壁の傷をDIYで修復!費用を抑えて美しく直す方法

喧嘩をした時、部屋の壁に縦長の傷とへこみができてしまいました。縦15cmほどの三日月みたいな傷です。修理をしたいのですが、修理費用ってどれくらいでしょう?

壁の傷の修理費用:プロに依頼する場合とDIYの場合

壁にできた縦15cmの三日月型の傷の修理費用は、状況によって大きく異なります。プロの業者に依頼する場合は、傷の大きさ、種類、使用する材料、作業時間などによって費用が変動します。一般的に、クロス張替えの場合、1㎡あたり5,000円~10,000円程度、プラス出張費などがかかります。小さな傷であれば、部分補修で済む場合もありますが、15cmと比較的大きい傷なので、部分補修でも数千円から1万円程度はかかる可能性があります。 また、下地補修が必要な場合、さらに費用が上乗せされます。 へこみがある場合は、パテ処理などが必要になり、費用が高くなる傾向があります。

一方、DIYで修理する場合は、材料費のみで済むため、費用を大幅に抑えることができます。 ホームセンターで入手できる補修材を使えば、数百円から数千円で修理が可能です。ただし、DIYには技術と時間がかかります。仕上がりの美しさにも影響しますので、慎重に検討する必要があります。

DIYで壁の傷を修復する方法:具体的な手順と必要な材料

15cm程度の三日月型の傷であれば、DIYで修復することも可能です。以下に、具体的な手順と必要な材料をご紹介します。

1. 必要な材料と道具の準備

* パテ:壁の素材に合ったパテを選びましょう。石膏ボードであれば、石膏ボード用パテがおすすめです。
* ヘラ:パテを塗るためのヘラが必要です。金属製とプラスチック製がありますが、初心者にはプラスチック製が扱いやすいです。
* サンドペーパー:パテを研磨するために、細かい目のサンドペーパーを用意しましょう。#240~#400番程度が適しています。
* マスキングテープ:パテを塗る範囲を限定するために使用します。
* プライマー:パテと塗料の密着性を高めるために使用します。
* 塗料:壁の色に合った塗料を選びましょう。ホームセンターで調色サービスを利用することもできます。
* 刷毛またはローラー:塗料を塗るための刷毛またはローラーが必要です。
* バケツ:塗料を混ぜるためのバケツ。
* 雑巾:汚れを拭き取るための雑巾。
* 養生シート:床や家具などを汚さないように保護するために使用します。

2. 傷の清掃と下地処理

まずは、傷の周りの汚れやほこりを丁寧に拭き取ります。 へこみがある場合は、軽く湿らせたスポンジなどで優しく汚れを取り除きましょう。 傷口に付着している剥がれたクロスや塗料などは、ヘラやカッターナイフなどで丁寧に除去します。

3. パテによる補修

ヘラを使って、傷の部分にパテを埋め込みます。 パテは少しずつ塗り重ね、完全に傷を埋めるようにします。 表面を平らに仕上げるために、ヘラで丁寧に均します。 パテが乾くまで、数時間放置します。

4. 研磨

パテが完全に乾いたら、サンドペーパーを使って表面を研磨します。 最初は粗めのサンドペーパーで、徐々に細かいサンドペーパーに替えて研磨することで、滑らかな表面に仕上げることができます。 研磨後は、雑巾で丁寧に粉塵を取り除きます。

5. プライマーの塗布

パテを研磨した部分に、プライマーを塗布します。 プライマーは、パテと塗料の密着性を高める役割を果たします。 乾くまで数時間待ちましょう。

6. 塗料の塗布

プライマーが乾いたら、壁の色に合った塗料を塗布します。 薄く数回に分けて塗ることで、ムラなく綺麗に仕上がります。 塗料が乾くまで、十分に時間を取りましょう。

7. 完成

塗料が完全に乾いたら、マスキングテープを剥がして完成です。 綺麗に修復できていることを確認しましょう。

プロに依頼する場合のポイント

プロに依頼する場合は、複数の業者に見積もりを取って比較することが重要です。 また、業者の実績や評判などを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。 契約前に、作業内容や費用についてしっかりと確認し、不明な点があれば質問するようにしましょう。

まとめ:費用と手間を比較して最適な方法を選択

壁の傷の修理は、DIYでもプロに依頼しても可能です。 DIYは費用を抑えられますが、技術と時間がかかります。 プロに依頼する場合は費用は高くなりますが、仕上がりが綺麗で、短時間で完了します。 ご自身のスキルや時間、予算などを考慮し、最適な方法を選択してください。 今回ご紹介したDIY方法を参考に、まずは挑戦してみるのも良いかもしれません。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)