壁のカビ、異臭、チョウバエ…住まいの深刻な問題と解決策

壁の中にカビが・・・異臭とチョウバエの発生に困っています。対策・解決方法を教えて下さい。 ここ1年ほど・・・家族の不仲により、マンションの家の壁に10数ヶ所穴が空く。 ↓ 8月初旬・・・チョウバエの発生と壁の穴から異臭 ↓ 8月中旬・・・異臭は壁の穴からだけでなく、洗面所の床あたりやトイレからもすると気がつく。 ↓ 9月頭・・・水漏れが発覚。 ↓ 9月中旬・・・お風呂系統の給水管にピンホールがあるらしく、給水管2本を取り替える。 ↓ ここ2、3日・・・部屋の壁の外見にふやけたような、ぼつぼつが発生。カビ臭い。壁の穴近くに出来ている。 お恥ずかしながら、我が家は家族仲が悪く、 ここ1年くらいの間に家の壁中に穴が空いてしまいました。 (直径50cm~1mくらいの穴が3箇所、その他5cmほどの穴が10箇所近くも空いております・・・) その壁の穴から異臭がします。 息がつまるような臭いです。 最初は壁が石膏ボードか何かで出来ていて、その臭いかな? と思っていたのですが、壁の穴から崩れてきたかけらを拾ってみたら、 緑色のカビがこんもり付いていました。 中を覗き込むと、カビだらけのようです。 さらに、この臭いは洗面所の床の水の管あたりや、 トイレの床の便器との接合部あたりからもすると気付きました。 また、汚い話で恐縮ですが、 8月頃からチョウバエも発生していて、部屋中にいます。 一日家にいると、多い日は10匹以上叩いて殺すハメになります・・・。 チョウバエは人の粘膜に寄生してハエ症を引き起こすこともあるらしく、 どうにか退治しなければと思っております。 ですが、排水口に薬を撒いても効き目は感じられません。 上記のように異臭とチョウバエに悩んでいたところ、 我が家の給水管が水漏れしていることが発覚。 工事をし、お風呂系統の給水管を2本替えました。 その際に、工事をしてくださった業者さんに、異臭の話しを伝えたところ、 原因はふたつ考えられると言われました。 ①水漏れしていた床内部にカビが発生しているため(実際にカビが発生していました) ②排水管の臭い予防の弁となっているゴムが劣化しているため ①が原因の臭いなら、工事をしたあとは臭いが少しずつ消えると言われました。 ひとまず水漏れがなくなってほっとしたのですが、 その日から3日後くらいに、 壁に不気味なふやけたようなぶつぶつを発見しました。 だんだんそれは日増しに増えて、部屋中の壁が崩れ落ちそうです。 臭いもすごく、吐き気もしてきます。 どうすればいいでしょうか。

深刻な状況:カビ、異臭、チョウバエ、そして壁の損傷

ご自宅で発生している問題は、深刻な状況です。壁の穴、カビの発生、異臭、チョウバエの大量発生、そして壁のふやけ…これらは単独の問題ではなく、互いに関連し合い、悪化を招いている可能性が高いです。放置すると健康被害や建物の構造的な損傷につながるため、早急な対策が必要です。

問題の原因と可能性

ご指摘の通り、水漏れの修理は重要な一歩でしたが、問題はそれだけではないようです。現状を分析すると、以下の原因が考えられます。

1. 水漏れによるカビの繁殖と異臭

給水管の水漏れは、壁内部や床下に水分が浸透し、カビの大量繁殖を引き起こしたと考えられます。緑色のカビは、特に湿気が多く、温度が高い場所で繁殖しやすい種類です。このカビが、異臭の原因の一つとなっています。

2. 排水管の劣化と異臭

排水管のゴムパッキンの劣化は、下水道の悪臭が侵入する原因となります。洗面所やトイレからの異臭は、この劣化が原因の可能性が高いです。

3. カビによるチョウバエの発生

チョウバエは、湿った有機物を餌とします。カビの繁殖によって発生した有機物が、チョウバエの大量発生を招いていると考えられます。

4. 壁の損傷と二次被害

壁に空いた穴は、湿気の侵入経路となり、カビの繁殖を加速させます。さらに、壁のふやけは、内部の構造材が腐食し始めている可能性を示唆しています。

具体的な解決策とステップ

問題解決には、専門家の協力を得ることが不可欠です。以下のステップで対処しましょう。

ステップ1:専門家への相談

まずは、以下の専門家に相談することをお勧めします。

* **建築業者:** 壁の損傷状況の調査、修理方法の提案、見積もり作成
* **害虫駆除業者:** チョウバエ駆除、再発防止策の提案
* **カビ対策業者:** カビの除去、原因究明、再発防止策の提案

複数の専門家に相談し、それぞれの意見を比較検討することで、最適な解決策を見つけ出すことができます。

ステップ2:原因究明と調査

専門家は、壁や床下、排水管などを調査し、問題の原因を特定します。内視鏡カメラなどを用いて、壁内部の状態を詳しく調べることが重要です。

ステップ3:カビの除去と乾燥

カビは、専門業者に依頼して除去してもらいましょう。単に表面を拭くだけでは不十分で、壁内部にまで浸透している可能性があります。除去後には、十分に乾燥させる必要があります。除湿機や換気扇などを活用し、湿気を除去しましょう。

ステップ4:壁の修理

壁の穴やふやけた部分の修理は、建築業者に依頼しましょう。石膏ボードの交換、断熱材の交換などが必要になる可能性があります。

ステップ5:排水管の修理・交換

排水管のゴムパッキンが劣化している場合は、交換が必要です。悪臭の発生を防ぐために、定期的な点検とメンテナンスも重要です。

ステップ6:チョウバエ対策

チョウバエの駆除は、害虫駆除業者に依頼しましょう。排水口の清掃、殺虫剤の使用など、再発防止策も検討しましょう。

予防策:再発防止のために

問題を解決した後も、再発防止策を講じる必要があります。

* **定期的な換気:** 湿気をため込まないよう、こまめな換気を行いましょう。
* **除湿対策:** 除湿機を使用したり、湿気対策に優れた建材を使用したりするなど、湿気を抑制する対策を講じましょう。
* **排水管の定期点検:** 排水管の詰まりや劣化がないか、定期的に点検しましょう。
* **清掃の徹底:** 定期的な清掃により、カビや害虫の発生を防ぎましょう。

専門家の視点:早期対応の重要性

建築士の視点から言いますと、今回のケースは、水漏れを放置したことで深刻な状況に発展しています。早期発見、早期対応が非常に重要です。小さな異常にも気づいたら、すぐに専門家に相談することをお勧めします。放置すればするほど、修理費用が高額になり、健康被害のリスクも高まります。

まとめ

今回の問題は、水漏れ、カビ、異臭、チョウバエと複数の問題が複雑に絡み合っています。専門家の力を借り、原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。早急な対応で、安全で快適な住環境を取り戻しましょう。

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