穴を埋める

練り消しゴムよりも本格的な補修には、パテを使用します。ホームセンターなどで様々な種類のパテが販売されているので、壁の素材に合ったものを選びましょう。

  • 手順1:穴の周りをきれいに掃除します。ホコリや汚れがあると、パテがうまく付きません。
  • 手順2:パテをヘラなどで穴に塗り込み、平らにならします。この時、少し多めに塗ることで、乾燥後に凹凸が少なく仕上がります。
  • 手順3:完全に乾燥させます。乾燥時間はパテの種類によって異なりますので、パッケージの指示に従ってください。
  • 手順4:乾燥後、余分な部分をサンドペーパーで丁寧に研磨します。壁とパテの境目が目立たないように、丁寧に研磨することが重要です。
  • 手順5:仕上げに、壁の色に合ったペンキを塗り、完全に乾燥させます。

パテは練り消しゴムよりも強度があり、大きな穴にも対応できます。ただし、作業に多少の技術が必要になります。

3. 壁紙の張り替え

穴が大きく、上記の方法では目立たなくできない場合は、壁紙の張り替えを検討しましょう。賃貸マンションの場合、自分で壁紙を張り替えることは難しいので、管理会社に相談する必要があります。

退去時の修繕について

画鋲の穴は、退去時に修繕費用を請求される可能性があります。ただし、小さな穴であれば、請求されないケースも多いです。

1. 借主の責任

通常、故意または過失による損傷は借主の責任となります。画鋲の穴も、借主の行為によって生じた損傷であるため、原則として借主が修繕費用を負担する必要があります。

2. 管理会社への報告

退去の際には、必ず管理会社に現状を報告しましょう。事前に報告することで、修繕費用を軽減できる可能性があります。また、小さな穴であれば、そのままにしてもらえる可能性もあります。

3. 修繕費用の目安

修繕費用は、穴の大きさや数、壁の材質などによって異なります。小さな穴であれば、数百円から数千円程度ですが、大きな穴の場合は、数万円かかることもあります。

4. 専門家への相談

どうしても不安な場合は、不動産会社や専門家に相談しましょう。状況を説明することで、適切なアドバイスを受けることができます。

まとめ:小さな穴は早期対処が重要

画鋲の穴は、早期に対処することで、目立たなくすることができます。小さな穴であれば、練り消しゴムやパテで簡単に補修できます。しかし、大きな穴の場合は、壁紙の張り替えが必要になることもあります。退去時の修繕費用を心配する場合は、管理会社に相談しましょう。

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