壁のひび割れと修理費用について徹底解説!壁紙の剥がれと補修方法

家の壁を蹴ってひびが入りました。部屋を仕切っている壁です。壁紙が割れてしまい触ると中のものがポロポロこぼれてきます。これは何がこぼれてるんですか?修理しなければならないですか?修理費はいくらになるんでしょう。

壁のひび割れからこぼれるものとは?

壁を蹴ってひびが入ってしまったとのこと、大変でしたね。触るとポロポロと落ちてくる物質は、おそらく下地材の一部です。壁の構造は、一般的に以下のようになっています。

  • 仕上げ材:壁紙、塗装など。見た目の仕上げを担います。
  • 下地材:石膏ボード、ベニヤ板など。仕上げ材を支える役割を果たします。石膏ボードの場合、内部には石膏と紙が使用されています。
  • 構造材:柱、間柱など。建物の骨組みを構成します。

あなたが触ってポロポロと落ちてくるのは、石膏ボードの石膏成分や、壁紙の接着剤が混ざったものだと考えられます。 石膏ボード自体が破損している可能性も高いです。部屋を仕切っている壁であれば、構造上重要な部分である可能性もあります。

修理は必要?放置するとどうなる?

はい、修理は必要です。放置すると以下の様な問題が発生する可能性があります。

  • 見た目:ひび割れが目立つだけでなく、ポロポロと落ちてくる下地材は、見た目にも美しくありません。また、そこからカビやダニが発生する可能性も。
  • 強度低下:下地材の損傷は、壁の強度を低下させます。地震などの際に、被害が拡大するリスクも高まります。
  • 断熱性・遮音性の低下:ひび割れによって、断熱性や遮音性が低下する可能性があります。冬場の寒さ対策や、隣室からの騒音対策にも悪影響を及ぼすでしょう。
  • 害虫の侵入:ひび割れは、害虫の侵入経路にもなりかねません。

特に、部屋を仕切っている壁の場合は、構造的な問題に繋がる可能性も考慮する必要があります。早めの修理がおすすめです。

修理費用はどのくらい?

修理費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 損傷の程度:ひび割れの大きさや深さ、下地材の破損範囲によって費用は大きく変わります。小さなひび割れであれば比較的安価で済む場合もありますが、大きな破損の場合は、ボードの交換が必要となり高額になる可能性があります。
  • 使用する材料:壁紙の種類や品質、下地材の種類によって費用が変わります。高級な壁紙を使用すれば、当然費用は高くなります。
  • 業者選び:業者によって料金体系や技術レベルが異なります。複数の業者に見積もりを取って比較検討することが重要です。インターネットで「壁紙 張替え」「壁 修理」などで検索すると、多くの業者が見つかります。
  • 作業範囲:ひび割れ部分の修繕だけでなく、周辺部分の補修が必要になる場合もあります。その範囲によっても費用は変動します。

具体的な費用としては、小さなひび割れの補修であれば数千円〜数万円、下地材の交換が必要な場合は数万円〜数十万円かかる可能性があります。 大規模な修繕が必要な場合は、専門業者に相談し、見積もりを取ることが重要です。

修理方法と業者選びのポイント

自分で修理することも可能ですが、下地処理や適切な材料選び、技術が必要なため、専門業者に依頼することを強くおすすめします。

業者選びのポイント

  • 複数の業者に見積もりを取る:最低でも3社以上の業者に見積もりを取り、価格や内容を比較検討しましょう。
  • 施工実績を確認する:ホームページや口コミサイトなどで、業者の施工実績を確認しましょう。写真や動画があれば、より具体的なイメージが掴めます。
  • 保証内容を確認する:施工後の保証内容を確認しましょう。万が一、不具合が発生した場合でも安心です。
  • 対応の良さ:問い合わせへの対応や説明の分かりやすさなども考慮しましょう。信頼できる業者を選ぶことが重要です。

DIYでできる軽微な補修

小さなひび割れで、下地材の損傷が軽微な場合は、DIYで補修することも可能です。ホームセンターなどで売られているパテを使用して、ひび割れを埋めることができます。ただし、完全に修復するには専門的な知識と技術が必要なため、難しい場合は専門業者に依頼しましょう。

まとめ

壁のひび割れは、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。早めの修理が重要です。費用は損傷の程度や業者によって大きく異なりますが、まずは複数の業者に見積もりを取り、最適な方法を選択しましょう。 今回の経験を踏まえ、壁に物をぶつけないように注意し、安全な生活を送ってください。

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